いい機会なので、「一見、日本人の味方であるかのように装って、実は惑わしているブログ」を取り上げてみたいと思います。
EX-SKF-JPというブログがあります。
サブタイトルは、「目を覚ませ日本人 立ち上がれ日本人」というものです。
なんでも、日本人に覚醒を促すブログだそうです。
アメリカ在住の日本人が書いているブログで、他に投資関連の金融ブログも運営しているようです。
最新のエントリー「2013年初の伝言ゲーム:「福島および首都圏の多くが放射線管理区域並みの汚染」、「東京は福島とほぼ同じくらいの放射線照射を受けている」で、カレイドスコープの記事「首都圏から避難-このまま東京に住み続けていいのか」の見出しについて、「伝言ゲームである」という評価をいただいたので、それについて。
まず、冒頭でEX-SKF-JPの管理人について、「変なトリックを使って、日本人を惑わすようなことは止めなさい」と言っておきたいと思います。
この管理人が言いたいのは、「東京は福島と、ほぼ同じくらいの放射線照射を受けている」という当ブログの記事の大見出しで、Washington's BlogのTokyo Almost As Irradiated As Fukushimaという大タイトルがそのまま引用されていることについて、「伝言ゲーム」だという悪質な難癖をつけています。
海外の記事を日本語に訳す場合、著作権には最大限注意する必要があります。
長い英語の記事の中で、「おやっ?」という箇所が出てきた場合でも、原文の文意が崩れるほどに勝手に意訳することは許されないからです。
その場合は、注釈なり但し書という形で別に解説記事を書いて補正するのです。
また、英語のブロガーの間違いをそのまま取り上げることも、情報の一つである、という考え方もあるでしょう。
「なぜ、このブロガーは間違えたのか、何か別の意図があるのか」と背景を探る意味で、間違いが混入していると知りつつ、いったんはその記事を採用しておいて、後で分析して間違いを指摘することによって正誤のコントラストを際立たせる、という書き方もあるのです。
あくまで、文章上の手法であり、テクニックの問題に過ぎないのです。
EX-SKF-JPの管理人が「伝言ゲーム」だと言っているのは、私がWashington's Blogに書かれてある大見出しをそのまま直訳した「東京は福島と、ほぼ同じくらいの放射線照射を受けている」という見出しが事実ではないということらしい。
そして、Washington's Blogが引用しているEnergy Newsの記事の多くに、FUKUSHIMA DIARYという日本人ブロガーのソースが多く使われていることが、(要するに)気に食わないということです。
FUKUSHIMA DIARYとは、3.11以降、ヨーロッパに避難した日本人ブロガーが精力的に書いている海外向けの英語ブログで、英語圏の多くの人が、福島第一原発の状況や放射線被曝の状況を知るために読んでいるブログです。
EX-SKF-JPの管理人の物言いは、「日本語のニュアンスの分らないアメリカ人が、FUKUSHIMA DIARYの見出しや内容を鵜呑みにして記事を書くので、そのせいで、間違いが日本に逆輸入されている」と警告しているのです。
付け加えると、FUKUSHIMA DIARYの情報は「勇み足」が多く、それを元にエントリーしているEnergy Newsにも間違いが混入していているから、今回のように、「2012年 東京の放射能汚染の総集編」にEnergy Newsのダイジェスト記事を多く使用して書いているWashington's Blogの記事の見出しも間違いである、と言いたいのす。
これはEX-SKF-JPの管理人の見方が歪んでいるために起こることで、「日本人に対する錯誤への誘導」に他なりません。
この管理人は、明らかにおかしい。
EX-SKF-JPの管理人からは、二度、私にメールをいただきました。
一度は、彼の書いた「フェアウィンズアソシエーツのアーニー・ガンダーセンインタビュー:福島原発事故はわれわれが考えるよりはるかに危険・パート1」という衝撃的な記事を、カレイドスコープで引用したとき。「記事を使っていただいてありがとう」というお礼のメールが。
二度目は、FUKUSHIMA DIARYの記事には間違いがあるので採用しないように、という私に対する忠告のメールでした。
要するに、EX-SKF-JPの管理人は、Fukushima Diaryの記事をソースとしてカレイドスコープにも採用するな、ということです。
それは私が判断することであって、そもそも見識どころか、事実かどうかの見極めすらできないEX-SKF-JPの管理人が、どうのこうのという問題ではない。
今回の件についても、これまでと同じように、当ブログ管理人に問い合わせなり、クレームなりのメールをくれるだけで、ことは済むはずなのに、今回だけはそれがないのは不思議です。
