どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回感想を書いていくのは服部大河さんの
ストーリー A
内容は、困っている人を助けたり壁ドンしたりと主人公的な行動をすることで力が増す兵器・スターゲイザー。そんなスターゲイザーのパイロットである小日向茜は世界を侵略する怪物・宇宙怪獣との戦いの末に命を落とした。茜の死後、いつまでも茜がいないことの絶望から抜け出せずに1人引きこもる高橋嗣道。そんな彼の前に突然現れたのはスターゲイザーを作ったという天才美少女科学者の山田麒麟。彼女はスターゲイザーの後継者として嗣道のことを茜が指名したといい彼に宇宙怪獣と戦うことを求める。果たして嗣道は茜の意思を引き継いで世界を救うことができるのか…とこんな感じです!
まず序盤。茜を失った嗣道の前に麒麟が現れるところから物語が始まります!嗣道にとってそして世界にとって圧倒的主人公だった茜が死んで一年。何もできずにただ絶望して引きこもることしかできない嗣道。良くも悪くも序盤からここまでかっこ悪い主人公は久しぶりに見ましたね…そんな彼の前に麒麟が現れて、茜がスターゲイザーの後継者に指名していたからと彼を戦いに連れ出そうとします。ここでも嗣道はかっこ悪くて茜がいない世界に意味はないとか世界の危機でも戦いたくないと言います。この辺りは0年代みというかきみと僕と世界的なノリを感じますよね。戦うヒロインと見守ることしかできない主人公のその後の物語というか…でもこういうの好きなので序盤の刺さったポイントの一つでしたね!茜がいない今、宇宙怪獣とまともに戦えるのはスターゲイザーの後継者である嗣道しかいない。スターゲイザーに乗る前も駄々をこね乗ってからも茜のことを言い訳に真っ直ぐに戦えない。そんな彼が麒麟をはじめ周囲の人々と再び関わりを持つ中で自分の中の茜と向き合い、彼女を乗り越えて戦えるようになる過程がすごくよかったですね!終盤では茜の因縁の相手である宇宙怪獣と戦うという激アツシーンも最高でした!色々気になるところはありましたが、それをねじ伏せる作者の「これがやりたい!」という物語が存分に伝わってくる作品でした!面白かったです!
キャラ A
嗣道は最初は死ぬほどダサかったんですけど、徐々に茜のことを乗り越えて成長していく過程がよかったですね!すごく主人公してました!麒麟をはじめとした周囲のキャラももちろん魅力的だったんですけど、やっぱり茜がこの物語の主人公でしたね。もうこの世にいないのにこのキャラクター性は反則ですよ…
最後に
作者のこれがやりたい!が存分に伝わる熱いロボットものでした!新人賞受賞作らしい荒々しいエンタメをガツンとくらわせていただきました!
どんな人にオススメか?
熱い物語が好きな方は!ロボットものとして見るとロボットのイラストがなかったりで若干物足りないかもしれませんが、とにかく作者の熱量がこれでもか!と伝わる作品です!気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回感想を書いていくのは服部大河さんの
「はじめよう、ヒーロー不在の戦線を。」
です!☆感想☆
ストーリー A内容は、困っている人を助けたり壁ドンしたりと主人公的な行動をすることで力が増す兵器・スターゲイザー。そんなスターゲイザーのパイロットである小日向茜は世界を侵略する怪物・宇宙怪獣との戦いの末に命を落とした。茜の死後、いつまでも茜がいないことの絶望から抜け出せずに1人引きこもる高橋嗣道。そんな彼の前に突然現れたのはスターゲイザーを作ったという天才美少女科学者の山田麒麟。彼女はスターゲイザーの後継者として嗣道のことを茜が指名したといい彼に宇宙怪獣と戦うことを求める。果たして嗣道は茜の意思を引き継いで世界を救うことができるのか…とこんな感じです!
〜主人公がいなくなった世界で〜
第36回ファンタジア大賞金賞&細音啓特別賞受賞作!表紙が印象的で発売前から楽しみにしていました!かなり荒削りな印象を受けましたが「作者がやりたいことはこれだ!」が120%伝わる熱いロボットものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!まず序盤。茜を失った嗣道の前に麒麟が現れるところから物語が始まります!嗣道にとってそして世界にとって圧倒的主人公だった茜が死んで一年。何もできずにただ絶望して引きこもることしかできない嗣道。良くも悪くも序盤からここまでかっこ悪い主人公は久しぶりに見ましたね…そんな彼の前に麒麟が現れて、茜がスターゲイザーの後継者に指名していたからと彼を戦いに連れ出そうとします。ここでも嗣道はかっこ悪くて茜がいない世界に意味はないとか世界の危機でも戦いたくないと言います。この辺りは0年代みというかきみと僕と世界的なノリを感じますよね。戦うヒロインと見守ることしかできない主人公のその後の物語というか…でもこういうの好きなので序盤の刺さったポイントの一つでしたね!茜がいない今、宇宙怪獣とまともに戦えるのはスターゲイザーの後継者である嗣道しかいない。スターゲイザーに乗る前も駄々をこね乗ってからも茜のことを言い訳に真っ直ぐに戦えない。そんな彼が麒麟をはじめ周囲の人々と再び関わりを持つ中で自分の中の茜と向き合い、彼女を乗り越えて戦えるようになる過程がすごくよかったですね!終盤では茜の因縁の相手である宇宙怪獣と戦うという激アツシーンも最高でした!色々気になるところはありましたが、それをねじ伏せる作者の「これがやりたい!」という物語が存分に伝わってくる作品でした!面白かったです!
キャラ A
嗣道は最初は死ぬほどダサかったんですけど、徐々に茜のことを乗り越えて成長していく過程がよかったですね!すごく主人公してました!麒麟をはじめとした周囲のキャラももちろん魅力的だったんですけど、やっぱり茜がこの物語の主人公でしたね。もうこの世にいないのにこのキャラクター性は反則ですよ…
最後に
作者のこれがやりたい!が存分に伝わる熱いロボットものでした!新人賞受賞作らしい荒々しいエンタメをガツンとくらわせていただきました!
どんな人にオススメか?
熱い物語が好きな方は!ロボットものとして見るとロボットのイラストがなかったりで若干物足りないかもしれませんが、とにかく作者の熱量がこれでもか!と伝わる作品です!気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)