広島瀬戸内新聞ニュース号外 9月20日 広島県内でも青森の弁当による被害相次ぐ/中心部も不便になれば尾道市全体も沈没、土堂小学校など統廃合条例案強行可決
2023年 09月 20日
https://youtu.be/0pCeRnFiuyM?si=1T_49hmlFxAVo7cr
弁当の食中毒。広島でも心配。
尾道市の中心部の学校統廃合。確かに周辺部が先行して不便になったが、だからといって、中心部もそれにあわせて不便にしていけば、せっかくの若手の流入の流れも止まってしまう。尾道市全体が沈没してしまう。
そもそもは合併すればよくなるという考え自体が間違いだったのだ。周辺部も不便になったから中心部も不便にしちゃえということは尾道市の自爆行為だ。
追記
元はと言えば県の強硬な市町村合併が招いた尾道市民同士の分断
20日開かれた尾道市議会の本会議で、尾道市中心部の小中学校統廃合案が強行可決されてしまった。
統合に賛成する議員は、土堂小学校の地域を中心に反対が多いことについて、「『市の中心部だけ残せ』というのは周辺住民の理解は得られない」と述べたそうだ。
たしかに、広島県内では以下のようなことが背景にある。前知事の藤田雄山=故人=は全国でも異常なスピードで市町村合併を推進。尾道市だけでなく、三次市や庄原市、三原市、東広島市、呉市、廿日市市など多くの市が周辺地域を吸収合併してきた。その結果、例えば、尾道市なら中心部である旧尾道市にはそれなりに若い人が文化的な街を好んで移住してきているが、一方で吸収合併された旧市町はサービスカットも相次ぎ不便になって衰退している。
そういう中で、ひょっとしたら、周辺部に中心部へのジェラシー的なものが出てしまっているのかもしれない。
だが、では、中心部を小中学校統廃合などで不便にしたらどうなるか?中心部に移住してくる若手が減るだろう。中心部が衰退すれば、周辺部の産業も打撃を受ける。良いことはない。
しかし、合併で、周辺部と中心部に分断が生じてしまったのも事実だ。政治的にはおそらく、周辺部の人は中心部の小中学校存続に納得できないだろうし、だからこそ議員もそれを受けた投票行動をしたのだろう。
こんなことになってしまったのも、強引な市町村合併を勧めた広島県に責任がある。例えば、県が安易な学校統廃合はお勧めしないという立場をとり、例えば戦前からの伝統ある校舎の耐震化にもっと補助を出すとかすればまた違うだろう。
20日開かれた尾道市議会の本会議で、尾道市中心部の小中学校統廃合案が強行可決されてしまった。
統合に賛成する議員は、土堂小学校の地域を中心に反対が多いことについて、「『市の中心部だけ残せ』というのは周辺住民の理解は得られない」と述べたそうだ。
たしかに、広島県内では以下のようなことが背景にある。前知事の藤田雄山=故人=は全国でも異常なスピードで市町村合併を推進。尾道市だけでなく、三次市や庄原市、三原市、東広島市、呉市、廿日市市など多くの市が周辺地域を吸収合併してきた。その結果、例えば、尾道市なら中心部である旧尾道市にはそれなりに若い人が文化的な街を好んで移住してきているが、一方で吸収合併された旧市町はサービスカットも相次ぎ不便になって衰退している。
そういう中で、ひょっとしたら、周辺部に中心部へのジェラシー的なものが出てしまっているのかもしれない。
だが、では、中心部を小中学校統廃合などで不便にしたらどうなるか?中心部に移住してくる若手が減るだろう。中心部が衰退すれば、周辺部の産業も打撃を受ける。良いことはない。
しかし、合併で、周辺部と中心部に分断が生じてしまったのも事実だ。政治的にはおそらく、周辺部の人は中心部の小中学校存続に納得できないだろうし、だからこそ議員もそれを受けた投票行動をしたのだろう。
こんなことになってしまったのも、強引な市町村合併を勧めた広島県に責任がある。例えば、県が安易な学校統廃合はお勧めしないという立場をとり、例えば戦前からの伝統ある校舎の耐震化にもっと補助を出すとかすればまた違うだろう。
