劇作家、平田オリザ氏は、なかなかの役者ですね
菅首相が、20日の参院予算委員会で、東京電力福島第一原子力発電所で起きたメルトダウン(炉心溶融)が約2か月後に判明したことについて、「私が国民に言ったことが根本的に違っていた。東電の推測が違うことに政府も対応できなかったという意味では大変申し訳ない」と陳謝しました。
1、2、3号機の水素爆発(外国の原子力専門家は、3号機の爆発は核爆発だった、と分析しています)後、国民に正しい情報を伝えることができず、被曝させてしまったことに対する謝罪です。
12日に1号機が水素爆発した時点で、炉心溶融が起こっていた(東電は、これをメルトダウンと言っていない)ことを認めず、その後の誤報によって、官邸自らが混乱を生じさせた原因になったことは間違いのないことです。
ただ、東電情報そのものが間違いだったわけで、当初は、原発御用学者たちの誰一人として「メルトダウンが起こっている」と言明した人間はいませんでした。
しかし、簡単に騙されてしまう官邸の連中は、やはり子供レベルだ、といわれても仕方がないのです。
東電が情報を隠し、原子力安全委員会も、ご意見番組織とは言えず、結局、正しい見立てが出なかったのです。
福島第一原発は3月12日以降、日本の専門家を自負する人たちの想像の外に飛び出てしまったのです。
そして、今は、誰も予測すらできない状態になっているのです。
つまり、専門家は、まったく役立たずでした。
これは、官邸を取り巻く連中が、稚拙すぎることが原因です。
外部の有識者を起用したものの、東大のコテコテ原発推進派の小左古官房参与までもが涙のパフォーマンスさえみせて、上手にフェイドアウトしてしまうし、同じく官房参与の作家・平田オリザは、広報担当でありながら、5月17日の韓国ソウルで開かれた講演会で、「汚染水の海洋放出はアメリカの強い要望があったから」と公言してしまう始末。
翌日、「(平田オリザ氏は)3月11日以降官邸に出入りしておらず、そもそも情報を知る立場にはなかったと説明」し、謝罪しました。
官邸の枝野は、「経緯などはしっかり報告いただかないといけない」としたものの、深くは追求することはないようです。
副総理の仙谷由人も、「平田発言は守秘義務に当たらない」と、お咎めなし。
というか、半ば平田氏の発言が事実であることを認めたようなものです。
ここで、多くの人に気づいてほしいと思います。
平田オリザ氏は劇作家です。
劇作家というのは、実は小説家とも違って、非常に論理的にものごとを考えることができる、という資質が備わっています。
平田氏は外見の柔和な印象と違って、かなりの硬派であり、同時に良い意味での策謀家だと思います。
彼に限って、つい口が滑っての舌禍など考えられません。
「アメリカの強い要請によって海洋に汚染水を流した」ことは事実に違いありません。
なぜアメリカが、そんな要請をしたのかについては、大方は分かっているのですが決定的な情報を欠いているため、まだ書くことはできません。
ただ、ヒントがあります。核心からは少し遠いですが。
今回の福島第一原発事故後、ロシアは北方四島への視察を繰り返しています。
また、韓国の民主党と、与党ハンナラ党の議員3~5人が22日から「ロシアによる実効支配の現状視察を目的とする」北方四島視察に参加すると言います。
ロシアという国は、親日とは言いますが、顔の右半分で親切そうな顔をして、左半分では常に相手の隙をうかがっているような国です。終戦後のドサクサ紛れの中、樺太を略奪したことは誰でも知っているでしょう。
ロシアにしてみれば、韓国の要請を断る理由もありません。
むしろ、韓国を参加させることによって、ヘナヘナに疲弊している日本政府に「ロシア実効支配」を強く印象付けることができます。
「日本のお隣の韓国も北方四島はロシアのものだと言ってるじゃないか」と印象付けることができるのです。
国際法に違反してまで竹島領有を主張している韓国も、やはり、このドサクサ紛れに日本政府に揺さぶりをかけているのです。
北方四島視察から、竹島実効支配の糸口をつかもうとしているのです。
