モラルについて考えてみる
あくまでもお願いベースの外出自粛要請に代表されるように、最近モラルについて考える機会が多い気がします。
そこで今日は、そのモラルについての記事を書きたいと思います。
考える上で、象徴的な出来事がありました。
三密は絶対ダメと言われる中、国会議員がセク○ャバに行っていたのです。
しかもこの方は、安倍総理の会食の多さについて度々指摘していました。
当然大バッシングを受けたのですが、ぶっちゃけありがちなことだと考えています。
つまり、人は自分のことを簡単に棚に上げて体の良いことを言えるものだと。
東大→キャリア官僚→政治家という経歴を持ち、自制心があり、人からも信頼されていそうな人物でもこれです。
その辺のオッサンなら、もっと言動不一致がエグいのではないでしょうか。
自分には甘く、人には厳しい人が多いのは、仕事でも経験があります。
最初に教えてもらった時に、「この人はそんな細かい所にまで気を遣って仕事をしているのか」と感心することがありました。
しかし実際の成果を観察してみると、かなり言っていることと乖離がある。
だいぶ抜いているなという印象。
以上より、しれっとやることやっているのが普通であり、バカ正直に信じてはいけないというのが結論。
実際に守るべきモラルは、世間的に共有されているものより、1.5~2倍程広い認識です。
話半分に聞いておき、適度に自己チューぐらいでも、充分にモラルを守っている人になれるはず。
例えば、廃案になってしまった減収世帯への30万円支給。
「新型コロナの影響を受けて収入が減った生活困窮世帯が対象で、これに乗じてちゃっかり貰うなんでゲスい」と言うのが表面上のモラル。
ただ実際のところは、多少でもかすっていたら強引に受給するのが当たり前かと。
自分は困っていないから貰うのは違うとか思っていると、ただ税金の払い損になってしまいます。
モラルが大事なのは当たり前ですが、ネットやテレビで言われている絵空事のモラルには騙されないようにしたいものです。
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