なぜバイトは楽なのか?
学生時代はそれなりに大変だと思っていたバイトですが、1度普通に働いてから戻ってみると、「こんなに楽なのか!」と感じました。
そのため、当初計画よりもバイトを増やして、その分使う生活をしています。
では、なぜバイトは楽なんでしょうか?
難易度とか、嫌なら辞められるとか、色々な要素があるんですが。
僕が最もデカいと感じるのが、仕事の完成を求められない点です。
これを短く言うと、責任と表現されます。
仕事では勤務時間が決まっていますが、その時間働けばいいってわけではありません。
それに加えて、与えられた仕事を一定のクオリティーで終わらせることが当たり前となっています。
例えば、公務員時代にある補助金業務を担当していました。
申請書類をチェックして、不備がないことを確認。
それを専用システムに入力して、上司の決裁を取って、会計担当者に持ち込まないといけません。
これを5月25日までにやらないといけないとか、なっているわけです。
5月25日の終業時間になって、「マニュアル読みましたけど、よく分かりませんでした」とか「頑張ったけど、チェックが全部終わりませんでした」は許されません。
勤務時間関係なく、何としても終わらせるしかないの一択です。
しかし、バイトは違います。
勤務時間中に、能力的・時間的にできる範囲まで頑張ってやる。
ただそれだけで、あとは誰かが何とかしてくれます。
それが当たり前なので、よほどヒドい場合を除いて「は??」ともなりません。
確かにバイトでも、厳しいクレームを受けたり、一見正社員と同じような仕事をすることはある。
雑に扱われたり、3Kの最前線に立たされたりすることもあります。
しかし、まあ大したことはありません。
仕事の大変さの主要因は、完成を求められているか否かに尽きると思います。
完成を求められないので、大変だとしても時間中の有限だと最初から確定しています。
時間外でも無限に不安感が襲ってきたり、その心配をすることは皆無。
また組織でやる仕事は、仮に完成できない場合、自分1人が謝り倒せば済む話ではありません。
周囲に迷惑をかけるのがさらに辛いところ。
以上の通り、仕事とバイトは全く違うものであり、同じ括りで語ること自体が間違っている。
僕的には、完成が求められる仕事、特に組織でのものは死ぬほど嫌いで2度とやるつもりはありませんが、バイトは消費生活充実のためにちょくちょく入れていきたいと思っています。
- 関連記事
-
- バカな上司ってそんなに存在するんですか?
- なぜバイトは楽なのか?
- 勉強をやっていると仕事の厳しさを再認識する