カテゴリ: 雑談

※2024/12の文フリ東京32で頒布したよろず本と同様の内容です。

文庫のラノベレーベルでここ数年一番好きなレーベルは間違いなくMF文庫Jである(ちなみにソフトカバーサイズは星海社FICTIONSだ)。好きな理由はもちろん発売される作品が悉く自分に合い面白いということもある。しかし個人的には二人の編集さんに注目している。

MF文庫Jの編集といえば編集Oさんといって過言ではないだろう。『義妹生活』『佐々木とピーちゃん』『死亡遊戯で飯を食う。』『探偵はもう、死んでいる。』とここ数年のMF文庫Jのヒット作は全て編集Oさんの担当作なのでは?と勘違いしてしまうほどヒット作を手掛けている。編集Oさんの担当作を買えば面白さは保証されているようなものだ。

もう1名がみみこさんだ。男性向けレーベルには珍しい? 女性の編集さんで直近では『壊れそうな君と、あの約束をもう一度』『横溝碧の倫理なき遊戯の壊し方』『ゆるふわ先輩は枕で変わる』などを担当されている。みみこさんの担当作はどの作品も面白いのはもちろんなのだが、みみこさんのXのアカウントでの愛のある宣伝にも注目している。つい手に取って読んでみたくなる魅力があるのだ。
そんなお二人の担当作を中心にここ一年で読んだMF文庫Jの作品を紹介していく。

『横溝碧の倫理なき遊戯の壊し方』枢木縁 MF文庫J
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SNSで人気な引きこもりの探偵・横溝碧は妹にスパコンを買われたことで無一文に。仕方なしに突然世界的大企業が主催するデスゲームに参加することに。殺し合いが行われるゲームで碧がとった必勝法は司会の少女を人質に取ること⁉︎姫野心音という少女に手錠をかけた碧は誰も殺さずに賞金だけを目当てにデスゲームに挑むが、主催者に目をつけられてしまい…

『死亡遊戯で飯を食う。』というMF文庫J史に燦然と輝くヒット作の裏でこうしたアンチデスゲームな作品が出たのは非常に印象的だった。司会の女の子を人質に取り、デスゲームを真面目に行わずに、ひたすらルールの裏をかいてお金をかせぐ。人を殺さないでデスゲームを戦い抜いていく碧の鮮やかな戦法にしびれる。ヒロインの心音は碧に人質として囚われていることもあり、結構絶望感のある女の子だが時折見せる女の子っぽいところが非常にかわいい。テンポよく進んでいく物語がエンタメとしての魅力をギュッと詰め合わせている。気になった方はぜひ。

感想





『ソフィア、君は死んでいないのか? ~魔法研究を引退した俺は、北欧王女の婚約者と学園生活を楽しむ……はずだった~』風深模杳 MF文庫J
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魔法の名家・火神家の子として幼い頃から研究者としての道を歩む火神陽太。そんな彼は共に研究者としての道を歩んできたフィンランド王国第四王女のソフィアを婚約する。15歳になり研究者を引退した陽太はソフィアと共に魔法学園に入学することに。しかしソフィアは入学式の前日に亡くなってしまう。失意の底に叩き落とされる陽太だがなんとソフィアは同棲するはずだった部屋にいて…陽太があの時確認した死体はなんだったのか。そして学園都市から出ることのできないソフィアの謎は……

本作がデビュー作となる風深模杳氏の作品。編集Oさんの担当作である。ソフィアと婚約するまでの記憶を丁寧に描き、そこからのソフィアの死亡となぜか生きている彼女という展開で物語に一気に引きこまれる。どちらかといえばSFよりな魔法学園の舞台設定も楽しい。魔法学園ものとしての魅力もさることながら、ソフィアは死んでいるのか生きているのかを追うサスペンス的展開も魅力だ。ラブコメもバトルもありと魅力たっぷりな作品だ。

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『君を「ナツキ」と呼ぶまでの物語』涼暮皐 MF文庫J
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中高一貫の征心館学園に唯一高校からの編入生として入学した景行想。お金持ちや有名人の子息が集まる学園で庶民である想は仕事と称して部活の手伝いをすることで知り合いを増やしていた。しかし仲良くなるのは全員下の名前が<ナツキ>の女の子⁉︎しかもナツキという名前にトラウマのある想は彼女たちの名前を呼べない⁉︎果たして想はナツキたちを下の名前で呼ぶことができるのか……