まず、EX-SKF-JPの管理人がこだわっているのは、「Tokyo metropolitan area」という言葉が、今回採用したソースの見出しなど数ヶ所に出てくるのですが、これは「首都圏」と訳すべきなのに、アメリカ人ブロガーの手にかかると、「Tokyo」の文字だけを抜き出して、そのまま「東京」としてしまうことによって、要らぬ恐怖を与えている、ということらしいのです。
これが「伝言ゲーム」の元凶のひとつであると主張しているのです。
これはまったく、おかしい。
たとえば、
「東京が福島と同等に汚染/放射線照射」、などとは小出先生は言っていないのです。
「首都圏の多くが放射線管理区域と同じくらいの汚染だということが分かった」、と言っているだけなのです。
小出さんは東京、ではなく、首都圏、とおっしゃっていますが、外国人はTokyoと聞くと、東京都、と理解する人が大半でしょう。
EX-SKF-JPの管理人は、このように書いています、
だから「大げさに煽るな」と言いたいのでしょうけれど、いったい何を言いたいのか、はっきりしません。
「不要な煽りをするな」と言いたいのであれば、私が採用したWashington's Blogより、小出氏のほうが、もっと「不要な煽り」ということになるはずです。
日本における首都圏の意味とは、首都の東京都およびその周辺の埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県および山梨県の区域を一体とした広域エリアのことを言います。
小出氏の「首都圏の多くが放射線管理区域と同じくらいの汚染だ」という見出しをそのまま使ってしまえば、とんでもない誤解を与えることになるでしょう。
だから、日本の新聞・テレビでは、首都圏とは、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県、あるいは東京(皇居)から50km ~ 100km程度までの圏内とする、ということに決められているのです。
辞書に載っているような意味と、日本のマスメディアで使っている「首都圏」とは、意味が違っているのです。(ただし、天気予報でいう首都圏とは、広辞苑的意味そのままです)
だから小出氏の言っていることは正確ではありません。(少なくとも、データが全部出揃っていない現段階では)
カレイドスコープの記事では、こうした誤解を避けるために、英語のソースでよく使われている「Tokyo metropolitan area」という言葉を、「首都圏」ではなく、「東京大都市圏」と表現しています。
どこどこのエリアと、ここのエリアがホットスポットでぇ~ などといちいち見出しに書いていたら、読み手のほうは、ますます混乱してしまうでしょうから。
それともEX-SKF-JPの管理人が言うように、「Tokyo metropolitan area」を「首都圏」とそのまま書いたほうがいいというのだろうか。
こちらのほうが、この管理人が言うように「不必要な煽り」ということになるでしょうに。第一、それでは嘘を書くことになってしまう。
まったく支離滅裂です。
「Tokyo metropolitan area」を「首都圏」と直訳するか、「東京大都市圏」と約すか、「東京圏」と訳すかは、記事の中身によって適切に判断する必要があるのです。
このWashington's Blogの場合は、「東京」(おそらく「東京都市圏」という意味で「Tokyo」と使っている)と限定していて、それは、センスの問題なのです。
つまり、それをそのまま受け取るアメリカ人のほうが、困ったちゃんということです。
だから、「伝言ゲーム」という記事を書くなら、EX-SKF-JPの管理人が運営している、別の英語ブログに書くべきなのです。
そもそも、この程度の事実を知っている日本人向けには必要のない記事であり、かえって混乱させる結果となっていることに気がつけよ、と。
見出しの目的は、「本文をしっかり読んでもらうための誘導」と「全体の梗概」を伝えることです。
前者に重点を置いた見出しであれば、あえて逆の意味の見出しを書いて興味を喚起し、本文でしっかり理解してもらおうという意図が働いている場合もあるのです。
この場合、漢字の特性から、いわゆる「言外の意味」とか、「行間を読む」ことに長けている日本人にとっては誤解が生じるというようなトラブルは起きません。
見出しとは、個人のセンスが発揮されるところであり、書き手の意図するところを伝えるという役割もあるので、むしろ意味よりも「記号性」のほうが優先されるのです。
小出氏が、「首都圏の多くが放射線管理区域と同じくらい」といっているのは方便として言っているだけで、それは事実ではないかもしれませんが、将来は事実になる可能性もあるわけです。(ただし、現時点では間違い、ということになります)