こうした情報は、早くから官邸に入っているはずですから、何らかの対応を考えていたはずです。
そして官邸(仙谷由人のアイデアだと思われます)は、平田氏に韓国ソウルに向かわせ、あの発言となったのでしょう。
高濃度汚染水の海洋放出については、アメリカ以外の国、中国、ロシア、韓国については大使館ルートを通じて事前予告しただけと言います。
その内部事情を民間の文化人である平田氏を使って意図的に暴露させ、韓国のドサクサ紛れの外交戦術がヒートアップしないようにコントロールしたものと思われます。
福島原発汚染水の海洋排出が、韓国の反日感情を高めることに利用され、竹島問題のいっそうの複雑化を避けるのが狙いです。
「あのときは、アメリカさんが強引だったので、仕方なく要請を受け入れるしかなかったのだ」と。
外交は権謀術数ですから、この緊急事態では、多少の小技も仕方がなかったのかも知れません。
平田氏は、下手をすると劇作家としての生命を絶たれるかもしれなかったのですが、彼の飄々とした人柄が、それを回避したのかもしれません。
平田氏が鳩山由紀夫前首相のスピーチライターであったことは国民周知です。
鳩山由紀夫内閣発足で就任した内閣官房参与の初仕事は、所信表明演説(2009年10月26日)の演出。鳩山前首相に当日2時間にわたり、間の取り方や強調の仕方等、演劇の手法を直接伝授したといいます。
平田氏が鳩山と縁が深いからといって、官邸に忍び込んだ小沢派のスリーパーと言うには無理があります。
「官邸に不利な情報を流して、菅失墜を画策した?」。
そんなことではありません。
彼なりの使命感があって、引き受けたことでしょう。
彼は、その前に作家ですから。
平田さん、いよいよ本音が出ましたね。
これですね、あなたの言いたいことは。
「とにかく今は、日本政府も、韓国政府も、静かにしていてくれ」。
しかし、とても不謹慎な言い方ですが、柏崎刈羽原発でなくてよかった。
福島の被災者の方は怒るでしょうけれど。
幸い、福島第一原発の前は太平洋です。偏西風も手伝って、1、2、3号機の爆発では私たちは既に被曝してしまいましたが、大方の放射性物質の雲は太平洋に流れていっています。これからも。
もしこれが柏崎刈羽原発で同じようなことが起こっていれば、放射性物質は偏西風に乗って東日本全域を覆っていたでしょう。被害は福島第一原発どころの話では済まなかったはずです。
また、汚染水を日本海に流そうものなら、中国、韓国が黙っていなかったでしょう。
本当に日本は完全に終っていたはずです。
何しろ、柏崎刈羽原発は世界最大の原発ですから。
新潟中越沖地震以来、何度も放射能漏れを起こしており、現在は運転休止中ですが、東電社長(だった)清水は、福島第一原発事故によって不足した電力を補うことを口実に、3月11日後、刈羽原発の再運転をしようとしていたのです。
東電とは、どこまでクレージーな会社なのでしょうか。
日本版FEMAをマニフェストとして約束している原口一博が「ポスト菅」を表明した
一方、コテコテ小沢派の菅直人に対するネガティブ・キャンペーンも華やかになってきました。
筆頭は、またまた原口一博です。
日本版FEMAの創設を悲願としている胡散臭い議員です。
ここのところ、テレビに出まくって、「菅追い落とし工作」を必死になってやっています。
民主党の「山本一太」と揶揄されるだけあって、何のポリシーもなく、そのときどきの権力者に金魚の糞のごとくつきまとい、民主党内では「小沢ゴマスリ三人衆」と言われている男です。
私は、菅直人の“専制君主ぶり”にも困ったものだと思っていますが、こうした事態に、ワイドショーまがいの番組に出まくって巧妙に菅直人に不利になる情報ばかり流している原口一博という男の下劣さは、もっと許さない。
彼の口癖は、「菅総理は使命感から、あのようになっているんだと思いますが、被災者の苦労を分かっていない」です。
原口は一度も被災地を見ていない。
なのに、なぜ「被災者の本当の苦労」が分かるのか。
第一、君は、
「津波による原発のメルトダウンは絶対にない」
と声高に力説していなかったか?
