2回ダメなら自分が悪い
日頃から、適性がない事柄や環境は、できるだけ避けるように心がけています。
大人になれば、多様な選択肢がある。
何としても成し遂げたい、それ自体が楽しいなら別ですが、適性がないことに拘っていても、時間と労力がもったいないだけ。
じゃあ適性は、どう判断するのか?
「2回ダメなら自分が悪い→適性がない」でいいんじゃないでしょうか。
例えば、バツ2の女がいるとします。
2回結婚に失敗した原因として、相手の男の浮気、借金、DV、酒癖等を挙げるかもしれません。
しかし、多くの人は「あなたにも原因があるんじゃないの」と思うはずです。
1回だけなら、本当に相手が悪かったのかもしれない。
真面目で温厚な人が、DV夫に豹変してしまうこともある。
ただ、2回はどうなのか・・・
相手を不快にさせる言動があった可能性もあるし、少なくてもそんな人を選ぶ眼力には問題があると言わざるをえない。
結論、あなたは結婚に向いてないって評価になる訳です。
客観的に見るとそうですが、いざ自分ごとになるとなかなか認めるのは難しい。
自分は間違ってないと思うし、人のせいにできれば短期的には気が楽。
しかし、自分の非を認めないといけない。
自分の例でいくと、新卒で最初に配属された職場で苦労しました。
次に異動した職場でもやっぱり苦労しました。
当初は、「何も知識のない状態でいってるんだから、もう少しじっくり教えてくれてもいいのに・・・」と不満に思っていました。
また「あそこは特殊な職場で、金村君には合わなかっただけだよ」と優しく慰めてくれる人もいました。
しかし、2度の職場でいずれも上手くいかなかった自分が悪い。
職場と言うのは教育機関ではないので、積極的に教えてもらえることはない。
すぐに理解する知能、答えを引き出す質問力、教えてあげたいと思わせる人間的魅力、少々分からなくても気しないテキトー力等々が、自分には欠けている。
まともな仕事で、気持ちよくやっていくのは、自分には無理だと分かりました。
悔しいし、情けないですが、この点を認められたことだけは救いでした。
セミリタイア達成に全力を注ぎ、適性のないことに苦しみ続けることを避けられたと思います。
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