しかし、東京、あるいは東京大都市圏(葛飾区など都内だけではなく、千葉の柏、流山、取手、松戸など)で福島の汚染と同じようなレベルのホットスポットがたくさん見つかっているのは事実です。
EX-SKF-JPの管理人はこうも書いているのですが…、
今度は何の情報が交錯しているんだろう、と思い、リンクをすべて辿ってみたら、やはり「伝言ゲーム」でした。
新年早々脱力ですが、交錯した誤情報で皆様が必要のない心配をなさるのがどうも我慢できないので、辿ったリンクをご紹介します。
「新年早々脱力する」のはこちらのほうだ。
EX-SKF-JPの管理人は、自分こそが、「見出しのトリック」を使って、変な誘導を行っていることに気づかなければならない。
意図的だとすれば、手の込んだ悪質さであり、無意識であれば無知から来る「有害」である。
記事には構成というものがあります。
Washington's Blogには、これ幸いに1年間のダイジェストが載っていたので、これを当ブログの記事「首都圏から避難-このまま東京に住み続けていいのか」のプロログに「引き」として使ったに過ぎないのです。
これは私のほうで、いちいち調べないで済んだからです。
Washington's Blogの記事の見出しが正確かどうかではなく、Washington's Blogの書き手が、「Tokyo metropolitan area」と言う言葉を使って「そのほとんどが汚染されている」と書いた場合、反応が大き過ぎると判断して、「東京」と限定的に書いた可能性もあります。
有能な書き手ほど、そのように考えるものなのです。
EX-SKF-JPの管理人がおかしいのは、この見出しの一点(これは感性の問題)を突付いて、伝言ゲーム云々を強調しているものの、肝心の記事の中身が事実であるかどうかについては一切触れないことです。
EX-SKF-JPの管理人が難癖をつけてきた「首都圏から避難-このまま東京に住み続けていいのか」の記事を読めばすぐにわかるでしょう。
Washington's Blogの見出しを使っているだけで、中身の本文自体は、新聞や国のデータ、都庁などの地方自治体の公式データを基に記事を書いているのです。
Washington's Blogの見出し「東京が福島と同じくらい放射線照射されている」という見出しだけを取り上げ、記事そのものまで「大げさだ」という誘導は悪質極まりないし、日本人の読者を惑わす悪質なトリックです。
外国語(この場合英語)で書いてあるから、信憑性が高い、信じられる、と思い込むのは、今年はもうやめませんか?
とEX-SKF-JPの管理人は言っています。
「英語で書いてあるから信憑性が高い、信じられる、と思い込む」って、いったい誰が?
「海外の記事だから信憑性が高い」などと思うような単純な日本人など、いるのだろうか。
EX-SKF-JPは、今まで何度か、事実を「伝言ゲーム」にして、「大げさだ」ということにしまおうという試みをやっています。
■2012年4月11日のエントリー:
福島第一原発事故「伝言ゲーム」: 日本政府の「最悪シナリオ」には、首都圏住民が避難を迫られる状況が記されていた(毎日)→日本政府は首都圏3千9百万人の住人の強制避難の詳細計画を作成中(海外ブログ)
ここでも「伝言ゲーム」と言っていますが、この政府による避難計画は事実です。
EX-SKF-JP管理人には事実を認識する能力がないようです。
このブロガーもまた、認知的不況和という病に冒されてしまったのでしょう。
■2012年6月27日のエントリー:
またも伝言ゲーム?:「4号機タービン建屋南側の土壌改良作業写真」→「4号機原子炉建屋南西側の土壌はこれ以上建物の重量を支えられない証拠」
この記事でも、
「4号機に関しては(証拠のあるなしにほとんどかかわらず)全世界で「懸念」がいろいろな形で表明されて広まっており、これ以上不必要な煽りはいらない、と思いなおしてポストを出すことにしました」
とEX-SKF-JP管理人は書いていますが、「これ以上不必要な煽りはいらない」という根拠になっているのは、なんと、東電が出してきた資料なのです。
今でも、東電は正確な情報を出していないのです。それは東電の公式の発言から分かっています。
「これ以上不必要な煽りはいらない」とは、どういう意味なのか。
日本は、巨大地震の「巣」がたくさんあるのです。
東日本大震災と同規模の地震が宮城県沖ではなく、福井県の日本海側で起こっていたら、活断層の上に建っている原発銀座はひとたまりもなかったしょう。
また、静岡県沖で起きていたら、やはり活断層の上に建っている浜岡原発は破壊されていたでしょう。
もし浜岡だったら、首都圏はどうなっていたでしょうか。
