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■ Facebook友達が多い=楽しいわけではない!?


 
Facebookの一般のユーザーの中には有名人でもないのに友達が数千人いる方がいらっしゃいますよね。
 
 
何かのビジネスをやられているのかといえば、決してそんなこともなく、ごぐごく普通に友達を増やしているケースが意外にも少なくありません。
 
 
私の友人にFacebookの友達が3000人以上いる方がいまして、毎朝挨拶の投稿をすると、いいね!が1000以上つき、これにプラスしてコメントが100人以上から来ています。
 
 
これをやり取りするために彼は毎朝4時に起きてFacebookの管理画面を開いて作業していたようです。
 
 
友達が増えれば増えるほどスパムのメッセージが入るようになり、ものすごく大変なんです。
 
 
かくいう私も以前友だち申請が来ると何も確認せずに承認してしまい、一日に数百人の若い女性から友だち申請を受けたことがあります。
 
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■ Facebook友達が短期間で増えるとやることが一気に増えて大変!


 
びっくりして、申請して来た人のページをいくつか訪問してみたのですが、昨日今日ページを立ち上げた人ばかりでした。
 
 
直接的な目的は分かりませんが、よからぬことに違いありません。
 
 
一度シドニー在住の日本人女性からメッセージを頂戴し、しばらくやり取りをしていたのですが、突然「私は膨大な資産を持っているのですが、今現在末期がんの治療をしていて、余命わずかなので、私の資産を恵まれない人たちに寄付するお手伝いをしてほしい」といった旨のメッセージをいただきました。
 
 
「資産家がこんなことやるわけないだろう」という思いから、速攻でブロックさせていただきました。
 
 
以後確認してから承認するようにしています。
 
 
ということで、今回はFacebookの友達が増えることによるストレスについてカナダの神経学者ら研究チームによる研究結果をまとめた記事とストレスに強くなる方法を解説した精神科医・樺沢紫苑先生の動画を合わせてご紹介させていただきます。



 
Facebookの友だちが「300人」を超えると、
ストレスが増加する(研究結果)

 
 
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カナダの神経学者らによる研究で、Facebookがティーンエイジャーのホルモンに与える影響が判明しました。10代の若者たちがストレスを感じる原因が友だちの数なんだそうです。ちなみに調査によって、友だち数の上限が明らかになりました!
 
 
 
 

■ Facebook友だちの数は300人がひとつの壁?


 
「神経内分泌学ジャーナル」で発表された、カナダ、モントリオール大学と付属研究機関による合同調査の内容によりますと、Facebookの友だちの数が300人を超えると、ティーンエイジャーたちのストレスが増してくることが判明しました。
 
 
研究を指揮した、Sonia Lupien教授によると、友だち数が300人以下の若者に比べ、彼らはコルチゾールが増大していたのです。
 
 
過度にストレスを受けると分泌量が増すことから、“ストレスホルモン”とも呼ばれています。
 
 
実験は、12歳~17歳まで88人を対象に行われたのですが、日常のFacebookの使用頻度をはじめ、彼らがこのSNSを介してどのようにセルフプロデュースをしているか、また友だちのページを訪れ、どのようにリアクションをしているかに着目しています。
 
 
 
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「NDTV」は、研究を指揮したSonia Lupien教授のコメントを紹介します。
 


「その他の外部要因ももちろん関係しているはずですが、我々の研究から、Facebook利用によるコルチゾール値の上昇は、約8%ほどであると推定しています」
 


 
 
ここから見えてきたのが「Facebook友だち数300人」という数字を境に、ティーンエイジャーたちがタイムラインでのやり取りにストレスを感じ始めるという事実が明らかに。
 
 
いいね!やコメントなど、やることが一気に増えるのがこのラインのようです。
 
 
友だちの数が1,000や2,000を超えるという人たちは、もしかしたら想像以上のストレスを感じているのかもしれません。
 
 
 
 
 

■ Facebook友だちが多すぎて 鬱になる…かも


 
さらに怖いのは、コルチゾールの上昇にともなう過度なストレスが引き金となって、場合によっては10代での鬱病を発症する気危険性を指摘する研究者もいます。
 
 
今回の調査では、鬱病の兆候が見られる被験者は含まれていなかったようなんですが、高いコルチゾール値を示している若者たちには、鬱病へのリスクが十二分に考えられると「EurekaAlert! Science News」のインタビューでLupien教授は答えています。
 
 
 
 
 
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『 ストレスが緩和されるときもある! 』


 
でも、友だちの数とストレスの因果関係を突き止めていく中で、コルチゾール 値が減少しているポイントが2つだけあったそうだ。
 
 
1つは、自分と趣味嗜好が合う内容がタイムラインに投稿されてきたとき、さらには友だちに励ましのコメントを送ったとき。
 
 
多感な10代の心理にだけでなく、大人だって同じようにストレスを感じていることもあるのではないでしょうか?
 
 
ちなみに個人的にストレスを感じるのがメッセンジャ―に送られる売り込みのメッセージです。
 
 
 
 
【画像】 Pinterest
 
【動画】 精神科医:樺沢紫苑先生
 
「ストレスに強くなるにはどうしたらいいですか?」
 

 
 
 
 

■ Facebook友だちが増えると起こる問題のまとめ


 
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
 
 
私はFacebookを利用するようになってから10年以上たちます。
 
 
最初は海外の友人に互いに連絡を取り合うのにFacebookの利用を勧められてアカウントを開設しました。
 
 
当時は今ほど規制が厳しくなかったので、毎日友達申請が数十人来てました。
 
 
最初のうちは真面目に対応していたのですが、ツールを使ったスパム申請も多くなってきたころから一切対応するのを止めました。やはり何でもほどほどが一番ですね。