10年で4,000万円貯めた男のエピソード
僕は社会人10年で4,200万円を貯めて、32歳の時にセミリタイアしました。
社会人2年目から投資を始めて、利益が1,100万円超。
社会人スタート時点では30万円ぐらいしかなく、10年間の収支は+3,000万円を超えていたことになります。
フツーの公務員(むしろ出世遅れがち)で、最後の年収も600万円に届いていません。
それでこれだけ貯められたのは、資産形成に全振りしたためで、その中での特異なエピソードを紹介したいと思います。
①就職前からセミリタイアが目標
学生時代のバイト経験等から、仕事ができないタイプなのは分かっていました。
人並みに仕事をするとか、結婚して家庭を持つみたいなことは99%無理と確信。
一方で節約力には自信があったので、「お金を貯めて、早めに辞められればいいな」と就職前からセミリタイアを目標にしていました。
ダイエーで1万円のスーツを揃え、就活の体裁で買った2,000円のビジネスバックと1,000円の腕時計。
新人研修中は同期達が連れ立ってランチに行くのを尻目に、基本1人で手作り弁当を食べる。
飲み会もなるべく誘われないようにそそくさと帰る。
最初からトップスピードで走り始めました。
②単月でも赤字は1回もなし
現役時代10年を振り返ってみると、単月でも赤字は1回もありませんでした。
最初の頃は給与も20万円そこそこで、高額出費があると、その月だけは赤字になってもおかしくありません。
最大のピンチは、社会人4年目で引越をした時。
手取りが21万円、引越の初期費用で10万円弱かかったし、通勤交通費1万円も計上していますが、約4万円も黒字になっています。
当時の家計簿
どんなことがあろうとも、黒字を死守してきました。
③年間交際費1万円
コミュ障、ドケチ、縁もゆかりも無い福岡なので、人付き合いが極めて希薄。
職場以外で人と接する機会がほぼないし、同僚とも時間外に会うことはありません。
こんな感じなので、交際費が年間でも1万円程だった年もあります。
2017年決算
フルタイムで仕事をしている社会人としては、かなり少ない部類に入ると思います。
もちろん、親族以外の冠婚葬祭に出席したことは1度もございません。
④月の食費5千円台
月の食費が1.5万円切っていて、先日驚きのコメントをいただきましたが。
全盛期は、年間の食費が6万円台。
2015年は67,136円で、月平均5,595円です。
2015年決算
外食はまずしないし、安い食材のみを買い、100%弁当持参でした。
肉、魚を食べていいのは夕食のみです。
⑤投資での失敗なし
個人投資家の中には、過去に1度や2度投資で失敗した人も多いと思いますが、僕はありません。
投資を始めてから14年間ずっとインデックス投資。
数十万円程度個別株をやったぐらいで、それもプラスにはなっています。
信用取引、FX、仮想通貨等の誘惑には目もくれず、インデックス一筋でやってきました。
振り返ると、一心不乱に資産形成に取り組んだ10年間でした。
とにかく、なるべくお金を使わないことだけを考えていました。
ストイックな生活に映るかもしれませんが、収支バランスを考え適度に使わないいけない今の生活よりも明らかに楽。
やろうと思えば、何の苦労もなくセミリタイアの前の生活に戻ることができます。
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