ますます「写真」が何を指しているのか分からなくなってきました。いずれ「写真」あるいは「photogragh」という言葉はなくなるかもしれません。それはそうとして、個人的には自分の考える写真を撮り続けるだけしかないと思っています。
投稿日:2024.07.21 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
ノスタルジー・・・もう取り戻せないあの頃への思いが人には必要なことがよく分かるのが写真なんですね。不確かで当てにならない、ただ、ただ明るいだけの未来よりたとえちょっぴりうす暗いけれど、確かにあった過去のほうに人は惹かれるのだと思います。ノスタルジーそのものが幻想だったとしてもあったことにしたいのです。若くて、元気で、みんな仲がよくて、ほのぼのとしていた「写真」という名の過去の中で、ホントの私を生き...
投稿日:2024.07.19 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
写真は記録でもあり、記憶でもあると言われています。発音するとよく似ているんですね。それで同じように思われています。でも、記録はカメラ側に属し、記憶は人間側に属します。そのため微妙にズレが生じることになるのです。そのズレが写真の面白さだと思います。自分の思ったことが写っていないことがあるのは仕方のないことだと思います。...
投稿日:2024.07.04 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
毎年、7月7日が近づくとなぜだかワクワクしてきます。じっとしていても何かいいことがやってきそうな気分がしてくるのです。「たなばた」を「たなぼた」と勘違いしているんですね。天の二人には失礼なカメ爺です。そんな私の撮る写真ですから「たなぼた写真」です。運任せで、楽して「いい写真」を撮りたいという、他力本願の虫のいい話です。でも、世の中はもちろん、写真の世界もそんなに甘くはないのでした。...
投稿日:2024.06.24 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
森山大道は神様でした。森山大道は崇拝の対象でした。森山大道はスターであり、憧れでもありました。森山大道みたいになりたかったのです。森山大道みたいになりたくて真似してみました。森山大道に成れませんでした。森山大道は一人でよかったのです。森山大道のダミーは要らなかったのです。森山大道は特別だったのでしょうか。森山大道は写真家として普通だったのです。森山大道は普通であることの難しさを教えてくれたのです。...
投稿日:2024.06.19 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
写真は「光と影」ですが「光」と「影」ではないんですね。「光っているもの、光の当たっているもの」や「影という黒っぽいカタチになっているもの」を撮ることが、写真は「光と影」にはならないと思います。「光」と「影」を撮って、写真は「光と影」というのは少し、ストレート過ぎる気がするのです。「光」の中に「影」を、「影」の中に「光」を見ようとするのが写真、というのはカッコつけ過ぎでしょうか。...
投稿日:2024.05.21 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
写真でポイントになるのは「どこから撮るか」なんですね。それと比べると「どんなカメラやレンズで撮るか」とか「どんな被写体を撮るか」とか「どう撮るか」は二の次になってくると思います。「どこから撮るか」はカメラマンの立ち位置のことですから先ず「立場」をハッキリさせる必要があると思います。...
投稿日:2024.05.19 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
久しぶりの中之島公園です。自宅から少し遠いですが、徒歩圏の公園もよく撮っているのでそことの違いを見つけたいのですが写真にすると同じようになりそうで、緑の扱いが難しいですね。草木などの緑は画面の印象を強く左右しますがスナップの場合、緑のお世話ばかりになるのも、どうかなと思うのです。...
投稿日:2024.05.04 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
「絶景写真」というように「絶景」という言葉があります。「他にはない素晴らしい景色」みたいな意味です。ただ、「他にはない」というのはとてもあいまいな基準ですよね。何を持って「他にはない」と言うかです。ある人にとっての「絶景」が他の人にとっては「絶景」ではないということがあり得ます。結局、「絶景」というものはなくて「絶景」と名づけられた景色が存在するだけなんですね。「絶景」という言葉を被せることで「絶...
投稿日:2024.04.28 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
写真の投稿だけです。...
投稿日:2024.04.26 カテゴリ:谷四・天満橋・中之島公園・大阪城公園
ある面ではカメラの目のほうがものをよく見ているので人間の目より信頼できるところがあります。人間不信と受け取るかカメラの目を楽しむか・・・微妙です。そのカメラの目をどう生かすかが写真家、つまり写真する人に問われている気がします。 ...