EX-SKF-JP管理人は、去年の6月に、フェアウィンズアソシエーツのアーニー・ガンダーセンインタビュー:「福島原発事故はわれわれが考えるよりはるかに危険」パート1~4までの4本の記事を書き、「自由に記事を拡散してください」と閲覧者に言っていたのではないのか。
この記事は、ガンダーセン氏の主張する「4号機倒壊の可能性があるので、万一の場合に備えて避難の準備をするように」という警告の記事ではなかったのか。それも「南半球に」。
それが、今ではEX-SKF-JPの管理人は逆のことを書いている。
東電のデータが正しいと引き合いに出し、東電と日本の政府とまったく同じことを言うようになったのです。
つまり、この管理人は、今になって自分が翻訳して記事としてアップしたガンダーセン氏の警告が、おおげさだと言っていることになるのです。
このように、EX-SKF-JPの管理人の書く記事が、ある時から突然、変節したので当方からリンクをはずしたのです。
この女性ブロガーは、株式市場が原発災害で底値をつけたところで、電力株かエネルギー関連のファンドでも買ったようだ。
株価の吊り上げに必死になっているさまが手に取るように見える、という大変に分かりやすい人だ。
ともあれ、EX-SKF-JP管理人は、これからも「事実が何か」ということより、記事の見出しにこだわり続けるつもりなら、日本語のニュアンスというものを勉強し、正確に解釈できるようになって欲しい。
そして、恣意的、誘導的な事実ではない記事を書いて日本人を惑わすような怪しげな行為は止めなければならない。
「目を覚ませ日本人」とサブタイトルに書く前に、まずは自分が目を覚ますことです。
少なくとも、日本人はEX-SKF-JP管理人より、ずっと覚醒しているから心配ご無用。
この手の記事を書くなら、もっとしっかりと視点を据えなければ駄目だ。
EX-SKF-JP管理人は、この記事に異議があるのであれば、堂々と私にメールをよこしなさい。
それを当ブログで公開形式にします。
閲覧者の人たちにオープンにして、一部始終を読んだ人が、それぞれ判断することは大変意義のあることでしょう。
去年の暮れから、1号機の温度が急上昇していることは事実です。
私のところにも、別ルートから情報をいただいています。
FUKUSHIMA DIARYさんも、このことを警告しています。
どうか、EX-SKF-JP管理人のような、文意をゆがめて解釈するような、おかしな人間を相手にせず、これからも注意情報を発信していただきたいと思います。
ただ、FUKUSHIMA DIARYさんも英語力を磨いて、事実だけを書けば、国際デマブログなどと言われなくなるでしょうし。
君は君で頑張ればいい。
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最新のエントリー「2013年初の伝言ゲーム:「福島および首都圏の多くが放射線管理区域並みの汚染」、「東京は福島とほぼ同じくらいの放射線照射を受けている」で、カレイドスコープの記事「首都圏から避難-このまま東京に住み続けていいのか」の見出しについて、「伝言ゲームである」という評価をいただいたので、それについて。
まず、冒頭でEX-SKF-JPの管理人について、「変なトリックを使って、日本人を惑わすようなことは止めなさい」と言っておきたいと思います。
この管理人が言いたいのは、「東京は福島と、ほぼ同じくらいの放射線照射を受けている」という当ブログの記事の大見出しで、Washington's BlogのTokyo Almost As Irradiated As Fukushimaという大タイトルがそのまま引用されていることについて、「伝言ゲーム」だという悪質な難癖をつけています。
海外の記事を日本語に訳す場合、著作権には最大限注意する必要があります。
長い英語の記事の中で、「おやっ?」という箇所が出てきた場合でも、原文の文意が崩れるほどに勝手に意訳することは許されないからです。
その場合は、注釈なり但し書という形で別に解説記事を書いて補正するのです。
また、英語のブロガーの間違いをそのまま取り上げることも、情報の一つである、という考え方もあるでしょう。
「なぜ、このブロガーは間違えたのか、何か別の意図があるのか」と背景を探る意味で、間違いが混入していると知りつつ、いったんはその記事を採用しておいて、後で分析して間違いを指摘することによって正誤のコントラストを際立たせる、という書き方もあるのです。
あくまで、文章上の手法であり、テクニックの問題に過ぎないのです。
EX-SKF-JPの管理人が「伝言ゲーム」だと言っているのは、私がWashington's Blogに書かれてある大見出しをそのまま直訳した「東京は福島と、ほぼ同じくらいの放射線照射を受けている」という見出しが事実ではないということらしい。
