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好きなことをしよう

金村 圭介(김 용규)

図書館で借りて、ここ数日で下記の本を読みました。

君がオヤジになる前に



つまらないオヤジにならないために、楽しく生きるために必要なエッセンスが詰まっていました。
分かりやすく書かれているので、1つ1つ理解しながら読むことができました。

特に心に響いたワンフレーズをご紹介します。

モラルを貫き通して死んでも、誰もたいして褒めてくれないだろう。「あの人は真面目だった」と、故人を偲んでもらっておしまいだ。
それよりモラルの外に出て、自分は何をしたいのか?どう生きたいのか?を必死に考える人生の方が、僕は幸福だと信じている。

これには本当に納得しました。

僕もモラルを貫き通さず(貫き通せなかった)、よかったと思っています。

何度も言ってますが、前の職場で全くダメだったので、1年で異動させてもらいました。
異動を願い出ると、
「今は辛いかもしれんけど、ここで頑張ったらどこでも通用するから」
「将来のことも考えて、踏ん張ることも必要」
「よくない評判もたつから」
などと批判されました。

それでも、どうしても無理だったので、体裁もモラルも捨てて、異動希望を通しました。
そして無事に異動できました。
しかし、昇任は同期から3年遅れ、仕事も誰でもできるようなことをやっています。

たまに同期の活躍を見たり、これまでの経緯を聞かれると、惨めというか情けない気分になります。
ただ、それ以外の多くの時間では、精神的にも楽な仕事になって本当に良かったと思います。

そう、これこそが本質なんです。
モラルを貫き頑張っても、褒められ気分良くなるのは、人生の5%くらいの時間でしょう。
あとの95%の時間は、そんなことは関係ない。
95%の時間で大事なのは、自分の好きなことをやり、楽しいかどうかなんです。

95%の時間の楽しさを得るためなら、5%は犠牲にしてもいいと割り切ることが必要だと思います。

そのために僕は、次の異動希望でも、なるべく自分にもできそうな難易度の低いところを希望する。
たぶん、面談の時にちょっと変な空気になり、場合によっては小言を言われるかもしれませんが、貫きます。

そして、最終的にはセミリタイアをします。

周りの期待に沿うように頑張っても、楽しくありません。
とにかく、徹底的に自分の好き嫌いを重視して、生きていきます。
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Posted by金村 圭介(김 용규)
        

Comments 2

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ユウ  

周りの世界がキムさんにプレッシャーをかけて、命令にしたがわせようととしている時、自分の太鼓の音に合わせて行進し、本能に耳をすますのは容易なことではなく、誰にでもできることではないと思います。
私もキムさんをみならって、”静かで小さな内なる声”に耳をかたむけて行動したいと思います。

2014/08/04 (Mon) 22:13 | EDIT | REPLY |   
キム・ヨンギュ(김 용규/金 容圭)  
コメント返信

ユウ 様
> 周りの世界がキムさんにプレッシャーをかけて、命令にしたがわせようととしている時、自分の太鼓の音に合わせて行進し、本能に耳をすますのは容易なことではなく、誰にでもできることではないと思います。

僕も流されがちなので、自分を強く持つことをさらに意識したいと思います。

2014/08/04 (Mon) 23:35 | EDIT | REPLY |   

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