ますます「写真」が何を指しているのか分からなくなってきました。いずれ「写真」あるいは「photogragh」という言葉はなくなるかもしれません。それはそうとして、個人的には自分の考える写真を撮り続けるだけしかないと思っています。
投稿日:2024.03.06 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
人は勘違いする生き物だと思うのですが、今回はらしくないことを書きます。たとえば幸福とは「なるもの」と思っていますよね。その「なる」は「成る」ですから「カタチ」ができます。そのためその「カタチ」を維持しようとします。でもそれは反幸福ではないでしょうか。「カタチ」の無くなることの不安が付きまとうからです。幸福は人の思いで成るものではないのかもしれません。人の思いとは関係なく、気が付いたらここに居ている...
投稿日:2024.03.05 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
主人公が五感を失ってゆくテレビドラマがあります。味覚、嗅覚と失い、現在は触覚を失っています。でも、物を掴んだりはできているんですね。そのあたりは考察して描かれていると思うので「そうなんだ」と思って見ています。そもそもそんなこと想像したくないです。五感のうちで触覚がいちばん世界との接触で大切だろうと思うのです。それでいちばん最後に失うのが触覚だと思っていましたがちょうど真ん中の3番目でしたね。残され...
投稿日:2024.03.04 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
写真撮影を突き詰めれば「距離」なんですね。まず焦点距離、つまり画角を決めないといけません。画角は写したい範囲のことですから基準になります。その写したい範囲はどれだけ離れればいいか、あるいは近づいたらいいかで決まります。つまり撮影距離です。そしてファインダーなりモニターを見るのですがしっくりこないことってありますよね。この場合、心理的距離に異和を感じているのでレンズを変える、焦点距離を変えるより撮影...
投稿日:2024.03.03 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
「カメラを始める」というのは不思議な言い方ですね。カメラというのは器械ですが、「電子レンジを始める」とは言いませんよね。同じアートの油絵だと「絵筆や絵の具を始める」とは言いませんが音楽だと「ギターを始める」と言います。そう考えると写真は絵画より音楽のほうに近いのかもしれません。ただギターは音楽で使う楽器の一つですがカメラは写真一般をカバーできます。音楽の場合は「音楽を始める」では守備範囲が広いので...
投稿日:2024.02.15 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
見てあっさり分かってしまうと物足りないです。見てまったく分からないとイラ立ちます。写真の話ですが中間の落としどころが悩ましいです。...
投稿日:2024.02.14 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
私自身も以前はよく言っていたことなのですが今、違和感を感じるようになったことがあります。「下手だけどいい写真を撮れればいいんですよ」という言い方です。特に上手い人、プロの人が言うのは少し違うのではないかなと思うようになったのです。下手であることを悩んでいるのに上手いことで余裕のある人からのアドバイスとしてはふさわしくない気がします。やはり単刀直入に「こうしないと上手くなれませんよ」と教えてあげるほ...
投稿日:2024.02.13 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
写真を4つに分ける考え方があります。①うまくて良い②うまいけどダメ③へたでダメ④へただけど良い・・・だそうです。なるほどと思うのですが、そんなに単純でもない気もします。うまい、へたを技術的な面では言えても表現的にうまい、へたというのは微妙ですよね。まして、良い、ダメというのはさらに分かりにくいです。良い、ダメはとても主観的なのです。ほとんど好き、嫌いと言い換えてもいいようなことが写真の場合、頻繁に起こ...
投稿日:2024.01.09 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
「いい写真の撮り方」という文章があるとします。そこに写真、つまり作品も載っています。読んでみるとなるほどと思えてくるのですがなぜか引っかかってくるのです。作品が「いい写真」の見本として添えられているのですがたしかに上手い写真ではあるのですが書いた人の「いい写真」の定義がよく分からないのです。私もよく「いい写真」という言葉を使いますが他に思いつかないだけで、じつはまったくと言っていいほど分かっていな...
投稿日:2024.01.08 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
ストリートスナップが流行っているらしいです。写真界全般に疎いカメ爺なのでよく分からないのですがネットで見るとスナップというよりポートレートなんですね。屋外の街の通りで人物(モデルさん?)をスナップ風に撮るからストリートスナップのようです。スタジオ撮影はライティングがメチャ難しいですが屋外のスナップだとライティングはどうなっているんだろうと思ったりするのでした。...
投稿日:2024.01.07 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
○○という機種で写真を撮ることにこだわるのがカメラマン、○○という機種で撮った写真にこだわるのが写真家、同じようで違うと思います。カメラマンは○○という機種が必要ですが写真家は○○という機種と同じように撮れる機種があればそれでもいいからです。カメラにアイデンティティーを強く感じるのがカメラマンカメラにアイデンティティーはあまり感じないのが写真家ではないでしょうか。...
投稿日:2024.01.05 カテゴリ:日本橋・難波・道頓堀 2
時代に逆行するようですが1200万画素のカメラを使ってみました。画像の質というのでしょうか、見極める目がない私には十分綺麗に写せるように思えました。花や風景なら高画質が必要、ベストだと思いますが街の風景スナップにはこれくらいでも個人的には全然OKですね。私の興味は3次元の空間である街の光景が2次元の平面画像ではどうなるかなのです。必要以上に美化したりしないほうがいいと思っています。かと言って街の素顔みたい...