一部熱狂的なファン待望の涼暮皐氏の最新作。今作は十八番であるラブコメの皮を被った何かということもあり、ファンの一人として楽しく拝読させていただいた。打算で動く想と徐々に彼の周りに集まってくる下の名前が<ナツキ>の少女たち。ナツキという名前にトラウマのある彼は彼女たちと距離を縮める中で賑やかなラブコメが展開されていく。魅力的な登場人物たちによる会話劇でテンポよく読み進めることができ、エピローグで涼暮皐氏ならではの色を出してくるのもファンとして嬉しい。まだまだここから面白くなる作品なので気になった方はぜひ手にとって見てほしい。

感想





『ゆるふわ先輩は枕で変わる』六畳のえる MF文庫J
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入学式の日、温泉部を名乗る灯雪葉に勧誘された灰島爽斗はかわいい先輩と温泉旅行にいけると浮かれて誘われるがままに入部することに。早速温泉旅館に泊まりにいくと始まったのはなんと枕投げ⁉︎しかもただの枕投げではなく5vs5で温泉旅館全体を使って戦う競技性の高いものだった⁉︎さらに温泉部というのは嘘で実は枕投げ部という部活だったことが明かされる。類まれな視力と聴覚を武器に早速試合で活躍した爽斗は枕投げ部に正式に入部し大会に臨むことになるが……

どこか懐かしさを覚える青春と謎部活を掛け合わせた作品。高度にルール化された枕投げを五人vs五人で行い、試合中は戦略と運動神経がものをいう真剣なスポーツを、試合前後には爽斗と雪葉先輩を中心とした青春を楽しめる。普段はゆるふわ、試合中は真剣な雪葉先輩のヒロインとしての破壊力は爆発的で読めば彼女の虜になること間違いなしだ。敵味方含めてユニークなキャラクターたちによる真剣勝負の枕投げと青春を楽しめるのはこの作品だけだ。ぜひオススメしたい。

感想





※この雑談は2024/12/1に東京文フリで頒布した「ラノベのよろず本」に収録した内容です。ちなみに「月とライカと吸血姫」が入っていないのですが、いつかちゃんとしたSFラノベ本出すときにしっかり書こうと思って入れてませんでした。すみません。

SFラノベとの出会い

ライトノベルとSFの相性は素晴らしく良いものなのだが、なかなか日の目を浴びていないのも現状だ。作品自体少ないこともあるが……SFに起源を持つライトノベル(諸説あり)なので、自分の読書歴と共に振り返りたい。ちなみにSFというのはいわゆるサイエンス・フィクションとすこし不思議にわかれるが、ここではサイエンス・フィクションのほうを取り扱う。

SFとの個人的な初めての出会いはあさのあつこ氏の『NO.6〔ナンバーシックス〕』だ。中学生の頃に薄いからというどうしようもない理由から朝読書で読んでいた。そこからほどなくしてライトノベルに本格的にハマるようになるのだが『魔法科高校の劣等生』『雨の日のアイリス』『殺戮のマトリクスエッジ』『シュピーゲルシリーズ』秋山瑞人作品、『塩の街』から始まる有川浩の自衛隊三部作(当時は角川文庫からの発売なのでややライトノベルというには苦しいか)などSF要素が強い作品をかなり読んでいた。


一方で一般文芸やハヤカワの作品も数多く読んでおり、高野和明氏の『ジェノサイド』や冲方丁氏の『マルドゥック・スクランブル』貴志祐介氏の『新世界より』など多くのSF作品を読んでいた。ちょうど富士見L文庫から古橋秀之氏の『冬の巨人』も再刊されそれを読んだこともとしっかり覚えている。

特に影響を受けたのが伊藤計劃氏の『ハーモニー』と籘真千歳氏の『θ 11番ホームの妖精』だ。前者は私と同年代の少なからずSF作品に触れている人々は読んでいることだろう。超高度福祉社会で優しさに抵抗する女性たちが人類の最終局面に立ち会う名作だ。原作も好きなのだが個人的には映画も好きで、EGOISTの「Ghost of a smile」は今でも大好きな曲である。

『θ 11番ホームの妖精』は決して有名とは言えない作品かもしれないが、かつて電撃文庫で発売された作品がハヤカワ文庫JAから再刊という少し珍しいルートを辿った作品である。東京駅の上空2200メートルに浮かぶ11番ホームを舞台に、サイボーグの少女T・Bが様々なお客と交流していくというストーリーである。世界が鉄道により数時間で結ばれたという世界観や随所に見られるSF要素がたまらない。T・Bの相棒である義経という狛犬も個人的にはお気に入りだ。
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2012~2015年頃に読んでいたSFラノベ

