時間節約法
先日のブログ記事「『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(津川 友介 著)の読書感想文」の通り、食事改善を行っています。
記事にある通り、健康に良いということが複数の信頼できる研究で報告されている食品(①魚 ②野菜と果物 ③茶色い炭水化物 ④オリーブオイル ⑤ナッツ類)を多く取り入れています。
元々、体調は悪くなかったですし、直近で健康診断等も受けていないので、今のところ目に見えての変化はありません。
ただし、1つだけ大きなメリットを実感できました。
食事のバイブル本が確定したことで、その他の食事健康情報に時間を取られることがなくなった。
現在、『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を食事のバイブル本にして、以前買った『医者が教える食事術 最強の教科書』という本を副読本的に使っています。
この2冊で、多くの食品が網羅されており、随時調べながら献立を決める。
エビデンスである科学的データを元に書かれており、信頼できると思っています。
この2冊を信じて行動しておけば、大きくハズすことはないんじゃないかという安心感があります。
昨今、健康な食事に関してはかつてないほどの世間の関心が高まり、多くの説で乱立しています。
テレビを付けても、本屋に言っても、○○は健康にいい、□□を食べて血圧・コレステロールが下がった等、情報で溢れかえっています。
以前の僕は、いちいちそういう情報を見ては迷走していました。
健康的な食事という情報に、大量の時間を使っていました。
しかし、バイブル本が確定してからというものの、情報に流されなくなりました。
何かあれば例の2冊に立ち返り、それで判断して完結。
迷走して、無駄に時間を取られることがなくなりました。
バイブル本や信頼できる人の情報を信じて、マイルールをカチッと定めると、大幅な時間節約になる。
これって、健康情報だけではなく、様々なことに共通しています。
・インデックス投資法が定着したので、よく分からない投資法は余裕で無視できる
・「金よりも時間が大事」という価値観が固まったので、セミリタイアの際の猛反対も完全無視できた
・「嫌々顔を繋いでおいても、結局仕事上でもメリットはない」と分かったので、基本飲み会は欠席
・「自分の好きなことをする」と決めているので、悪質なブログコメントにも動じない
こうやって雑音をシャットアウトして、迷ったりすることもないので、自分のためにたくさん時間を使うことができました。
在職時、フルタイムの仕事をこなしながら、毎日のブログ執筆、トレーニング、副業、時には本の執筆、多くの趣味等、同時並行できたのは、多くの分野でマイルールを定め、時間節約を徹底したからだと思っています。
もし情報にしらみ潰しに目を通し、熟慮して行動すれば、マイルールよりもさらに素晴らしいものが見つかるかもしれません。
例えばインデックス投資よりも、有益な投資法とか。
しかし、100の情報に接して、1見つかるかどうかぐらいの確率でしょうし、失敗の可能性も大いにあります。
時間効率が悪すぎるし、そもそもやりたいことが膨大で、そんな時間はありません。
ベストに近めのベターなマイルールで、時間節約を図ることのほうが、圧倒的に価値があります。
当然、誤ったマイルールを定めることは絶対に避けないといけません。
下手をしたら洗脳になりかねません。
だから、最初は多くの情報にあたり、反対意見も耳を傾け、自分にとって実現可能でしっくりくるルールを固めないといけません。
さらに変化に応じて、ルールの修正、加筆等のブラッシュアップも必要。
この過程で、時間を取られたり、多少の失敗はやむを得ないでしょう。
そうやって試行錯誤の末に完成したマイルールこそが、超有益な時間節約法となるに違いありません。
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