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「自分が好きな」ライトノベル・オールタイム・ベスト100

前回は「客観的に重要な作品」で100作品を選んだのですが、いちおう「自分が好きな作品」に全振りしたリストも作っておこうと思いました。「シリーズ単位」「一作家一作品」で選出。とはいえ、西尾維新が言うところの「はぐれてしまった」というやつ、つまり「最初は大好きだったけどいつのまにか買わなくなったシリーズ」も多い。でも、そのとき好きだった気持ちは嘘じゃないから…と言い訳しておきます。

ちなみに私のライトノベル遍歴を読むと、初期のあたりがどうしてこういうラインナップなのかがわかると思います。

というわけでそのリストです。

  1. 田中芳樹『銀河英雄伝説』(1982年)
  2. 森奈津子『お嬢さまとお呼び!』(1991年)
  3. 小野不由美『十二国記』(1992年)
  4. 流星香『電影戦線』(1997年)
  5. 賀東招二『フルメタル・パニック!』(1998年)
  6. 城平京『名探偵に薔薇を』(1998年)
  7. 響野夏菜『東京S黄尾探偵団』(1999年)
  8. 秋田禎信『エンジェル・ハウリング』(2000年)
  9. 上遠野浩平『ナイトウォッチ』シリーズ(2000年)
  10. 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』(2001年)
  11. 海羽超史郎『ラスト・ビジョン』(2001年)
  12. 三雲岳斗『ランブルフィッシュ』(2001年)
  13. 岩井恭平『消閑の挑戦者』(2002年)
  14. うえお久光『悪魔のミカタ』(2002年)
  15. 乙一『GOTH』(2002年)
  16. 西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』(2003年)
  17. 谷川流『涼宮ハルヒ』シリーズ(2003年)
    • 人生で「ベスト3」を選ぶとしたらこの『GOTH』『きみぼく』『ハルヒ』なのだが、この三作品の時期が固まっているのは偶然ではなく、つまりいちばん多感な青春時代、いちばんライトノベルを新鮮に感じていた頃に、いちばん好きな作品だったから、という思い出補正が大きい。
  18. 新井輝『ROOM NO.1301』(2003年)
  19. 桜庭一樹『赤×ピンク』(2003年)
  20. 海原零『銀盤カレイドスコープ』(2003年)
  21. 桜坂洋『ALL YOU NEED IS KILL』(2004年)
  22. 米澤穂信『さよなら妖精』(2004年)
  23. 奈須きのこ『空の境界』(2004年)
  24. 近藤信義『ゆらゆらと揺れる海の彼方』(2004年)
  25. 中村恵里加『ソウル・アンダーテイカー』(2005年)
  26. 扇智史『アルテミス・スコードロン』(2005年)
  27. 山形石雄『戦う司書』シリーズ(2005年)
  28. 新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー』(2005年)
  29. 友桐夏『白い花の舞い散る時間』(2005年)
  30. 周防ツカサ『ユメ視る猫とカノジョの行方』(2006年)
  31. 水瀬葉月『ぼくと魔女式アポカリプス』(2006年)
  32. スズキヒサシ『タザリア王国物語』(2006年)
  33. 林トモアキ『戦闘城塞マスラヲ』(2006年)
  34. 竹宮ゆゆこ『とらドラ!』(2006年)
  35. 木ノ歌詠『幽霊列車とこんぺい糖』(2007年)
  36. 一柳凪『みすてぃっく・あい』(2007年)
  37. 清野静『時載りリンネ!』(2007年)
  38. 森橋ビンゴ『ラビオリ・ウエスタン』(2007年)
  39. アサウラ『バニラ』(2007年)
  40. 師走トオル『火の国、風の国物語』(2007年)
  41. 杉井光『さよならピアノソナタ』(2007年)
  42. 藍上陸『アキカン!』(2007年)
  43. 葉鳥哲『この広い世界にふたりぼっち』(2008年)
  44. 平坂読『ラノベ部』(2008年)
  45. 伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(2008年)
  46. 十文字青『ぷりるん。』(2009年)