原口の本音:「いかに、この国を転覆させるか」
どうやってこの国を転覆させるのか ↓こうやって
原口は、
「ある組織の手先(スーパーハッカー)に自分のPCをハッキングされ、ハードディスク上にあった国会答弁の内容が入ったファイルを消去されるなど、日本政府も逆らえないような恐ろしい闇の組織と現在闘っている」
とテレビで言っています。(Wiki)
何を言ってる、君は。
それが政治家の仕事でしょうに。
どんな政治家も、そういう組織と戦っているのですよ。それを、いちいち君のように言わないだけです。
言えば弱みを見せてしまうから。
原口の稚拙な誘導、菅批判には国民も気づいているでしょう。
テレビの司会者も、さすがに「原口さんの言うことは分かります。では、原口さんは、どうしたらいいと思いますか」と尋ねられると、「とにかく正確な情報を出すこと」で終わりです。
当たり前だ。
結局、この人間には何の策もなし。
ただの権力亡者。原口は、もっと国民を犠牲にするでしょう。
彼の唯一の才能は、巧妙に世論の風向きを読んで、人心を誘導しようとすること。これだけです。
今日、原口はテレビ朝日の番組に出演して、「ポスト菅直人」を表明しました。
原口:
「5月31日に震災で延びた日本維新の会、これの発会式をやります」
司会:
トップに立って引っ張っていきたいという思いは:
原口:
「政策集団を立ち上げるということは、そういうことです」
司会:
ポスト菅候補に手を挙げる?
原口:
しかるべき時には逃げません。
原口前大臣は、菅政権の震災や原発事故への対応を強く批判したうえで、「支えるにも限度がある」として、今月末に100人規模の政策集団を立ち上げることを明らかにしまし た。
菅政権への批判は党の内外で高まっていますが、民主党内で「ポスト菅」に名乗りを挙げたのは、原口前大臣が初めてです。
おいおい、原口君。
「支えるにも限度がある」って、いつ君が菅直人を支えたのか。菅政権発足後から、遠まわしに批判ばかりしていたことを国民は知っています。
よほど国民も甘く見られたものですね。
その前に、国民の誰も君に「逃げるな」などと言っていない。むしろ「逃げてください」とお願いしたい。
まず、君がやることは、「日本政府も逆らえないような恐ろしい闇の組織」に勝つことですよ。
日本政府も逆らえないのであれば、君が「ポスト菅」になれば、「逆らえないどころか」、君は召使になるからですよ。
違うか?
私は、こういう「菅直人が弱っているのを見計らって、卑劣な印象操作をやって国民を騙すような人間」が大嫌いです。
国民は独断専行の菅直人にも困っているが、それでも原口よりはマシだ。
原口が万一、総理になるようなことがあれば、菅直人がやったように自衛隊のヘリに乗って、福島第一原発3号機の真上から視察することが最初の仕事になるでしょう。
国民は、それを望んでいる。まず現場を見ろ!と。
予言しましょう。
君は絶対に逃げる。
ほら、原口よ、君が挑発するから菅直人は余計に元気なってしまったじゃないか。彼を意固地にさせたらダメですよ。
原発推進派の鳩山由紀夫は、今度は「原発の地下建設推進」ですと。
さすが、宇宙人の鳩山。
このメンバーは、とんでもなく胡散臭い連中です。
だから原口より、鳩山より、まだ菅直人のほうがマシだ、と言うしかないのですよ。とほほ。
「脱原発で太陽光の時代へ」を打ち出した神奈川県の黒岩知事。
そして、「原発が必要悪と思わされているのは、まったくのウソ」と指摘する京都大原子炉実験所の小出裕章助教。
まあ、世界の情勢から見ても、日本の原発は終りました。
「原発の地下建設推進」は政治家のジョークということにしておいてあげます。
太陽光発電、そして、いくつかの環境問題、効率性の問題はあるものの風力発電へ傾斜することは間違いありませんね。
原発学者は、今後、日本中の原発を段階的廃炉にしていくべき役割を担うことになるでしょう。
今まで反原発学者が社会的に迫害を受けたり、電気事業連合会からヤクザまがいの脅迫を受けてきたわけですが、これからは立場が逆転しそうです。
