【感想】「島に取り残されて10年、外では俺が剣聖らしい 世界最強の剣士と愛弟子たちの、異世界島めぐり」ムサシノ・F・エナガ カドカワBOOKS

どうも夏鎖です（≧∇≦）この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはムサシノ・F・エナガさんの

「島に取り残されて10年、外では俺が剣聖らしい 世界最強の剣士と愛弟子たちの、異世界島めぐり」

です！

☆感想☆

ストーリー A
内容は、異世界から転生し孤島でケモミミたちな教え子に剣術を教えていたオウル。しかし彼は10年前に発生した怪物たちの凶暴化により島にただ1人取り残されてしまう。絶海の孤島で人生を終えるかと思っていたが、なんと10年ぶりにオウルの教え子であるケモミミ少女のラトリスが彼を助けに島に戻ってきた！しかも海賊になって⁉︎ラトリスと共に海賊になることを決めたオウルは船の借金返済のために島々を巡ることになるが…とこんな感じです！

〜かつての教え子が海賊に⁉︎〜

ムサシノ・F・エナガさんの新作！個人的には初挑戦の作家さんですね！ケモミミもふもふなヒロインたちと異世界で海賊稼業をしていくファンタジーとして楽しく読ませていただきました！面白かったです！
まず序盤。10年間怪物だらけの絶海の孤島に閉じ込められたオウルを弟子のラトリスが救いにくるところから物語は始まります！かつては件の師匠として名を馳せたオウルのことを弟子のラトリスが救いにくるという展開は胸熱ですね！そしてメインヒロインであるラトリスがケモミミなのもポイント高いです！そして物語はラトリスが率いる海賊パーティーにオウルが加入し、船の借金返済に向けて動き出すところから本格的に始動していきます！船の船員がゴーレムのニンフム、そしてケモミミもふもふなセツとナツというのがまたいいですね！オウルが仕留めた魔物や釣った魚を彼が調理して一緒に食べたり、ケモミミもふもふなラトリスに頭撫でてをせがまれたり、船の借金返済のために魔物を倒したり他の海賊とやりあったり…行く先々で起こるハプニングとそれを剣術やずる賢さで解決していくオウルがかっこよかったですね！旅先で新たに出会うオウルの弟子たちも可愛かったですね！剣術学院を主席で卒業した狼耳娘のクウォン、最強の海賊狩りでありエルフな美少女のシャルロッテ…一癖も二癖もある亜人ヒロインたちがストーリーを盛り上げていました！物語は4章で構成されるのですが、それぞれで各ヒロインたちに見せ場があり、頑張って稼いだお金が船の借金返済に消えていく…というお約束な展開も最高でした！最後まで楽しく読ませていただきました！面白かったです！

キャラ A
オウルは普段はやる気なさそうな感じのおっさんですが、いざという時には最強の剣術を披露する頼りになるいいおっさんでしたね！こういう主人公好きです！ラトリスはケモミミもふもふな狐娘！元気いっぱいでオウルに褒めてもらうためになんでも頑張る姿が印象的でした！トラブルメーカーなセツとナツの狐耳娘の姉妹をはじめケモミミ率が高いのが個人的には最高でした！

最後に
ケモミミもふもふな海賊ファンタジーとして楽しく読ませていただきました！これはぜひ続きが読みたいですね！まだまだオウルとラトリスたちの冒険が見たい！続刊待ってます！

どんな人にオススメか？
海賊ものや異世界ファンタジーが好きな方は！もちろんケモミミヒロイン好きにもオススメです！オウルとヒロインたちの楽しい掛け合いや魔物や海賊とのバトルでどんどん読ませてくれます！気になった方は！

それではこの辺で(≧(ｴ)≦｡)