平均的に稼ぎ、貧乏人の暮らしをする
1つは綺麗な住宅街の中にあるスーパー、もう1つは古い大型団地の前にあるスーパー。
当然、前者がやや高級なスーパーで、後者が低価格で泥臭いかんじのスーパーです。
2つのスーパーは、自転車で5分くらいしか離れていません。
しかし、客層は明らかに違います。
高級スーパーでは身なりも綺麗にしている人が多く、低価格スーパーには小汚いオッサン、オバサン、不良っぽい若者が多い。
もちろん所得の低い貧乏人が、低価格スーパーを利用するのは分かります。
しかし、なぜ高級スーパーにも多くのお客さんがいるのでしょうか?
商品の質が高いものも一部あるかもしれませんが、メーカー商品なら全く同じもの。
それが低価格スーパーのが、平均的に安く売っているのです。
所得の高い、低いに関わらず、安いスーパーで買えばええんちゃう?
どうも多くの人は、所得等で自分の格を決めて、その格に合うような行動をしています。
この所得なら、このくらいの家賃のマンションに住み、このくらいのモノを食べて的なかんじで行動している。
見栄なのか、何なのか分かりませんが、本当に消費行動が似通ってきます。
僕は大卒の平均給与くらいのサラリーマンだと思いますが、同じ会社の1人暮らしの人に聞くと5万円中盤くらいのマンションに住んでいる人が多い。
僕が家賃33,000円(共益費3,500円)のアパート暮らしだと言うと、驚かれます。
上記の点に資産形成のチャンスがあるのです。
多くの人が同じ所得の人の消費行動にとらわれてガンガン使っていく一方、僕たちはしっかりと所得を確保し、貧乏人の行動をするのです。
小汚いスーパーに行き、普通のスーパーと同じモノを安く買う。
しょぼいアパートでも、こまめに掃除をして、モノを減らし、快適な住環境を確保する。
消費額を落としても、満足度を落とさなくすることは可能です。
そうやって、普通の給与を貰い、普通の生活を送っている人を出し抜く。
そしたらセミリタイアもできるはず。
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