さて、ここからは2012年あたりから今日まで読んできたSFラノベを振り返っていく。まずは2012~15年頃に読んでいたSFラノベを振り返っていく。この時期はまだ高校生だったので新作とブックオフで買った(高校生当時なのでブックオフで昔のラノベ買っていたのは許してほしい)中古のラノベを中心に読んでいた。読んでいたのはこのあたり
『雨の日のアイリス』松山剛 電撃文庫 2011年
『激突のヘクセンナハト』 川上稔 電撃文庫 2015年
『スプライトシュピーゲル』冲方丁 富士見ファンタジア文庫 2007年
『氷の国のアマリリス』松山剛 電撃文庫 2013年
『くもりのちナイン』石川湊 電撃文庫 2015年
『絶対ナル孤独者』川原礫 電撃文庫 2015年

この時期特に印象的だったのはもちろん『猫の地球儀』だ。高校生当時はライトノベルといえばシャナや禁書のような作品をイメージしていた筆者にとって、登場人物が人間ですらない。舞台が地球ですらない物語はとても新鮮だった。また当時はライトノベルといえば10巻以上続くものと言うイメージも強かったので2巻で完結しており(金銭的に)手に取りやすいというのも魅力的だった。物語の内容については今更語るまでもないが、やはり最後の一文は鮮烈なものだった。今でも好きなライトノベルの一文をあげるなら本作2巻の「海が、」とみーまー6巻の「僕の不幸が君の幸せでありますように」で猛烈に悩む。

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もう一作品印象的だったのが『殺戮のマトリクスエッジ』だろう。冲方丁氏の『マルドゥック・スクランブル』の次に読んだサイバーパンクものである。東京湾上に建設されたメガフロート《東京・ルルイエ》を舞台に人食いの化け物であるホラーを狩るソーマと謎の少女ククリ、そしてソーマに片思いするユーノの物語が描かれていく。スタイリッシュかつ迫力のあるバトルに随所に散りばめられたサイバーパンク要素がたまらない。もちろんソーマをはじめとした主人公たちも魅力的だ。作者の桜井光さんは今やFateシリーズですっかり有名になってしまったが、またライトノベルを書く時が来るのだろうか……

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2016~2020年頃に読んでいたSFラノベ

2016~20年は以下のSFラノベを主に読んでいた。

『D.backup』Physics Point ポニーキャニオン 2016年
『ドウルマスターズ』佐島勤 電撃文庫 2014年
『ストライクフォール』長谷敏司 ガガガ文庫 2016年
『穿天のセフィロト・シティ』平松ハルキ 電撃文庫 2016年
『戦略拠点32098 楽園』長谷敏司 角川スニーカー文庫 2001年
『魔人執行官〈デモーニック・マーシャル〉インスタント・ウィッチ』佐島勤 電撃文庫 20016年
『オリンポスの郵便ポスト』藻野多摩夫 電撃文庫 2017年
『ロル』Physics Point 角川スニーカー文庫 2017年
『ミリオン・クラウン』竜ノ湖太郎 角川スニーカー文庫 2017年
『百万光年のちょっと先』古橋秀之 集英社 2018年
『君と僕との世界再変』音無白野 角川スニーカー文庫 2018年
『モバイル・ソウル』新田周右 電撃文庫 2018年
『デザイア・オーダー』波摘 LINE文庫エッジ 2020年
『デッド・エンド・リローデッド』オギャ本バブ美 HJ文庫 2020年
『こわれたせかいのむこうがわ』陸道烈夏 電撃文庫 2020年
『ラストオーダー』浜松春日 講談社ラノベ文庫 2020年
『さいはての終末ガールズパッカー』藻野多摩夫 電撃文庫 2020年
『ボクは再生数、ボクは死』石川博品 エンターブレイン 2020年

この時期ある意味印象的だったのは『穿天のセフィロト・シティ』だろう。イラストにぽんかんさんを起用し宣伝なども気合いが入っている印象だったが、特に話題にもならずに2巻が出ることもなかった。『モバイル・ソウル』も似たような印象を受けたが、『穿天のセフィロト・シティ』に関しては作者が後にも先にもこの作品しか出していないのが余計に印象に残っている。