そして、Washington's Blogが引用しているEnergy Newsの記事の多くに、FUKUSHIMA DIARYという日本人ブロガーのソースが多く使われていることが、(要するに)気に食わないということです。
FUKUSHIMA DIARYとは、3.11以降、ヨーロッパに避難した日本人ブロガーが精力的に書いている海外向けの英語ブログで、英語圏の多くの人が、福島第一原発の状況や放射線被曝の状況を知るために読んでいるブログです。
EX-SKF-JPの管理人の物言いは、「日本語のニュアンスの分らないアメリカ人が、FUKUSHIMA DIARYの見出しや内容を鵜呑みにして記事を書くので、そのせいで、間違いが日本に逆輸入されている」と警告しているのです。
付け加えると、FUKUSHIMA DIARYの情報は「勇み足」が多く、それを元にエントリーしているEnergy Newsにも間違いが混入していているから、今回のように、「2012年 東京の放射能汚染の総集編」にEnergy Newsのダイジェスト記事を多く使用して書いているWashington's Blogの記事の見出しも間違いである、と言いたいのす。
これはEX-SKF-JPの管理人の見方が歪んでいるために起こることで、「日本人に対する錯誤への誘導」に他なりません。
この管理人は、明らかにおかしい。
EX-SKF-JPの管理人からは、二度、私にメールをいただきました。
一度は、彼の書いた「フェアウィンズアソシエーツのアーニー・ガンダーセンインタビュー:福島原発事故はわれわれが考えるよりはるかに危険・パート1」という衝撃的な記事を、カレイドスコープで引用したとき。「記事を使っていただいてありがとう」というお礼のメールが。
二度目は、FUKUSHIMA DIARYの記事には間違いがあるので採用しないように、という私に対する忠告のメールでした。
要するに、EX-SKF-JPの管理人は、Fukushima Diaryの記事をソースとしてカレイドスコープにも採用するな、ということです。
それは私が判断することであって、そもそも見識どころか、事実かどうかの見極めすらできないEX-SKF-JPの管理人が、どうのこうのという問題ではない。
今回の件についても、これまでと同じように、当ブログ管理人に問い合わせなり、クレームなりのメールをくれるだけで、ことは済むはずなのに、今回だけはそれがないのは不思議です。
まず、EX-SKF-JPの管理人がこだわっているのは、「Tokyo metropolitan area」という言葉が、今回採用したソースの見出しなど数ヶ所に出てくるのですが、これは「首都圏」と訳すべきなのに、アメリカ人ブロガーの手にかかると、「Tokyo」の文字だけを抜き出して、そのまま「東京」としてしまうことによって、要らぬ恐怖を与えている、ということらしいのです。
これが「伝言ゲーム」の元凶のひとつであると主張しているのです。
これはまったく、おかしい。
たとえば、
「東京が福島と同等に汚染/放射線照射」、などとは小出先生は言っていないのです。
「首都圏の多くが放射線管理区域と同じくらいの汚染だということが分かった」、と言っているだけなのです。
小出さんは東京、ではなく、首都圏、とおっしゃっていますが、外国人はTokyoと聞くと、東京都、と理解する人が大半でしょう。
EX-SKF-JPの管理人は、このように書いています、
だから「大げさに煽るな」と言いたいのでしょうけれど、いったい何を言いたいのか、はっきりしません。
「不要な煽りをするな」と言いたいのであれば、私が採用したWashington's Blogより、小出氏のほうが、もっと「不要な煽り」ということになるはずです。
日本における首都圏の意味とは、首都の東京都およびその周辺の埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県および山梨県の区域を一体とした広域エリアのことを言います。
小出氏の「首都圏の多くが放射線管理区域と同じくらいの汚染だ」という見出しをそのまま使ってしまえば、とんでもない誤解を与えることになるでしょう。
だから、日本の新聞・テレビでは、首都圏とは、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県、あるいは東京(皇居)から50km ~ 100km程度までの圏内とする、ということに決められているのです。
辞書に載っているような意味と、日本のマスメディアで使っている「首都圏」とは、意味が違っているのです。(ただし、天気予報でいう首都圏とは、広辞苑的意味そのままです)
だから小出氏の言っていることは正確ではありません。(少なくとも、データが全部出揃っていない現段階では)