原発は政治と同様、「一寸先は闇」です。
菅首相が、20日の参院予算委員会で、東京電力福島第一原子力発電所で起きたメルトダウン(炉心溶融)が約2か月後に判明したことについて、「私が国民に言ったことが根本的に違っていた。東電の推測が違うことに政府も対応できなかったという意味では大変申し訳ない」と陳謝しました。
1、2、3号機の水素爆発(外国の原子力専門家は、3号機の爆発は核爆発だった、と分析しています)後、国民に正しい情報を伝えることができず、被曝させてしまったことに対する謝罪です。
12日に1号機が水素爆発した時点で、炉心溶融が起こっていた(東電は、これをメルトダウンと言っていない)ことを認めず、その後の誤報によって、官邸自らが混乱を生じさせた原因になったことは間違いのないことです。
ただ、東電情報そのものが間違いだったわけで、当初は、原発御用学者たちの誰一人として「メルトダウンが起こっている」と言明した人間はいませんでした。
しかし、簡単に騙されてしまう官邸の連中は、やはり子供レベルだ、といわれても仕方がないのです。
東電が情報を隠し、原子力安全委員会も、ご意見番組織とは言えず、結局、正しい見立てが出なかったのです。
福島第一原発は3月12日以降、日本の専門家を自負する人たちの想像の外に飛び出てしまったのです。
そして、今は、誰も予測すらできない状態になっているのです。
つまり、専門家は、まったく役立たずでした。
これは、官邸を取り巻く連中が、稚拙すぎることが原因です。
外部の有識者を起用したものの、東大のコテコテ原発推進派の小左古官房参与までもが涙のパフォーマンスさえみせて、上手にフェイドアウトしてしまうし、同じく官房参与の作家・平田オリザは、広報担当でありながら、5月17日の韓国ソウルで開かれた講演会で、「汚染水の海洋放出はアメリカの強い要望があったから」と公言してしまう始末。
翌日、「(平田オリザ氏は)3月11日以降官邸に出入りしておらず、そもそも情報を知る立場にはなかったと説明」し、謝罪しました。
官邸の枝野は、「経緯などはしっかり報告いただかないといけない」としたものの、深くは追求することはないようです。
副総理の仙谷由人も、「平田発言は守秘義務に当たらない」と、お咎めなし。
というか、半ば平田氏の発言が事実であることを認めたようなものです。
ここで、多くの人に気づいてほしいと思います。
平田オリザ氏は劇作家です。
劇作家というのは、実は小説家とも違って、非常に論理的にものごとを考えることができる、という資質が備わっています。
平田氏は外見の柔和な印象と違って、かなりの硬派であり、同時に良い意味での策謀家だと思います。
彼に限って、つい口が滑っての舌禍など考えられません。
「アメリカの強い要請によって海洋に汚染水を流した」ことは事実に違いありません。
なぜアメリカが、そんな要請をしたのかについては、大方は分かっているのですが決定的な情報を欠いているため、まだ書くことはできません。
ただ、ヒントがあります。核心からは少し遠いですが。
今回の福島第一原発事故後、ロシアは北方四島への視察を繰り返しています。
また、韓国の民主党と、与党ハンナラ党の議員3~5人が22日から「ロシアによる実効支配の現状視察を目的とする」北方四島視察に参加すると言います。
ロシアという国は、親日とは言いますが、顔の右半分で親切そうな顔をして、左半分では常に相手の隙をうかがっているような国です。終戦後のドサクサ紛れの中、樺太を略奪したことは誰でも知っているでしょう。
ロシアにしてみれば、韓国の要請を断る理由もありません。
むしろ、韓国を参加させることによって、ヘナヘナに疲弊している日本政府に「ロシア実効支配」を強く印象付けることができます。
「日本のお隣の韓国も北方四島はロシアのものだと言ってるじゃないか」と印象付けることができるのです。
国際法に違反してまで竹島領有を主張している韓国も、やはり、このドサクサ紛れに日本政府に揺さぶりをかけているのです。
北方四島視察から、竹島実効支配の糸口をつかもうとしているのです。
