『ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言』(田端 信太郎 著)の読書感想文
ぷあーきむさんからいただいた、以下に本を読んでみました。
「虚が実を生む」、「炎上しない奴は燃えないゴミだ」、「君はパンツを脱げるかい?」、「たかだかカネのために働くな」・・・
刺激的な言葉が並んでいます。
セミリタイアして、緩みきったパッションには、たまにこういった刺激を与えてやるのがいいかもしれません。
フワッと上がる感覚があります。
今回、一番心に響いたのは以下の部分。
現地、現物、現場を体感せよ
目の前の情報は正しいのか、間違っているのか、その目を養うために自分が真っ先に実験台になってしまおう。実体験を伴う身体感覚からのフィードバックこそが、メディアの仮想空間での情報リテラシーを伸ばすうえで「基準点」を提供する。
君の情報リテラシーは、君が実際に感じた喜怒哀楽の総量、物理的に移動し、見聞きした体験の総量に比例して磨かれるだろう。
僕的には、田端さんと言えば情報リテラシーの塊。
Twitterでフォローしているんですが、リツイートされるサイトを読んでいるだけで、かなり知識が着くと思います。
そんな田端さんの、現地、現物、現場主義。
めちゃくちゃ説得力あります。
ネットが発達して、ちょっと調べると体験談が簡単に検索できます。
ただ、それってあくまでも他人の感想。
多くの感想を見ても、所詮は民意に過ぎません。
それで分かったような気になるのって、すごい危険なことだと思います。
例えば、僕は公務員を辞めて、セミリタイア生活を謳歌しています。
安定した労働環境で、それなりの給与が貰える公務員。
そこを辞めて節約生活を送ったほうがいいっていう人は、100人中1人いるかいないかぐらいの割合でしょう。
ただ僕的には、明らかに辞めたほうがよかった。
民意だけでは、自分にとっての真実は分からない典型例だと思います。
自分で調べて、想像して、人の話を聞き、真剣に考えたからこそ得られた真実です。
自分で体験しないと、情報リテラシーは磨かれない。
ネットの感想なんて、あくまでも他人の意見であり、自分にとって当てはまるかどうかは分からない。
自分の足で行って、この目で見て、体験してみたいと思います。
これは決して時間の無駄なんかじゃありません。
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