前向きな話しをすると電撃小説大賞受賞作からSF作品が出たことは印象的だった。『オリンポスの郵便ポスト』『こわれたせかいのむこうがわ』はそれぞれ火星を舞台にした終末世界もの、管理社会に立ち向かう少女たちを描くディストピアものとして楽しく読ませていただいた。
また新人賞受賞作では『君と僕との世界再変』も印象に残っている。同い年の音無白野氏のデビュー作でど真ん中のディストピアものでこれが角川スニーカー文庫から出るのかと驚いたことはよく覚えている。音無白野氏の作品もまた読みたい。
 
古橋秀之氏の『百万光年のちょっと先』はSF短編集として、オギャ本バブ美氏の『デッド・エンド・リローデッド』はその強烈なペンネームとループもののロボット小説として、『さいはての終末ガールズパッカー』は終末世界を旅する女の子の百合ものSFとして楽しく読ませていただいたが、この期間に読んだ作品で特に印象的だったのは以下の3作品だ。

『重力アルケミック』は『横浜駅SF』で衝撃的なデビューを飾った柞刈湯葉氏のデビュー二作目となる作品だ。重力を司る重素と呼ばれる物質の採掘によって地球の膨張に歯止めがかからなくなり、東京と大阪が5000キロという距離になってしまった世界を舞台に青春が描かれる。この作品を読んでいた当時は大学生ということもあり、大学生である登場人物たちに良くも悪くも共感しながら読み進めていたことを覚えている。また飛行機という現代日本では当たり前に利用されている乗り物が存在しない世界で、飛行機を作ろうとする若者の無謀な挑戦というテーマも非常によかった。今でも柞刈湯葉氏のSFといえば真っ先に本作が思い浮かぶ。時代を経ても色褪せない名作だと思うのでぜひ読んでほしい。

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『スカイフォール』は石川湊氏のデビュー作となる作品だ。実は本作の実質的な続刊である『くもりのちナイン』を先に読んでしまったので、後から追いかけて読むことになった。(どちらも面白いが)個人的には『スカイフォール』のほうが好みだったので後から読んでよかったと思う。地面を捨てた人類は巨大な柱をゴンドラで繋いで生活を築く世界で、ドリフターと呼ばれる流浪者のスズと記憶喪失のクウガが旅をするという作品である。常に空の上を旅するというワクワクする設定に、巨大な塔で暮らす人々とそれを繋ぐゴンドラという設定が魅力的だった。明るく元気なスズとスズに尽くすオートマタのエアというヒロインたちも魅力的だ。ライトノベルが好きな方にも、SFが好きな方にも楽しんでいただける作品だと思う。

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そしてなんといってもこの時期出たSFラノベで大好きなのが『ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?』だ。荒廃した24世紀の東京を舞台に天使のような少女・ウカと狩人兼給仕係のリコが伽藍堂という食堂を運営していくというポストアポカリプス×料理×SFという大好きが3要素合わさった作品だ。1巻冒頭にある荒廃した東京の地図でワクワクするところからこの作品の読書体験は始まる。厨房を司るウカと狂犬で知られるもののウカには逆らえないリコの関係性。そしてポストアポカリプスならではの料理が刺激的だ。兵器の人工筋肉を使用した料理はこの作品でしか出てこないだろう。またウカとリコのお店にやってくるお客との交流も良い。2巻で実質完結してしまっているが、色褪せない不朽の名作だと思う。SF好き、百合好きはぜひ読んでいただきたい。

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ここまで2014年から2020年頃までに読んだSFラノベを振り返ってきたが、紙面と時間の都合上2021年から先を扱うことができなくなった。2021年より先は今後出す同人誌で振り返っていきたい。

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

今回は久しぶりの企画ものということでここ3年間で発売されたオススメのHJ文庫の作品を10作品紹介します!僕は3年前からHJ文庫の公式レビュアープログラムに参加させていただいているので、ここ3年間で発売されたHJ文庫の新作は全部読んでいます。今回はその中でもオススメの10作品を紹介していきます!

『ワーウルフになった俺は意思疎通ができないと思われている』比嘉智康(著) 福きつね(イラスト)

ある日突然ワーウルフとして異世界に転生してしまった竜之介。その世界でのワーウルフは人間はおろか他の魔物とも意思疎通ができない種族だった。そんなハードな状況の中、竜之介はエフデというテイマーを目指す1人の少女を助ける。彼女はある理由からいなくなってしまったパートナーの代わりに竜之介をパートナーとすることに。しかし彼女はワケワリでテイマーの名家にも関わらず極貧生活を送っていて…
言葉を伝えられないワーウルフとワケあり少女の楽しくて優しい異種間コミュニケーション。異世界転生したら見世物にされるというハードな展開から始まるコミュニケーション重視な異世界ものは優しさと温かさを感じることができます!気になった方はぜひ!