こうした情報は、早くから官邸に入っているはずですから、何らかの対応を考えていたはずです。
そして官邸(仙谷由人のアイデアだと思われます)は、平田氏に韓国ソウルに向かわせ、あの発言となったのでしょう。
高濃度汚染水の海洋放出については、アメリカ以外の国、中国、ロシア、韓国については大使館ルートを通じて事前予告しただけと言います。
その内部事情を民間の文化人である平田氏を使って意図的に暴露させ、韓国のドサクサ紛れの外交戦術がヒートアップしないようにコントロールしたものと思われます。
福島原発汚染水の海洋排出が、韓国の反日感情を高めることに利用され、竹島問題のいっそうの複雑化を避けるのが狙いです。
「あのときは、アメリカさんが強引だったので、仕方なく要請を受け入れるしかなかったのだ」と。
外交は権謀術数ですから、この緊急事態では、多少の小技も仕方がなかったのかも知れません。
平田氏は、下手をすると劇作家としての生命を絶たれるかもしれなかったのですが、彼の飄々とした人柄が、それを回避したのかもしれません。
平田氏が鳩山由紀夫前首相のスピーチライターであったことは国民周知です。
鳩山由紀夫内閣発足で就任した内閣官房参与の初仕事は、所信表明演説(2009年10月26日)の演出。鳩山前首相に当日2時間にわたり、間の取り方や強調の仕方等、演劇の手法を直接伝授したといいます。
平田氏が鳩山と縁が深いからといって、官邸に忍び込んだ小沢派のスリーパーと言うには無理があります。
「官邸に不利な情報を流して、菅失墜を画策した?」。
そんなことではありません。
彼なりの使命感があって、引き受けたことでしょう。
彼は、その前に作家ですから。
平田さん、いよいよ本音が出ましたね。
これですね、あなたの言いたいことは。
「とにかく今は、日本政府も、韓国政府も、静かにしていてくれ」。
しかし、とても不謹慎な言い方ですが、柏崎刈羽原発でなくてよかった。
福島の被災者の方は怒るでしょうけれど。
幸い、福島第一原発の前は太平洋です。偏西風も手伝って、1、2、3号機の爆発では私たちは既に被曝してしまいましたが、大方の放射性物質の雲は太平洋に流れていっています。これからも。
もしこれが柏崎刈羽原発で同じようなことが起こっていれば、放射性物質は偏西風に乗って東日本全域を覆っていたでしょう。被害は福島第一原発どころの話では済まなかったはずです。
また、汚染水を日本海に流そうものなら、中国、韓国が黙っていなかったでしょう。
本当に日本は完全に終っていたはずです。
何しろ、柏崎刈羽原発は世界最大の原発ですから。
新潟中越沖地震以来、何度も放射能漏れを起こしており、現在は運転休止中ですが、東電社長(だった)清水は、福島第一原発事故によって不足した電力を補うことを口実に、3月11日後、刈羽原発の再運転をしようとしていたのです。
東電とは、どこまでクレージーな会社なのでしょうか。
日本版FEMAをマニフェストとして約束している原口一博が「ポスト菅」を表明した
一方、コテコテ小沢派の菅直人に対するネガティブ・キャンペーンも華やかになってきました。
筆頭は、またまた原口一博です。
日本版FEMAの創設を悲願としている胡散臭い議員です。
ここのところ、テレビに出まくって、「菅追い落とし工作」を必死になってやっています。
民主党の「山本一太」と揶揄されるだけあって、何のポリシーもなく、そのときどきの権力者に金魚の糞のごとくつきまとい、民主党内では「小沢ゴマスリ三人衆」と言われている男です。
私は、菅直人の“専制君主ぶり”にも困ったものだと思っていますが、こうした事態に、ワイドショーまがいの番組に出まくって巧妙に菅直人に不利になる情報ばかり流している原口一博という男の下劣さは、もっと許さない。
彼の口癖は、「菅総理は使命感から、あのようになっているんだと思いますが、被災者の苦労を分かっていない」です。
原口は一度も被災地を見ていない。
なのに、なぜ「被災者の本当の苦労」が分かるのか。
第一、君は、
「津波による原発のメルトダウンは絶対にない」
と声高に力説していなかったか?
