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「こうしたことが巷で言われ始めると、最終的には、米国の株式は、今より70パーセント近く下落する可能性があると見ています」-ボー・ポルニー。

「11月にメルトダウンを起こす」という的中率の高いアナリストの警告

・・・ここで、再び本題に戻りましょう。
メルマガ第125号パート2で、「現物ゴールドの絶対的不足/これからの2〜3ヵ月は世界に衝撃が走る」という記事を書きました。
(ブログのダイジェストはこちら)

「これからの2〜3ヵ月」とは、10月、11月、12月のことです。

・・・ボー・ポルニーは、サイクリカル・アナリスト(Cyclical analyst)を自称しており、相場は繰り返すものだ、との考え方をベースに難解な数学の謎解きをしているのです。

ここ数ヵ月の実績では、米国株の下落は7月に始まり、大きな暴落が8月に起こり、9月には平穏になる、とまさに正確に予測しました。

その彼が、10月21日のZ3ニュースに、ゾゾッと背筋が寒くなるような恐ろしい予想を出しました。
それは、「ボー・ポルニーが、この11月、市場のメルトダウンを予測している」という見出しの記事です。

Z3ニュースのサブタイトルは、「End-Time News Before It Happens」です。「先読み終末ニュース」とでも訳しましょうか。
このZ3ニュースで彼は、「11月は、米国市場と世界市場で完全なメルトダウンが起きそうだ」と予想しています。

Z3ニュースが、「End-Time News Before It Happens」であると前置きしたように、彼が、過去、多くのことを正確に的中させてきたからといって、この予想もまた、正しいとは限りません。

ましてや、「そうなってから」でないと、誰も検証することができないのです。
・・・大切なことは、ポルニーが、どのようにして、この結論に至ったのか、ということです。それに妥当性があるのであれば、逆に大いに心配になりますが。

以下は、The Daily Sheepleの記事の抜粋です。

Gold 2020 Forecastの周期アナリスト、ボー・ポルニーは、世界的な株式市場の先行き予想を出すときに、先進の数式と長年の周期的な分析データを利用しています。

7月下旬に、彼は、米国株市場がピークをつけた後、下落すると予想しましたが、それは的中しました。
同時に、彼は、ダウ・ジョーンズと他のインデックスでも、急激な下落が起こることに備えをしてほしいと投資家たちに注意喚起しました。
それも的中しました。

ウォール街の人々がうろたえている間、彼は、相場が乱高下していないので、確かに暴落はしたものの、9月には比較的穏やかな相場を取り戻すだろうと予測していました。
彼の分析は、二度正確であることが分かったのです。

ポルニーの、ここのところの的中率の高さは異常です。
だからといって、今回も正しいとは言えないと、再び繰り返しておきたいと思います。

・・・それにしても、ポルニーには他に比肩できないくらいの確実な実績があります。
その一部が以下です。

・2011年に、予想通り、金の価格が1トロイオンス1,900ドルに達したこと。
・2015年4月に、中国の株式市場はピークを迎えること。
・2015年4月29日には、香港市場がピークに。
・2015年7月から始まっている米国株式市場の下落。
・2015年8月の停滞ゾーンから一気に急落したこと。
・米国株式市場は、2015年9月に平静を取り戻したこと。

彼の「11月には世界的なメルトダウンが起こる」という予想が今回も的中するとすれば、来月11月は、2008年の市場崩壊以来、世界の金融市場のもっとも重要な月になるということです。

米ドル、米国債と株式市場を吹き飛ばす爆弾が、2015年11月にセットされている

2015年10月17日の「フューチャー・マネー・トレンド」のインタビューで彼は以下のように語っています。

・・・ドルに関しては、米国と世界市場における次の支えがダウンすると予想しています。
我々が現在予測しているものは、8月につけた目先の底値を突き抜けて、さらに下落するであろう、ということです。

相場は、10月は穏やかでした。
だから、みなさんは、11月も問題が外に出て来ないと確信しています。

しかし、我々は、11月は米国と世界市場の完全なメルトダウンが起こる月であると思っています。

彼も、自身のウェブサイトに以下の声明を掲示しました。

8月の暴落が悪いと考えるなら、2015年11月は、それどころではなく、米国株、ドルと米国債市場のメルトダウンの到来を告げる月になるだろうと予想しています。

今年の終わりは、今後、何年も続くことになっている経済崩壊の始まりの到来を告げます。
米ドル、米国債と株式市場を吹き飛ばす爆弾は、2015年11月にセットされています。

彼は、巷で、こうしたことが言われ始めると、最終的には、米国の株式は、今より70パーセント近く下落する可能性があると見ています。

この時のインタビューのすべては、下の動画で確認できますが、結果は、ここに書き記しているので、とりたてて見る必要もありません。

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なお、ポルニーが主宰する「Gold 2020 Forecast」は、彼の周期分析(cyclical analysis)理論については、コチラの動画で解説(「マルウェア駆除」や「ドライバアップデート」などの広告が出てきた場合、クリックせずに右上の×をクリックして広告を消してください)していますが、かなり難解です。

一方、ポルニーが警告している市場でのトラブルの初期の徴候は、すでに現れています。

先週の水曜日には、世界最大の製薬会社の株価が、完膚なきまでに叩き落されてしまいました。

お馴染みのビジネス・インサイダーは、それがエンロンと同じ運命を辿ることになりそうだと強調しています。

カラ売り情報を専門に提供しているシトロン・リサーチ(Citron Reseach)が、エンロンと比較したレポートを発表した後、そのカナダの大手製薬会社「バリアント・ファーマシューティカルズ」の株価が下落しました。それは、今も下げ続けています。
売上高水増し疑惑、バリアント株が4割急落

このカナダの製薬会社の株は、110ドル程度で推移していましたが、結局、およそ25%下げて88.50ドルまで下落しました。
この銘柄は、ヘッジファンドの間で人気がありました。

それは、第2四半期の間、「最も重要なNo.10銘柄」として、ゴールドマン・サックスのヘッジファンド・リストにランクインしていたものです。

そして、今週は、建設機械の巨人「キャタピラー社」が、34ヵ月連続で、世界市場での売上が下がり続けていると報告されました。以下は、ゼロ・ヘッジから。

・・・ネコは死ぬとき、少なくとも1回は飛び跳ねます。
CAT(キャタピラー社とキャットをかけて)が、2012年12月に小売販売額の減少が始まってからというもの、一度たりとも売上が回復していません。
事実、2012年12月以来、キャタピラー社は、世界中の市場で34ヶ月連続で売上の減少が続いているのです。
なんと、そのうち、11ヶ月連続で、2桁の売上減少を記録しているのです。

暴落の8月、9月が過ぎたから、もう株価の調整は済んだのだろうと考えるのは命取りです。

ボー・ポルニーは、「11月に米国と世界市場の長期下落が始まる」と確かに予想していますが、「当たる、当たらない」という不毛な賭けごとの真似は、もう止めましょう。11月に起こらなければ、それは12月に起こるはずです。

もちろん、現在の戦争の泥沼化やテロ攻撃、大規模な自然災害など、ポルニーの数式で要素として取り入れられない出来事が起こった場合には、逆に世界市場の崩壊は早まるでしょう。

(以上の要約は全文の3分の1程度です。全文はメルマガでお読みください)


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