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『凶乱令嬢ニア・リストン』南野海風(著) 磁石(イラスト)

かつて神殺しをも成し遂げた大英雄がなぜか病弱な幼女の体に転生⁉︎貴族の令嬢ニア・リストンに転生した彼女は生まれ変わってもなお止まらない戦いへの渇望を満たすために病を克服し最強への道を歩み始める!天使のような少女が繰り広げる無双劇の開幕!
スルメタイプのファンタジー。貴族の令嬢に転生した大英雄が病弱を克服し魔法映像というこの世界のテレビにあたるものを使って仕事をしたり、元武人ということで幼女には似合わないパワー系な解決方法でピンチを乗り越えるのも楽しい!気になった方はぜひ!

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『才女のお世話』坂石遊作(著) みわべさくら(イラスト)

両親に夜逃げされてしまい天涯孤独の身となった友成伊月。これからどうしようかと考えていると日本随一の財閥のお嬢様である此花雛子の誘拐に巻き込まれてしまう。誘拐されている最中に雛子に気に入られらたことがきっかけとなり彼女のお世話係となる伊月。人目がある時は完璧なお嬢様を演じる雛子だが、普段はぐうたらな雛子。そんな彼女を守べく甲斐甲斐しく世話を焼く伊月。だが身分の違いから問題が発生し…
上流階級要素を取り入れたラブコメ!両親が蒸発して天涯孤独の身となった伊月と日本随一の財閥のお嬢様である雛子。絶対に出会うことのなかった身分の二人がお世話係と通して親交を深めていく過程がすごくいい!伊月がすごく真面目なのも好感度高いですね!みわべさくらさんのイラストもベストマッチ!気になった方はぜひ!

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『幼馴染で婚約者なふたりが恋人をめざす話』緋月薙(著) ひげ猫(イラスト)

御曹司の鳥羽悠也とお嬢様だけど実はグータラ気質なところのある御令嬢の伏見美月。2人は幼馴染で婚約関係で高校入学時から半同棲生活を送っていた。学校でも周囲が認める熟年夫婦なのに、お互いを幼馴染として知りすぎているが故に恥ずかしくて手もつなげない⁉︎夫婦以上恋人未満な2人が本当の恋人を目指すバカップルラブコメが始まる!
バカップルラブコメ!お互いがお互いを幼馴染として知りすぎているがゆえにフラットすぎる二人が恋人っぽいことを使用と奮闘する過程がすごくいい!変なところで堂々としていたり変なところで初心だったりするのがたまらないです!気になった方はぜひ!


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『俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい』午前の緑茶(著) 葛坊 煽(イラスト)

本を読むのが生きがいな田中湊は本の買いすぎでお金に困っていた。アルバイト禁止の学校に通っており、バイトしていることがバレるのが怖かった湊は友人の勧めもあり変装してバイトをすることに。バイト先で柊玲奈という同世代の女の子に仕事を教わりながら順調に仕事をこなしていた。そんなある日、学校一の美少女である斎藤玲奈の生徒手帳を拾い彼女に届けたことで湊と彼女の交流が始まる。同じ本好きとして本の貸し借りを通して距離を縮めていく二人。そんなある日、斎藤玲奈は実は柊玲奈でバイト先で面倒を見ている田中湊が学校で本の貸し借りをしている田中湊と同一人物だということに気づき…
両片思い無自覚系ラブコメ!普段は陰キャなのに髪を整えるとイケメンな湊と学校では孤高の美少女で文学少女だけどバイト先では頼れる先輩な玲奈。学校でもバイト先でも一緒なのになかなかお互いの招待と恋心に気づけない二人が見ていてめちゃくちゃニヤニヤできます!全5巻完結済みなので気になった方はぜひ!

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『家事万能の俺が孤高(?)の美少女を朝から夜までお世話することになった話』鼈甲飴雨(著) 木なこ(イラスト)

家事万能で世話焼きな観音坂鏡夜はオカンというあだ名でみんなから親しまれていた。そんな彼はバイトとして孤高の美少女である小鳥遊祈の面倒を見ることに!学校では物静かな美少女なのに実は家事もダメ勉強もダメ、おっちょこちょい?でポンコツな祈。そんな彼女を見た鏡夜や彼女のためにご飯を作ったり洗濯をしたり…そんな日々の中で2人の距離は徐々に近づいていき…
面倒見のいい男子高校生とポンコツ美少女のラブコメ!あらゆることがダメダメな祈の世話をガンガンしていく鏡夜は見ていて楽しい!家事や友達づくりとなんでも鏡夜のサポートが必要になっていく祈ちゃんのポンコツっぷりですよ…そんなお世話する/されるの中で芽生えていく?ラブがグッド!謎に本格的な球技大会のソフトボールシーンも含めてオススメです!

