通りすがりの○△□230926・秋空のある限り 2





学問的、専門的なことは分かりませんが進化=いいことですよね。
でも、進化と言うのはそれだけが単独で行われるモノなのでしょうか。
もしかすると進化の量=退化の量で、量的には同じなのかもしれません。
量と言うのは変なのですが、要はバランスと言うことではないかなと思います。
たぶん、進化と退化は一つのモノゴトの陰と陽なのだと思います。
写真もデジタルになってずいぶん進化しました。
撮る時代から作る時代になったとも言えます。
でも、その陰で写真の何かが退化していったように思います。
アナログのことを懐かしがっていてはこれからの時代には
生きていけないですよと言う意見をネットで見ました。
でも、別に懐かしがっているわけではないと思います。
そもそも進化と言うこと自体を単純にいいことと決めるのは
アナログ的な発想ではないでしょうか。
デジタルになって見えにくくなってしまったところ、
おろそかになってしまったところに、これからの写真にとって
必要なものがあるような気がします。
それは、写真のリアリティーみたいなもので
おそらくAIでも作り出せない、捉えられないものではないでしょうか。
まあ、どこまで行ってもアナログカメ爺です。

にほんブログ村へ
↑↑写真のブログランキングに参加しています。
クリックは記事更新の励みになり、とてもうれしいです。
- Genre:写真
- Thread:ひとりごとのようなもの