原口の本音:「いかに、この国を転覆させるか」
どうやってこの国を転覆させるのか ↓こうやって
原口は、
「ある組織の手先(スーパーハッカー)に自分のPCをハッキングされ、ハードディスク上にあった国会答弁の内容が入ったファイルを消去されるなど、日本政府も逆らえないような恐ろしい闇の組織と現在闘っている」
とテレビで言っています。(Wiki)
何を言ってる、君は。
それが政治家の仕事でしょうに。
どんな政治家も、そういう組織と戦っているのですよ。それを、いちいち君のように言わないだけです。
言えば弱みを見せてしまうから。
原口の稚拙な誘導、菅批判には国民も気づいているでしょう。
テレビの司会者も、さすがに「原口さんの言うことは分かります。では、原口さんは、どうしたらいいと思いますか」と尋ねられると、「とにかく正確な情報を出すこと」で終わりです。
当たり前だ。
結局、この人間には何の策もなし。
ただの権力亡者。原口は、もっと国民を犠牲にするでしょう。
彼の唯一の才能は、巧妙に世論の風向きを読んで、人心を誘導しようとすること。これだけです。
今日、原口はテレビ朝日の番組に出演して、「ポスト菅直人」を表明しました。
原口:
「5月31日に震災で延びた日本維新の会、これの発会式をやります」
司会:
トップに立って引っ張っていきたいという思いは:
原口:
「政策集団を立ち上げるということは、そういうことです」
司会:
ポスト菅候補に手を挙げる?
原口:
しかるべき時には逃げません。
原口前大臣は、菅政権の震災や原発事故への対応を強く批判したうえで、「支えるにも限度がある」として、今月末に100人規模の政策集団を立ち上げることを明らかにしまし た。
菅政権への批判は党の内外で高まっていますが、民主党内で「ポスト菅」に名乗りを挙げたのは、原口前大臣が初めてです。
おいおい、原口君。
「支えるにも限度がある」って、いつ君が菅直人を支えたのか。菅政権発足後から、遠まわしに批判ばかりしていたことを国民は知っています。
よほど国民も甘く見られたものですね。
その前に、国民の誰も君に「逃げるな」などと言っていない。むしろ「逃げてください」とお願いしたい。
まず、君がやることは、「日本政府も逆らえないような恐ろしい闇の組織」に勝つことですよ。
日本政府も逆らえないのであれば、君が「ポスト菅」になれば、「逆らえないどころか」、君は召使になるからですよ。
違うか?
私は、こういう「菅直人が弱っているのを見計らって、卑劣な印象操作をやって国民を騙すような人間」が大嫌いです。
国民は独断専行の菅直人にも困っているが、それでも原口よりはマシだ。
原口が万一、総理になるようなことがあれば、菅直人がやったように自衛隊のヘリに乗って、福島第一原発3号機の真上から視察することが最初の仕事になるでしょう。
国民は、それを望んでいる。まず現場を見ろ!と。
予言しましょう。
君は絶対に逃げる。
ほら、原口よ、君が挑発するから菅直人は余計に元気なってしまったじゃないか。彼を意固地にさせたらダメですよ。
原発推進派の鳩山由紀夫は、今度は「原発の地下建設推進」ですと。
さすが、宇宙人の鳩山。
このメンバーは、とんでもなく胡散臭い連中です。
だから原口より、鳩山より、まだ菅直人のほうがマシだ、と言うしかないのですよ。とほほ。
「脱原発で太陽光の時代へ」を打ち出した神奈川県の黒岩知事。
そして、「原発が必要悪と思わされているのは、まったくのウソ」と指摘する京都大原子炉実験所の小出裕章助教。
まあ、世界の情勢から見ても、日本の原発は終りました。
「原発の地下建設推進」は政治家のジョークということにしておいてあげます。
太陽光発電、そして、いくつかの環境問題、効率性の問題はあるものの風力発電へ傾斜することは間違いありませんね。
原発学者は、今後、日本中の原発を段階的廃炉にしていくべき役割を担うことになるでしょう。
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