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『陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです』結石(著) かがちさく(イラスト)

クラス内でトップカーストのギャル・茨戸七海に告白された陽信。しかし七海からの告白が実は罰ゲームだった?それを知りながらも七海と付き合うことにした陽信。しかし七海の様子を見ていると実は男性が苦手なピュアな女の子でどうやら陽信に本気で惚れているっぽい…?ピュアな2人によるラブコメが始まる!
ピュアなラブコメ!1巻序盤では七海と陽信が付き合うまでを丁寧に描き、そこからは陽信にべた惚れな七海をがっつりと描いていくのがグッド!鉄板ですが見た目ギャルだけど中身がピュアな七海はかわいいですし誠実な陽信も応援したくなります!気になった方はぜひ!

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『天才女優の幼馴染と、キスシーンを演じることになった』雨宮 むぎ(著) Kuro太(イラスト)

幼い頃に一緒にビックな俳優になって再会しようと約束した海斗と玲奈。玲奈は人気女優としての階段を駆け上っていく一方、海斗は端役しかもらえずに苦戦する日々を送っていた。そんな2人は高校生になって再会することに!そしてタイミングよく新作ドラマで主演として共演することに!かつての約束を果たすために、最高のドラマにするために2人は練習を重ねていく。そして会わない間に失われた2人の距離も徐々に近付いていき…
雨宮むぎさんのラブコメはいい。めちゃくちゃいい。だから読んで欲しい。売れない俳優と大人気女優。立場の異なる二人の幼馴染が再会して、演技を通して昔のように、そしてそれ以上に距離を近づけていく。甘くて爽やかでこういうラブコメが読みたかった!のど真ん中をいく作品!オススメです!
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『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』雨宮和希(著) 吟(イラスト)

高校デビューに失敗し灰色の高校生活を送り大学四年生となった灰原夏希。社会人目前だった彼はある日突然7年前の高校入学直前に戻っていた。高校生活をやり直すチャンスを手に入れた夏希は筋トレとして体を引き締め、過去の経験を生かしてクラスでも上位の美男美女のグループの一員になる。そしてそのグループにはかつて片想いしていた星宮陽花里もいて…二度目の青春をやり直す夏希の青春ラブコメが始まる!
青春に失敗した大学四年生の夏希が高校入学前に戻って青春をやり直すという青春ラブコメ。めちゃくちゃ努力して自分が望んだ青春を手に入れようとする夏希は思わず応援したくなりますし、瑞々しい青春の一瞬はキラキラしてましたね。終盤である問題が起きた時も等身大の自分で解決しようとするのがすごく印象的でした。気になった方はぜひ!

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『美少女にTS転生したから大女優を目指す!』武藤かんぬき(著) あって⇒七草(イラスト)

病気で5年以上ろくに動くことができなかった39歳の主人公。彼はある日、突然美少女・すみれとして人生をやり直すことになる。前世の経験を活かしてより良い人生を送るため日々奮闘するすみれ。ある日。彼女の姉が勝手に応募した全国美少女オーディションでとある映画監督に認められたことで女優を目指すことになる。果たして第2の人生はうまくいくのか…
39歳のおっさんが美少女に転生して前世の知識を活かして女優を目指すという物語!過去を乗り越えて美少女という特権と演技力を活かして女優としての一歩を確実に踏み出していく過程がすごく良かったです!残念ながら現時点では1巻までの発売ですがオススメなので気になった方はぜひ!


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それではこの辺で(≧(エ)≦。)

仕事が忙しくてラノベ読めてないので各レーベルの新人賞受賞作で一番面白かった作品をつらつら紹介していきます。各レーベルごとの新人賞受賞作なのでカクヨムコンとかなろうコンとかは対象外です。それじゃいきましょ。

電撃大賞受賞作

「キーリ」壁井ユカコ 田上俊介

電撃大賞はこの作品しかないです。ご存知の方はご存知の通りこのブログタイトルはキーリ1巻のサブタイトルから来ています。
人類が植民星として移住した惑星が舞台で、SFともファンタジーともいえる世界観が魅力的で、幽霊が見える天涯孤独の少女・キーリと不死人のハーヴェイとラジオに憑依した幽霊の兵長を中心としたヒューマンドラマはこの作品でしか味わえない魅力があります。
全9巻で今ならセールで200円以下で買えるのでぜひ手にとってみてください!