カレイドスコープの記事では、こうした誤解を避けるために、英語のソースでよく使われている「Tokyo metropolitan area」という言葉を、「首都圏」ではなく、「東京大都市圏」と表現しています。
どこどこのエリアと、ここのエリアがホットスポットでぇ~ などといちいち見出しに書いていたら、読み手のほうは、ますます混乱してしまうでしょうから。
それともEX-SKF-JPの管理人が言うように、「Tokyo metropolitan area」を「首都圏」とそのまま書いたほうがいいというのだろうか。
こちらのほうが、この管理人が言うように「不必要な煽り」ということになるでしょうに。第一、それでは嘘を書くことになってしまう。
まったく支離滅裂です。
「Tokyo metropolitan area」を「首都圏」と直訳するか、「東京大都市圏」と約すか、「東京圏」と訳すかは、記事の中身によって適切に判断する必要があるのです。
このWashington's Blogの場合は、「東京」(おそらく「東京都市圏」という意味で「Tokyo」と使っている)と限定していて、それは、センスの問題なのです。
つまり、それをそのまま受け取るアメリカ人のほうが、困ったちゃんということです。
だから、「伝言ゲーム」という記事を書くなら、EX-SKF-JPの管理人が運営している、別の英語ブログに書くべきなのです。
そもそも、この程度の事実を知っている日本人向けには必要のない記事であり、かえって混乱させる結果となっていることに気がつけよ、と。
見出しの目的は、「本文をしっかり読んでもらうための誘導」と「全体の梗概」を伝えることです。
前者に重点を置いた見出しであれば、あえて逆の意味の見出しを書いて興味を喚起し、本文でしっかり理解してもらおうという意図が働いている場合もあるのです。
この場合、漢字の特性から、いわゆる「言外の意味」とか、「行間を読む」ことに長けている日本人にとっては誤解が生じるというようなトラブルは起きません。
見出しとは、個人のセンスが発揮されるところであり、書き手の意図するところを伝えるという役割もあるので、むしろ意味よりも「記号性」のほうが優先されるのです。
小出氏が、「首都圏の多くが放射線管理区域と同じくらい」といっているのは方便として言っているだけで、それは事実ではないかもしれませんが、将来は事実になる可能性もあるわけです。(ただし、現時点では間違い、ということになります)
しかし、東京、あるいは東京大都市圏(葛飾区など都内だけではなく、千葉の柏、流山、取手、松戸など)で福島の汚染と同じようなレベルのホットスポットがたくさん見つかっているのは事実です。
EX-SKF-JPの管理人はこうも書いているのですが…、
今度は何の情報が交錯しているんだろう、と思い、リンクをすべて辿ってみたら、やはり「伝言ゲーム」でした。
新年早々脱力ですが、交錯した誤情報で皆様が必要のない心配をなさるのがどうも我慢できないので、辿ったリンクをご紹介します。
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意図的だとすれば、手の込んだ悪質さであり、無意識であれば無知から来る「有害」である。
記事には構成というものがあります。
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これは私のほうで、いちいち調べないで済んだからです。
Washington's Blogの記事の見出しが正確かどうかではなく、Washington's Blogの書き手が、「Tokyo metropolitan area」と言う言葉を使って「そのほとんどが汚染されている」と書いた場合、反応が大き過ぎると判断して、「東京」と限定的に書いた可能性もあります。
有能な書き手ほど、そのように考えるものなのです。
EX-SKF-JPの管理人がおかしいのは、この見出しの一点(これは感性の問題)を突付いて、伝言ゲーム云々を強調しているものの、肝心の記事の中身が事実であるかどうかについては一切触れないことです。
EX-SKF-JPの管理人が難癖をつけてきた「首都圏から避難-このまま東京に住み続けていいのか」の記事を読めばすぐにわかるでしょう。
Washington's Blogの見出しを使っているだけで、中身の本文自体は、新聞や国のデータ、都庁などの地方自治体の公式データを基に記事を書いているのです。
Washington's Blogの見出し「東京が福島と同じくらい放射線照射されている」という見出しだけを取り上げ、記事そのものまで「大げさだ」という誘導は悪質極まりないし、日本人の読者を惑わす悪質なトリックです。
外国語(この場合英語)で書いてあるから、信憑性が高い、信じられる、と思い込むのは、今年はもうやめませんか?
