通りすがりの○△□240705・ミナミノスタルジア 7
カメラを持つようになってから日常のさりげない光景に
美しさを見いだすようになったとよく言われています。
でもそれは日常をカメラのフレーム、つまり四角い枠に入れて
見るようになったからなんですね。
フレーミングの美化作用です。
そのことによって日常が美しく見えるようになったのです。
日常そのものの美しさは
カメラに収める前に気づいていてもよかったのです。
カメラに頼らなくても気づいてあげられたのですから。
写真を撮ることは近くであれ遠くであれ、
あらゆるものに目を向けることです。
日常というものはふつう近視眼的なことですから
遠くにあるものや周りにあるものに
写真を撮ろうとすることで目が行きにくくなってしまうように思います。
日常を写真に撮ることを意識し過ぎるからなんですね。
日常を大切にすることは悪いことではないのですが
写真を表現とすると、あらゆるものに目を向けるようにすることが
大切ではないでしょうか。
にほんブログ村へ
↑↑写真のブログランキングに参加しています。
クリックは記事更新の励みになり、とてもうれしいです。