ファンタジア大賞受賞作

「撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ」上川景 TEDDY/鷲尾直広


結構悩みましたけどファンタジア大賞受賞作で一番面白かったのはこの作品。東西の国で100年続く戦争を「撃ち抜かれた人間をこの世にいなかったことにして世界を再編する」という弾丸を用いて勝利していくという作品。奇抜な設定で最初は物語に少し入り込みづらいのですが、負けっぱなしだった東の国が特殊な弾丸で連勝していく過程、主人公のレインとヒロインのエアのやりとりも楽しい!この翌年に「スパイ教室」が大賞を受賞したこともあり、大賞受賞作の中では影が薄いのですが自信を持ってオススメしたい作品です!




角川スニーカー文庫

「シュガーダーク 埋められた闇と少女」新井円侍 mebae

読んだのは10年前ですが今でも大好きな作品。僕が唯一天才だと思うラノベ作家のデビュー作です。ハルヒ以来6年ぶりの大賞受賞作。冤罪で逮捕された少年が墓地で墓穴を掘る仕事をしている中でメリアという少女と出会い惹かれ、そして墓地に隠された秘密を知る…過去の記事でも書いているんですけど132ページがマジでめちゃくちゃすごいのでここまでは絶対に読んで欲しいです。あとこの作品はコミカライズもオススメです!



講談社ラノベ文庫

「ラン・オーバー」稲庭淳 こうましろ

これも読んだ当時はめちゃくちゃ衝撃を受けました。ジャンルとしては超ダークな青春もの。いじめのターゲットにされていた湊がいじめの主犯格である人物に復讐するために主人公の伊園を脅して協力させて…とにかくエグくてグロい。淡々としかし苛烈に復讐していく様子がすごい。いじめられる側がいじめる側に変化していく過程は今でも忘れられないほど印象的です。最近講談社ラノベ文庫の新人賞受賞作からこういう尖った作品出ていないのでまた出してほしいですね…




GA文庫

「コロウの空戦日記」山藤豪太 つくぐ

単純な面白さならもちろんダンまちなんですけど、印象的という意味ではこの作品。僕の大好きなミリタリー系の作品ということもありますが…死ぬために戦闘機のパイロットになったコロウが死なせない男が指揮する先鋭部隊に配属されパイロットして成長していく。タイトルの通り日記形式で物語が進むのもめちゃくちゃいいですし終盤の戦争を終わらせるための戦いがめちゃくちゃ熱い!1巻完結でめちゃくちゃオススメです!




MF文庫J

「死亡遊戯で飯を食う」鵜飼有志 ねこめたる

最近の作品で申し訳ないのですが、MF文庫Jで新人賞受賞作ならこの作品です。拾い上げがありなら「図書迷宮」なんですけどね…幽鬼という幽霊のような女の子がデスゲームで99連勝を目指す作品。職業デスゲーマーな女の子が命の軽い世界で本能と経験と勘でデスゲームを勝ち抜いていく過程が熱い!シリーズが進むごとに多角的な視点で描かれるデスゲームもいいですね。グロいのが大丈夫ならオススメです!





オーバーラップ文庫

「アマデウスの残り灯」志賀龍亮 白味噌

ちょっとダークな旅ものファンタジー。緩やかに滅亡していく世界で旅をする不死者のカインと神を名乗る少女ヨグ。彼らは旅先で様々な人と出会い交流していく…退廃的で終わりに向かっていく世界で起こるヒューマンドラマがめちゃくちゃいいんですよ…1巻しか出ていなくてお世辞にも知名度が高い作品ではないので今ここで改めてオススメしたいです!




ファミ通文庫

「ココロコネクトシリーズ」庵田定夏 白身魚

ファミ通文庫もめっちゃ迷いましたね…桜庭一樹さんのデビュー作「ロンリネス・ガーディアン AD2015隔離都市」もいいですし「リンドウにさよならを」もめっちゃいいですし…でも高校生の頃の思い出補正でこの作品で…5人の少年少女に巻き起こる様々な現象を解決する青春もの。高校生当時稲葉がめっちゃ好きだったんですよね…個人的には短編集が好きでした!この作品は言いたいことが多すぎるのでいつかちゃんと再読したいですね!




以上です!
思い出の新人賞受賞作があったら教えてください!

