敗れた下関国際も素晴らしい
昨日のブログ記事では、仙台育園の甲子園優勝について書きました。
一方の敗れた山口・下関国際ですが、こちらも本当に素晴らしいと思ったので、ご紹介したいと思います。
2017年のインタビュー記事がこちら。
●「文武両道あり得ない」下関国際・坂原監督が野球論語る
以下、抜粋です。
・携帯電話は入部時に解約
・朝5時から遅い時は23時まで練習
・文武両道はあり得ない、大嫌い
・自主性というのは指導者の逃げ
・楽しい野球は嘘、楽しいわけがない
昨今の両立だ、何でも楽しんでだ、気合いや根性を否定する風潮に辟易しているので、こういう学校が躍進し、一石を投じたようで、大変望ましいことに感じます。
科学的にとか、楽しんでと言いますが、そんなの当たり前。
自分の好きなことを科学的に、楽しんでやっていても、一定のレベルにいけば、ほぼ間違いなく苦しい場面が出てきます。
そういう時に、強い気持ちで踏ん張れるかが、分かれ目になってくるのではないでしょうか?
あと、インタビュー通り、文武両道などマジでクソ。
シコシコ勉強なんかしてたら野球が上達しないし、高3の夏まで部活なんかやってるようじゃ難関大学には行けません。
もちろんできる子もいますが、文武両道なんか目指してたら才能の勝負になってしまいます。
自分の決めたことに全振りして、それ以外のことは捨てる。
辛いこと・嫌なことも出てくるけど、目標のために耐えるべきことは耐える。
他の例として、現在高校野球界を席巻している大阪桐蔭も、寮生活でスマホは禁止。
前智弁和歌山の髙嶋監督も、解説の中で向かっていく気持ちが大切だと盛んに言っていました。
多くのものを捨て、強い気持ちで努力して、成功体験を得ることは尊い。
そんなことを感じさせてくれた下関国際は、本当に素晴らしい。
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