とEX-SKF-JPの管理人は言っています。
「英語で書いてあるから信憑性が高い、信じられる、と思い込む」って、いったい誰が?
「海外の記事だから信憑性が高い」などと思うような単純な日本人など、いるのだろうか。
EX-SKF-JPは、今まで何度か、事実を「伝言ゲーム」にして、「大げさだ」ということにしまおうという試みをやっています。
■2012年4月11日のエントリー:
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ここでも「伝言ゲーム」と言っていますが、この政府による避難計画は事実です。
EX-SKF-JP管理人には事実を認識する能力がないようです。
このブロガーもまた、認知的不況和という病に冒されてしまったのでしょう。
■2012年6月27日のエントリー:
またも伝言ゲーム?:「4号機タービン建屋南側の土壌改良作業写真」→「4号機原子炉建屋南西側の土壌はこれ以上建物の重量を支えられない証拠」
この記事でも、
「4号機に関しては(証拠のあるなしにほとんどかかわらず)全世界で「懸念」がいろいろな形で表明されて広まっており、これ以上不必要な煽りはいらない、と思いなおしてポストを出すことにしました」
とEX-SKF-JP管理人は書いていますが、「これ以上不必要な煽りはいらない」という根拠になっているのは、なんと、東電が出してきた資料なのです。
今でも、東電は正確な情報を出していないのです。それは東電の公式の発言から分かっています。
「これ以上不必要な煽りはいらない」とは、どういう意味なのか。
日本は、巨大地震の「巣」がたくさんあるのです。
東日本大震災と同規模の地震が宮城県沖ではなく、福井県の日本海側で起こっていたら、活断層の上に建っている原発銀座はひとたまりもなかったしょう。
また、静岡県沖で起きていたら、やはり活断層の上に建っている浜岡原発は破壊されていたでしょう。
もし浜岡だったら、首都圏はどうなっていたでしょうか。
EX-SKF-JP管理人は、去年の6月に、フェアウィンズアソシエーツのアーニー・ガンダーセンインタビュー:「福島原発事故はわれわれが考えるよりはるかに危険」パート1~4までの4本の記事を書き、「自由に記事を拡散してください」と閲覧者に言っていたのではないのか。
この記事は、ガンダーセン氏の主張する「4号機倒壊の可能性があるので、万一の場合に備えて避難の準備をするように」という警告の記事ではなかったのか。それも「南半球に」。
それが、今ではEX-SKF-JPの管理人は逆のことを書いている。
東電のデータが正しいと引き合いに出し、東電と日本の政府とまったく同じことを言うようになったのです。
つまり、この管理人は、今になって自分が翻訳して記事としてアップしたガンダーセン氏の警告が、おおげさだと言っていることになるのです。
このように、EX-SKF-JPの管理人の書く記事が、ある時から突然、変節したので当方からリンクをはずしたのです。
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ともあれ、EX-SKF-JP管理人は、これからも「事実が何か」ということより、記事の見出しにこだわり続けるつもりなら、日本語のニュアンスというものを勉強し、正確に解釈できるようになって欲しい。
そして、恣意的、誘導的な事実ではない記事を書いて日本人を惑わすような怪しげな行為は止めなければならない。
「目を覚ませ日本人」とサブタイトルに書く前に、まずは自分が目を覚ますことです。
少なくとも、日本人はEX-SKF-JP管理人より、ずっと覚醒しているから心配ご無用。
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EX-SKF-JP管理人は、この記事に異議があるのであれば、堂々と私にメールをよこしなさい。
それを当ブログで公開形式にします。
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去年の暮れから、1号機の温度が急上昇していることは事実です。
私のところにも、別ルートから情報をいただいています。
FUKUSHIMA DIARYさんも、このことを警告しています。
どうか、EX-SKF-JP管理人のような、文意をゆがめて解釈するような、おかしな人間を相手にせず、これからも注意情報を発信していただきたいと思います。
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3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント③
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