どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは道草よもぎさんの「幼馴染の山吹さん2 文学少女は文の上をゆっくり歩く」です!
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前巻の記事↓

ストーリー B
内容は、青春の呪いを解いた山吹さんと喜一郎。そんな2人の前に小春が再び現れる。彼女が告げた新たな青春ミッションは「文学少女の物語を完結させること」。山吹さんと喜一郎は文芸部の瀬尾先輩の元へ。しかし文芸部は部員不足から廃部の危機を迎えていて、さらには創作研究部から部室を明け渡すように要求されていた!創作研究部の部長立河すみれと勝負をすることになった瀬尾先輩は2人に協力を依頼するが…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!前巻から1年以上時間が空いて別の新作も出したのでもう出ないかと思いましたけど…カクヨムに連載されていた分が書籍化という形で続刊が出ましたね!
でも…うん…ちょっとこれは違うんじゃないんですかね…いやたしかに面白いんですよ。山吹さんという幼馴染がいながら美人の瀬尾先輩と距離を縮めていく喜一郎、山吹さんも瀬尾先輩のことが好きで、瀬尾先輩もまたあるきっかけから喜一郎のことが…そして文芸部と創作研究部の部室をかけた戦いとその背景。ラブコメも抑えながら色鮮やかな青春ものを展開してました!でもこれって別に「幼馴染の山吹さん」っていう作品でやる必要あったんですかね?少なくとも一巻は山吹さんっていう自称世界一可愛い女の子がいて、彼女と喜一郎が協力して青春の呪いを解くラブコメでしたよね?こういう他人に首突っ込んでいく青春ものじゃなかったですよね?すごくワガママで傲慢なこと言いますけど僕はこんな脇役みたいな扱いの山吹さんなんて見たくなかったです。カクヨムで連載していたお話かもしれません。でも2ってナンバリングするなら、せめて山吹さんを世界一可愛く書いてくださいよ…なんで瀬尾先輩が1番輝いているんですか…あんなに可愛かった山吹さんは瀬尾先輩の影に隠れてしまうんですか…物語は面白かったです。でもこれは「幼馴染の山吹さん」の2巻とは思いたくないです。

キャラ B
山吹さん…もっと可愛い姿を見せてください…世界一可愛くて、自信家で、喜一郎のことをからかって、笑って泣いて怒って涙を流す感情豊かな山吹さんがもっともっと見たかったです…

今後の期待度 A
お話としては面白かったですし、かなりブツ切りな終わり方なので3巻もお願いします。待ってます。3巻はきっと山吹さんが史上最強に可愛いメインヒロインになって帰ってくるって信じてます。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-912331-9