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2016-01-01から1年間の記事一覧

2016年ライトノベル個人的ベスト10

1. この恋と、その未来。 この恋と、その未来。 ―三年目 そして― (ファミ通文庫)作者: 森橋ビンゴ,Nardack出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2016/11/30メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る六巻で完結。この作品に関しては、もう本当に「ありが…

10年前のラノベが好きだったあなたに現在のラノベをオススメする

要するに「昔のラノベと今のラノベで何となく似た要素がある作品を比較して紹介しちゃおう」という記事です。 『涼宮ハルヒの憂鬱』 vs 『いでおろーぐ!』 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)作者: 谷川流,いとうのいぢ出版社/メーカー: 角川書店発売日…

2016年ライトノベル10大ニュース

何となく気が向いたので選んでみた。 カクヨム開始 鳴り物入りではじまったカドカワ×はてなの小説投稿サイトでしたが、開始直後にろくごまるにの暴露ネタが炸裂するなど、しばしネガティブな話題を振りまきました。最近はようやくコンテスト受賞作の書籍化が…

ぼくのわたしのライトノベル遍歴

ラノベ遍歴を語るのが少し流行っているみたいなので自分のも書いてみることにした。 最初に出会ったライトノベルは『お嬢さまとお呼び!』だったと思う。縦ロールが自慢の高飛車なお嬢様が騒動を巻き起こす学園コメディである。新装版が出ているが、もともと…

川上量生発言についての記事のブックマークコメントに対する反論

それでは必死こいて反論していきたいと思います。 id:ko2inte8cu 売れるから売っとるだけで、わいは評価しとらん、ちゅうわけや。 評価していないとは川上量生は言っていないですね。 id:dalmacija この噛み合わない議論を糧にしてる界隈って、雑かどうかじ…

ラノベ業界最大手企業の社長・川上量生氏が垂れ流したラノベに関する偏見・虚偽・流言について

追記:元のタイトルは「ラノベ業界最大手企業の社長・川上量生氏が垂れ流した『雑なラノベ語り』について」でしたが「雑かどうかではなく虚偽かどうかを語れ」と言われましたのでタイトルを変更いたしました。記事内容としてはもとより「川上量生の主張は偏…

『君の名は。』を好きな人にオススメする青春ライトノベル

『君の名は。』を観てきた記念で、かつ積極的に流行りに乗っていこうということで、『君の名は。』が好きならこういうのもどうよ、というライトノベルをいくつか紹介します。キーワードとしては「ちょっとしたSF要素」「遠く離れた男女が繋がる」「青春恋愛…

「ライトノベルは一人称文体ばかり」が本当か調べてみた

「ライトノベルは一人称文体で書かれているもの」…というイメージがあるそうです。簡単に説明しますと、「一人称文体」とは、小説の「地の文」が一人称で書かれているものを指します。たとえば「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」とかですね。これが「メロ…

「異世界」「妹」「俺」「件」…ライトノベルでいちばん多いタイトルはどれ?

またTwitterでアンケートを取りました。今回はこんな感じです。クイズです。ラノベのタイトルには「異世界」「妹」「俺が/俺の/俺は」「〜な件/〜だった件」などがよく使われているイメージがありますが、では実際にいちばん多いのはどれでしょう?正解はリ…

「ロボット」「青春」「戦記」「スポーツ」…ライトノベルでいちばん少ないジャンルはどれ?

前置き 事の発端は、とあるインタビュー記事で「ラノベで戦記ファンタジーって珍しいですよね?」みたいな発言をインタビュアーがしていたことです。「ラノベを読まない人のあいだではどういう認識がされているのだろうか?」と疑問に思った私は、Twitterア…

「好きなライトノベルを投票しよう!! 2016年上期」投票

好きなライトノベルを投票しよう!! - 2016年上期 今年からTwitter投票がグッと簡単になってまったく傾向が変わりそうな「好きラノ」に投票だ!七日の喰い神 2 (ガガガ文庫)作者: カミツキレイニー出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/01/19メディア: 文庫こ…

ライトノベル『この恋と、その未来。』の打ち切りについて

(2016/9/16追記) 『この恋と、その未来。』最終巻となる6冊目、11月に発売します。四郎と未来、ふたりの結末はファミ通文庫からしっかりお届けしますので、こちらも楽しみにお待ちください。 10月は嬉野秋彦最新作『魔術師たちの就職戦線』登場! そして11…

将棋ラノベ『りゅうおうのおしごと!』が人気のいまこそ『王手桂香取り!』をオススメする

『りゅうおうのおしごと!』が評判ですね。作者は『のうりん』の白鳥士郎。タイトルはドラクエの「りゅうおう」を想起させますが、実は将棋の「竜王」のことです。史上最年少の竜王である主人公と、そこに押しかけてきた少女との師弟関係、および彼らを取り…

「最近のラノベはタイトルで内容を全て説明している」は本当か?

これは大ヒットした「ビリギャル」のポスターなんだけど、原作の書籍の段階からそうなんだけど、ほぼストーリー全部説明しちゃってるわけですよ。こんくらいやらないとその場で「面白そうだな、じゃあ見ようか」っていうお客さんを呼び込めない。https://t.c…

ほんと人によって違うよなって思う「読書スタイル」

文章から映像を想像する? しない? 文章から映像を想像するかどうかって、本当に人によって違うんですよね。細部にいたるまで想像してそれを映画みたいに動かしながら読んでいるという人もいますし、動きはしないけどキャラの容姿や背景を想像しながら読ん…

アメコミヒーローをモチーフにした最近のライトノベル選

「バットマンvsスーパーマン観たいけどなんかズルズルとタイミングを逸していて観れそうにないよー」という気持ちを込めて書いた記事です。 夜明けのヴィラン 夜明けのヴィラン 聖邪たちの行進 (ダッシュエックス文庫)作者: 地本草子,赤井てら出版社/メーカ…

異世界チートでも異能バトルでもない「最近のラノベ」30選

Twitterを見ていると、「最近のラノベは異世界でチートするような作品しかない」みたいなツイートがよく流れてきてイライラするので、おうそれやったらファンタジーとか異能バトルとか以外でオススメのラノベを紹介したろうやないか、と思って書いたのがこの…

「小説家になろう」のWeb小説における異世界ファンタジー類型まとめ

maezimas.hatenablog.com このあたりの話題から、「小説家になろう」(以下「なろう」)における異世界召喚や転生などの類型の話が出てきていたので、思いつくかぎり挙げていってみる。ただ、私もここ一年くらいは紙のラノベに専念していて、Web小説の方はほ…

「好きなライトノベルを投票しよう!! 2015年下期」投票

決断的に投票だ。 好きなライトノベルを投票しよう!! - 2015年下期たま高社交ダンス部へようこそ (角川スニーカー文庫)作者: 三萩せんや,伍長出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2015/07/31メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る【15下期…

ライトノベルブログ初心者ガイド 〜ネタと感想のブログリムガル〜

こんな記事があったので便乗して書いてみたいと思います。 ライトノベルブログを更新し続ける必要はない 確かに、ラノベの感想ブログでアクセスを稼ごうと思えば、人気作や話題作を真っ先に購入して、真っ先に読み、真っ先に感想を書き上げて欠かさずブログ…