  47. 壁井ユカコ『クロノ×セクス×コンプレックス』(2009年)
  48. 本田誠『空色パンデミック』(2010年)
  49. 耳目口司『丘ルトロジック』(2010年)
  50. 日野一二三『A=宇宙少女^2×魂の速度』(2010年)
  51. 南井大介『小さな魔女と空飛ぶ狐』(2010年)
  52. 比嘉智康『神明解ろーどぐらす』(2010年)
  53. 玩具堂『子ひつじは迷わない』(2010年)
  54. 広沢サカキ『アイドライジング!』(2011年)
  55. 高木幸一『俺はまだ恋に落ちていない』(2011年)
  56. 宇野朴人『天鏡のアルデラミン』(2012年)
    • この時期の選出が少ないのはお金が無くてラノベから離れていたため。かわりにWeb小説を読み漁っていた。
  57. 石川博品『ヴァンパイア・サマータイム』(2013年)
  58. 佐藤ケイ『魔女は月出づるところに眠る』(2013年)
  59. 青葉優一『王手桂香取り!』(2014年)
  60. 出口きぬごし『サディスティックムーン』(2014年)
  61. 境田吉孝『夏の終わりとリセット彼女』(2014年)
  62. 稲葉義明『ルガルギガム』(2014年)
  63. Gibson『銀河戦記の実弾兵器』(2014年)
  64. 雨木シュウスケ『グリモアコートの乙女たち』(2015年)
  65. 鳩見すた『ひとつ海のパラスアテナ』(2015年)
  66. 椎田十三『いでおろーぐ!』(2015年)
  67. 白鳥士郎『りゅうおうのおしごと!』(2015年)
  68. あわむら赤光『我が驍勇にふるえよ天地』(2016年)
  69. 久遠侑『近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係』(2016年)
  70. 川原礫『絶対ナル孤独者』(2016年)
  71. 神野オキナ『EXMOD』(2017年)
  72. 長谷敏司『ストライクフォール』(2017年)
  73. 河野裕『ウォーター&ビスケットのテーマ』(2017年)
  74. 羽場楽人『わたしの魔術コンサルタント』(2017年)
  75. 杉原智則『叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士』(2017年)
  76. 紙城境介『継母の連れ子が元カノだった』(2018年)
  77. 松屋大好『無双航路』(2018年)
  78. 酒井田寛太郎『ジャナ研の憂鬱な事件簿』(2018年)
  79. 西条陽『ランダム・ウォーカー』シリーズ(2018年)
  80. 黒留ハガネ『世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)』(2019年)
  81. まきしま鈴木『気ままに東京サバイブ。』(2019年)
  82. リュート『目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい』(2019年)
  83. 遠藤浅蜊『帝都異世界レジスタンス』(2020年)
  84. 不手折家『亡びの国の征服者』(2020年)
  85. 理不尽な孫の手『オーク英雄物語』(2020年)
  86. 二月公『声優ラジオのウラオモテ』(2020年)
  87. 芝村裕吏『やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい』(2020年)
  88. ヰ坂暁『僕は天国に行けない』(2020年)
  89. Schuld『ヘンダーソン氏の福音を』(2020年)
  90. 之貫紀『Dジェネシス』(2020年)
  91. 紫大悟『魔王2099』(2021年)
  92. ロケット商会『勇者刑に処す』(2021年)
  93. 依空まつり『サイレント・ウィッチ』(2021年)
  94. 野井ぷら『12ハロンのチクショー道』(2021年)
  95. 有丈ほえる『ブービージョッキー!!』(2022年)
  96. 甘木智彬『第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記』(2022年)
  97. トルトネン『ハイセルク戦記』(2022年)
  98. 七篠康晴『ダンジョンシーカーズ』(2023年)
  99. 荻原数馬『異世界刀匠の魔剣製作ぐらし』(2023年)
  100. Syousa.『あなたの未来を許さない』(2023年)