広島県内でも駅弁メーカーの弁当食べ被害の訴え相次ぐ
青森県八戸市の駅弁メーカーの弁当を食べた人たちが体調不良を訴えている問題で、広島県内のスーパーなどの催事でこの弁当を購入した人からも被害の訴えが相次いでいることがわかりました。
広島市によりますと19日午前、広島市に本社があり大型商業施設などを展開する「イズミ」から、「弁当の購入者の中に体調不良を訴えている人がいる」と連絡があったということです。
それによりますと、イズミは今月16日と17日に開催した北海道の弁当の催事で、青森県八戸市の駅弁メーカー「吉田屋」が作った、「北海道産特選いくらの贅沢丼」を広島市内の6つの店舗で合計119個を販売しましたが、弁当を購入した複数の人から、下痢やおう吐などの被害の訴えが相次いでいるということです。
「吉田屋」が作った弁当をめぐっては、東北や関東などで購入した人からも同様の被害の訴えが出ていて、広島市は詳しい原因を調べています。
広島市は、該当する弁当を食べないことや、すでに食べて体調がすぐれない人は保健所に連絡するよう呼びかけています。
また、広島県や呉市が管轄する保健所でも、同じ弁当を食べた複数の人が体調不良を訴えているということです。
尾道市 小学校3校・中学校2校の統合のための条例改正案可決
尾道市が3つの小学校と2つの中学校をそれぞれ統合するため市議会に提出している条例の改正案が20日の市議会本会議で可決されました。
市は学校の統合に向け来月にも保護者も入れた準備委員会を設置する方針です。
尾道市は、市内中心部にある土堂・長江・久保の3つの小学校と長江と久保の2つの中学校について、生徒や児童が減少傾向にあり校舎の耐震性が低いなどとしてそれぞれ統合する計画です。
20日開かれた市議会の本会議では、統合に賛成する議員が、土堂小学校の地域を中心に反対が多いことについて、「『市の中心部だけ残せ』というのは周辺住民の理解は得られない」と述べました。
これに対し反対する議員は「保護者や地域など関係者の理解がない統合はすべきではない。市政に不信感を生み出すことになる」と述べました。
このあと採決が行われ、議長を含む28人の議員のうち22人が賛成し、賛成多数で可決されました。
学校の統合をめぐっては、保護者や地元住民から通学距離が長くなることや戦前に建てられ、歴史的に価値がある小学校の校舎を残すべきだという反対の意見も出ていました。
統合される小学校と中学校は、今の2つの中学校の敷地で、それぞれ2年後の令和7年度に開校し、4年後の令和9年度には新たな校舎ができる計画で、市は、来月にも保護者も入れた準備委員会を設置する方針です。
本会議のあと尾道市教育委員会の宮本佳宏教育長は「ここからがスタートだと思っている。この問題についてたくさんのご意見・ご指摘をいただいているが、真摯に受け止めて、理解してもらえるようやっていかなければいけない。保護者や地域の協力があっての学校だと思うので、新しい学校に協力してもらえるようしっかり取り組んでいきたい」と話していました。
今回の可決で、統合に向けた本格的な準備が進むことになります。
条例の改正案が可決されたことについて、議会を傍聴した尾道市に住む男性は「教育委員会の説明が結論ありきで話し合いになっていないと感じた」と話していました。
また、子どもが統合の対象の土堂小学校に通っている母親は、「説明が十分にされていないのに可決されてしまって、統合が進むと思うと悲しいです。校舎ができるまでの学習環境について聞いてもまともな返答がなく、まったく納得いっていません。統合に向かっていくなら意見を聞きながら進めてもらいたい」と話していました。
by hiroseto2004
| 2023-09-20 20:14
| 尾道市政
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