袴田さん、無罪確定へ 検察が控訴断念
2024年 10月 08日
袴田さんに無罪が確定へ。30歳の若者が88歳に。
それが貴殿が言う「法的地位が不安定な状況」ということですよ、検事総長殿。
そして、「到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容と思われる」
といっても、控訴はしないわけですよね?最後までプライドにこだわった形です。
証拠捏造と言う地裁判決をこれで確定させたのです。
正直、証拠捏造は、重大な犯罪です。むろん、今となっては、当時の警察や検察が証拠を捏造したという
ことを罪を問うレベルまで証明するのも実は難しい。手を染めた人たちも亡くなっているだろう。
それでも、どうして、こんなことになってしまったのか?
徹底的に検証すべきです。
そして、開かずの扉と言われる再審法の改正を改めて求めます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241008/k10014604101000.html
最高検察庁の畝本直美検事総長は談話を発表し、静岡地裁の無罪判決について「判決は多くの問題を含む到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容と思われる」としました。
その一方で「袴田さんが結果として相当な長期間にわたり、法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、熟慮を重ねた結果、検察が控訴するのは相当ではないとの判断に至った」としています。
そして、袴田さんが長く不安定な状況に置かれたことについて「刑事司法の一翼を担う検察としても申し訳なく思っております」と謝罪し、再審請求の手続きが長期間に及んだことについて最高検察庁で検証を行う考えを示しました。
これにより、事件発生から58年がたって、一度、死刑が確定した袴田さんの無罪が確定することになります。
袴田さんは、これまで44年にわたって置かれていた「死刑囚」の立場から解放されることになります。
その一方で「袴田さんが結果として相当な長期間にわたり、法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、熟慮を重ねた結果、検察が控訴するのは相当ではないとの判断に至った」としています。
そして、袴田さんが長く不安定な状況に置かれたことについて「刑事司法の一翼を担う検察としても申し訳なく思っております」と謝罪し、再審請求の手続きが長期間に及んだことについて最高検察庁で検証を行う考えを示しました。
これにより、事件発生から58年がたって、一度、死刑が確定した袴田さんの無罪が確定することになります。
袴田さんは、これまで44年にわたって置かれていた「死刑囚」の立場から解放されることになります。
by hiroseto2004
| 2024-10-08 19:58
| ジェンダー・人権
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