超久しぶりの雑談。うす暗いことならいくらでも話せますし、実際それでPV数伸びるんですけどね…仕事で疲れてるとそれすらやる気なくなります。

さて今回はラノベ読みの間では度々話題に上がるファミ通文庫について取り上げます。

もう皆さんご存知の通り今のファミ通文庫は結構かなりそれなりにヤバいです。バカテス、文学少女といったラノベ史にその名を刻む名作や『吉永さん家のガーゴイル』『狂乱家族日記』『ヒカルが地球にいたころ……』『学校の階段』『ココロコネクト』『B.A.D』『犬とハサミは使いよう』『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』といったヒット作やアニメ化作品がわんさか出ていたのは過去のこと。ライトノベル最盛期と言われている(らしい)2012年に年間102冊の作品を発表したファミ通文庫はもういません。今いるのは2021年に年間刊行点数17冊、2022年に年間刊行点数16冊のファミ通文庫です。モンハンをはじめとしたゲーム系のコミカライズもごっそり数を減らしましたし、10年前を彩った作家さんはほぼいません。謎のロゴ変更やHPリニューアルや中途半端な周年記念もあんまり話題にならなかったです。

とファミ通文庫は散々言われることもありますが、個人的にはここ数年のファミ通文庫は好きです。出している作品はめちゃくちゃ面白いんですよ。ということでここ3年くらいにしぼって好きな作品振り返っていきます。

『あなたのことならなんでも知ってる私が彼女になるべきだよね』藍月 要(著者) Aちき(イラスト)
ここ数年で一番好きなラブコメ。ヤバい女の子ヤバい女の子と人の感情が色で見える男の子のお話し。とにかく女の子がヤバい。ヤバヤバのヤバ。何がどうヤバいのかは表紙の雰囲気で察して欲しいんですけどとにかくヤバい。マジでこの作品だけは後悔させないので黙って読んで欲しんですよ。

感想↓





『朝日奈さんクエスト』壱日千次(著者) U35(イラスト)
これも地味に好きだった。ぼっち陰キャ大学生がカースト上位女子高生の指導によってキラキラ大学生になっていくお話。一時期流行った陰キャ逆転系青春ラブコメですね。でもこの作品は大学生の主人公と女子高生のヒロインという組み合わせや発生するイベントが絶妙だったんですよ。これもオススメ。

感想↓





『友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう』としぞう(著者) 雪子(イラスト)
直近三年間で数少ない5巻まで発売されたシリーズ。タイトルの通りのラブコメなんですけど大学生主人公と押しかけ嫁系な親友の妹系ヒロインの絶妙な距離感のラブコメがめちゃくちゃいい。例によってこの頃は同棲ラブコメが流行っていたんですけど、その中でもしっかりと長続きして雪子さんのかわいいイラストでも見せてくれるラブコメでした。オススメ。

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『Vtuberってめんどくせえ!』烏丸 英(著) みこフライ(イラスト)
VTuber作品と言えば富士見ファンタジア文庫のV伝があまりにも有名ですが、VTuber作品が流行る一つきっかけになったのはファミ通文庫だと僕は割と本気で思っています。そしてその先駆け的な作品がこの作品。炎上から始まる前途多難な男性VTuber主人公を真っすぐに描いています。主人公もヒロインもVTuberという作品はラノベ界では(おそらく)初でしたし、VTuber同士のやりとりや悲哀が楽しいコメディです!今でも続き待ってますしファミ通文庫にこの作品あり!な作品だと思ってます!

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『自作3Dモデルを売るためにサキュバスメイドVtuberになってみた』下垣(著者) 姫咲 ゆずる(イラスト)
こちらもVTuber作品。自分の作った美少女3Dモデルが売れない!なら自分で作った3DモデルでVTuberやっちゃおう!そしたら意外なヒット⁉な作品!というこちらもVTuberコメディ。こちらはめんどくせえ!よりコメディよりの作品でテンポ良く気軽に読めます!VTuber・ショコラとして活動する主人公の活躍をぜひ楽しんでください!

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以上になります!
ファミ通文庫はヤバい!とか言われてますけど、B6判の方は手堅い感じですし11/30にはサッカーラノベ『三傑のサッカーは世界を揺らす!』が発売されたりしますし、個人的にはまだまだ!なレーベルです!それに大抵ファミ通文庫がどうこう言ってる奴ってここ3年くらいの作品ほとんど読んでないんすよね…好きな作品は買って読んで応援していきましょう!
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