ストレス耐性が低いと思っている人へ
ストレス耐性という言葉をご存知ですか?
その人のストレスに対する忍耐力と言うか、抵抗力みたいなものです。
人は同じストレスを受けても、その反応は様々。
ケロっとしている人がいる一方で、悩んでうつ病になってしまったり、最悪自殺してしまう人もいる。
この違いは、ストレス耐性によって、説明できるわけです。
このストレス耐性、僕は低いんだと思います。
公務員時代の10年間、たぶん職場環境は以下の通り、かなりよかった。
・休日出勤はまずなく、有休も年10日以上は取得
・10年間で最高に残業した月でも月40数時間
・基本の残業時間は月10~20時間程度
・サービス残業ほぼなし
・仕事は大して忙しくない
・上司や同僚に激怒されたことはない
・パワハラなど1度も受けたことがない
・職場の人間関係で悩んだことはない
・クレーマーが来て収拾がつかないときは、上司が対応してくれた
・理不尽な人事評価を受けたことはない
それでもただ1点、仕事を理解できずにこの先の不安感に耐えられませんでした。
休職する時、退職する時、当時の上司は僕の気持ちが全然理解できないようでした。
直接は言われませんでしたが、「この程度でへこたれるんじゃ、何やってもダメじゃないか」と思われてたでしょう。
これだけ見ると、ストレス耐性めっちゃ低いという結論になります。
僕もそう思っていました。
ただ、最近はそうでもないんじゃと思い直しています。
例えば僕は、以下のことでは動じません。
・投資で含み損を抱えたり、1ヶ月で100万円以上資産が減る
・友だちが1人もおらず孤独、日常生活で人と会話する機会がほぼない
・退職して社会的信用を失った
・セミリタイアで今後の収支がマイナスで、大病とかになったらヤバい
・ブログコメントで、ボロクソ書かれる
・日雇いバイトで、「何度も言わせんなよ、俺が怒ってるの分かる?ちょっとは考えろよ」とか強めに言われる
心配されることもありますが、僕にとってはこの程度で凹む心境が全く理解できません。
もし悩んでいる人がいても、「そんなこと気にするなよ」の一言で終わってしまいます。
ストレス耐性とザックリ言っていますが、ある人がどの種類のストレスに対しても弱いわけじゃないんだなと。
各種類毎のストレス耐性をレーダー状のグラフにすると、いびつな形をしているのが一般的なんじゃないでしょうか?
僕は場合だと、仕事の不安のストレス耐性は1だけど、人間関係やお金については4.5ぐらいありそう。
だから仕事をせずに安定収入、社会的信用、人間関係を失っても、セミリタイアを心底楽しむことができるんです。
僕みたいに、ストレス耐性が弱いと思っている方へ。
1点だけを見て、ストレスに弱いなんて思わないでください。
実は多くの人が、強いストレスを感じることが、全然平気ってことがあるかもしれません。
その分野で、少し挑戦すればいいし、楽しめばいいんです。
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