ますます「写真」が何を指しているのか分からなくなってきました。いずれ「写真」あるいは「photogragh」という言葉はなくなるかもしれません。それはそうとして、個人的には自分の考える写真を撮り続けるだけしかないと思っています。
投稿日:2023.11.19 カテゴリ:大阪城公園
当たり前に写真を撮るようになりました。未来に「今」を振り返れるように。でも未来になって振り返った時取り返しのつかない過去に気づきます。ー確かにあのころが写っている。でも何かが違う・・・私でない私が写っているように感じる。そして知るのです。過去はもうどこにも存在しないことを。...
投稿日:2023.11.16 カテゴリ:大阪城公園
この撮影から2か月余り経ちました。まだ秋の入り口で、昼間には危険が待っているとテレビなどで連呼されていたので早朝に出かけたのです。「招き猫」は今も待っているのでしょうか。手は疲れないのでしょうか。秋も終わりに向かっています。ちょっと違う気もしますが「秋」という字に「火」があるのは紅葉が燃えているように見えるからでしょうか。浄蓮の滝の山がそうだったように。語源を調べたら分かると思うのですが面倒なので...
投稿日:2023.11.05 カテゴリ:大阪城公園
写真関係のSNSを見ていると使っているカメラやレンズの記事をよく見かけます。それだけ機材にこだわっているのが伝わってきますよね。写真はカメラやレンズがないと撮れないのですから不満を感じない、出来るだけ自分のお気に入りの機材で撮りたいです。ところが写真を見てくれる人は、写真撮影に興味のある人は別にしてほとんどの人はその写真に写っている被写体のほうに関心が向かいます。どんなカメラで撮ったかは、ほぼ気にし...
投稿日:2023.11.03 カテゴリ:大阪城公園
写真というのは何らかの被写体を写したものですよね。その被写体は何であれ、たいていはみんなが見たことのあるものです。大阪城公園は一つですから、そこで撮った写真は誰が撮っても大阪城公園の写真になります。当たり前のことを言っているみたいですがレンズを変えたり、構図を変えたり、レタッチを凝ったりして他の人との差別化を試みるしかないのです。それでも「どこかで見たことのある写真」からは免れないのではないでしょ...
投稿日:2023.11.01 カテゴリ:大阪城公園
「加工詐欺」とか言った言葉があるんですね。実際とはあまりにも違う過度なレタッチ写真が指摘されています。詐欺というのはかなり強い言い方なので、よっぽどのことだと思います。じつは写真はもともと加工しなければ写せないものではないでしょうか。三次元を二次元にし、時間を停止して写したものですから人為的に加工していると言えるんですね。ただ被写体に依存しているわけですから見た人は被写体のイメージ=印象で写真を見...
投稿日:2023.10.30 カテゴリ:大阪城公園
NHKのETV「日曜美術館」だったと思うのですが画家が何度も手直しして絵を描いているシーンがありました。描いた絵の上にまた上書きしてゆくというのでしょうか専門的なことは分かりませんが、自分の納得する絵になるまで何度も書き直してゆくのだと思いました。それは写真で何度も撮る=たくさん撮る意味に通じるのではないでしょうか。写真は多重露光とかありますが、それは上書きとは違いますよね。同じシーンを少しずつ画面をず...
投稿日:2023.10.24 カテゴリ:大阪城公園
第一印象が大切と言われますよね。その中心になるのが「見た目」つまり視覚です。写真も印象付けるには鮮やかさを増し、コントラストを付けるのが手っ取り早いです。彩度を強調するとか、三原色、特に赤を上手く使うということですね。モノクロだけではなく、カラーでも白く飛ばしたり、黒く潰したりしてコントラストを強調してインパクトを付けれます。それはテクニックとしてもちろんありなのですが、印象だけでは、時間が経つと...
投稿日:2023.10.19 カテゴリ:大阪城公園
カメラ雑誌の来月11月号が発売されました。ネットで見ています。前にも書いたのですが、フォトコンテストなどの作品の画面が濃すぎる印象があり、重く感じられます。重厚さというのでしょうかモニターで見ているせいかもしれません。ちょこまかカメ爺の私の場合は狡(こ)すぎるのですが・・・。...
投稿日:2023.10.15 カテゴリ:大阪城公園
これらのカットを撮ったのがちょうど1カ月前でした。当時は「危険な暑さ」が道を歩く前から叫ばれていたので早朝なら危険が迫って来る前だろうということで出かけました。あれからひと月、暑さの危険は去りましたが今度は寒さの危険が待っています。まだ少しは余裕がありそうで、秋にも目立ってほしいと思います。最近は春と秋の活躍期間が短くなりましたが平等の時代ですから、やはりどちらも3か月間、いてほしいですね。...
投稿日:2023.10.11 カテゴリ:大阪城公園
タイトルがスナップの動画だというので見てみるのですが最初のほうは延々とこれから使うカメラやレンズの説明が続きます。写真は機材が大切なので、分からなくもないのですが個人的には撮影風景や撮影カットの紹介に時間を掛けてほしいなあと思って、機材の説明の部分は飛ばして見ています。まあ、以前は写真仲間以外の人たちの撮影現場を見ることはほとんどできなかったのですから、いい時代になったなと思うことにしています。た...
投稿日:2023.09.29 カテゴリ:大阪城公園
写真は面白いと感じることで何とか続けてこれた気がします。ただ、どこが?と改めて考えても言葉にしにくいところがあります。目の前の光景が平面画像になるとどんなふうになるのかが、面白いと言えるのですがそれでは答えにはなっていませんよね。美のためとか、表現のためとか、思い出のためとか、記憶のためとか、コミュニケーションのためとか、人それぞれ理由があると思うのですが自分にはそれはないなということだけは確かな...
投稿日:2023.09.21 カテゴリ:大阪城公園
カメラ雑誌の来月号、10月号が発売されました。今はネットでも見れるので便利になりましたね。機材のページはほとんど見ないのですがフォトコンなど、作品の載ったページはよく見ています。それで気になったことがあります。以前からなのですが黒くつぶれたところが多い、いわゆるコントラストがキツい作品のことです。私は再現にはこだわっていないので矛盾しているのですがほとんどまっ黒で質感のない部分が多いのは気になります...
投稿日:2023.09.20 カテゴリ:大阪城公園
昔、プロの写真家の人に「大阪城公園で撮影しても、大阪城は画面に入れてはよくない」と言われたことがあります。???大阪城はコードというのでしょうか、とても意味合いの強い被写体なのでスナップの場合は、画面を左右するから・・・のようなことだったと思います。スナップ=普遍的なモノやコトを撮るということなんですね。なるほどと、その時分かったつもりでした。が・・・今は「別に入れてもええやん」と思うようになりま...
投稿日:2023.09.18 カテゴリ:大阪城公園
何をやって来たかではなく今、どんな写真を撮っているかだと思います。過去の実績、受賞歴、写歴も大切だと思いますが昔のことが目立つのもどうかなと思うのです。写真はその時代と併走するアートだと思います。...
投稿日:2023.09.17 カテゴリ:大阪城公園
写真は「アレ」を撮ろうとしても「ソレ」しか写りません。予めイメージしていた「アレ」ですが、そこにある「ソレ」が写るのです。家に帰って気づきます。「アレ?」...
投稿日:2023.09.16 カテゴリ:大阪城公園
早朝の撮影は気持ちいいですね。人もまばらなので撮りやすいです。あとはどんな写真を撮るかなのですがそれはそれで撮りにくいです。...
投稿日:2023.09.15 カテゴリ:大阪城公園
昨夜は道頓堀、戎橋はすごいコトになっていましたね。時々撮影する場所ですが、昨日居たら生きて帰れなかったと思います。それと比べると、これを撮影した朝の大阪城公園は同じ大阪かと思えますね。大阪人=騒ぎたがりではないことを声を小にしてポツリと伝えたいです。大阪のあちこちで、ボケとツッコミが行われているわけではありません。先入観は写真の世界でも、あまり持たないほうがいいと思います。人それぞれ、写真もそれぞ...
投稿日:2023.09.14 カテゴリ:大阪城公園
半年ぶりの大阪城公園ですがこんなに早朝に来たのは、もう何十年も前のことだったと思います。今回、事前に何を撮るかは決めずにやって来たのですが同じ所を、よく飽きも来ずにバシャバシャ撮れるなあと思います。季節は秋がやって来ているのですが撮影中は頭を空っぽに出来るのがとてもいいです。ただ、撮影が終わっても頭の中は空っぽのままなのが少し引っ掛かります。...