■ 食事制限しても痩せない人は基礎代謝が低い!
食事制限をしているのに全然痩せない人の特徴として、基礎代謝が低い点があげられます。
そして、運動しないで食事制限のみを強引に行なうとさらに基礎代謝がさらに落ちてしまうので逆効果となります。
しかも、肝心の「免疫力」が著しく低下するので、様々な体調不良を引き起こす原因にもなりかねません。
そして、上図にありますとおり、基礎代謝は加齢とともに低下するので、歳をとるにつれて太りやすくなってしまいます。
では、どうすれば基礎代謝を効率よく上げることができるのでしょうか?。
▼ スクワットで脂肪燃焼効果を高める!
一番手っ取り早い方法は、スクワットなどのエクセサイズです。
特にスクワットは効率よく筋肉量を増やして脂肪燃焼効果高めてくれるので、スクワットでお尻、お腹まわり、太腿の筋肉を中心に鍛えてダイエット効果を高めるのが効果的です。
ということで、今回は基礎代謝を高める5つの習慣を分かりやすく解説した美レンジャーさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。
自然に痩せて…美肌まで!
「基礎代謝ヨシ子」の何気ない習慣5つ
■ そもそも基礎代謝って?
生きていくうえで体を正常に動かすために消費される、最低限のエネルギー(カロリー)のことをいいます。
また、1日何もせず動かなくても消費されるエネルギー量を「基礎代謝量」といい、通常は10代をピークとし、加齢とともに低下していきます。
何もしなければ基礎代謝は低下する一方です。
そして、同時に免疫力も低下するので、心と体のバランスが次第に悪化するので、様々な体調不良を引き起こす引き金となります。
▼ 基礎代謝を高めるのがダイエットの近道!
ですので、無謀な食事制限だけのダイエットは危険です。
もっとも手っ取り早く基礎代謝を高める方法として、スクワットなど太腿の筋肉を鍛えるエクセサイズが有効とされていますが、運動嫌いな方は挫折してしまう可能性が高いです。
ということで、今回は日常生活で簡単に実践できる基礎代謝を上げる5つの習慣について分かりやすく解説している美レンジャーさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。
是非習慣化して夏までに美ボディと美肌を手に入れて下さい。
■ 基礎代謝を高める習慣5選
次に基礎代謝を高める効果が高い方法を5つご紹介させていただきます。
基礎代謝を高めるだけでなく、様々な美容と健康に関する効果が出期待できる優れモノです。
▼ 基礎代謝を高める(1)
「 発酵食品を食べる 」
発酵食品には乳酸菌、納豆菌、ビフィズス菌など、腸に良い善玉菌を多く含みます。
腸の中に善玉菌を増やすことで腸の働きが活発になり、基礎代謝(エネルギー)をたくさん必要とするため、代謝は必然的に上がっていきます。
発酵食品の中でも、特に納豆とキムチがおすすめ。
納豆には腸にいい納豆菌と、肌にいいイソフラボンが豊富に含まれます。
キムチには乳酸菌が含まれるほか、唐辛子の中に含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換されます。
ビタミンAは皮膚細胞を正常化し、肌にいいとされているため、おすすめです。
▼ 基礎代謝を高める(2)
「 朝ベッドの中で!3分深呼吸 」
毎日深呼吸を行いましょう。
ポイントは鼻で息を吸い、口で吐くことです。
肺ではなく、お腹が膨らむことを意識してください。
お腹を意識する、いわゆる腹式呼吸は、横隔膜や内臓を刺激するため、便秘解消や血行促進にも効果があります。
横になっている方が腹式呼吸を行いやすいです。
内臓が目覚め始める朝、ベッドの中で3分ほど行いましょう。
血液のめぐりを良くし、デトックス効果がある深呼吸は代謝UPと美肌につながる簡単な方法なので、とてもおすすめです。
▼ 基礎代謝を高める(3)
「 タンパク質を摂取する 」
体を動かすのに必要な筋肉を保つことも、基礎代謝のためには必要です。
ダイエットなどで野菜中心の生活や、肉抜き生活をしていると、質のいい筋肉を作ることができず、基礎代謝量も自然と減っていってしまいます。
さらに、タンパク質は皮膚を形成する素であるため、不足すると肌の老化が進み、くすみやシミを作る原因に。
意識的にタンパク質を摂取し、質のいい筋肉と美肌作りを心がけましょう。
▼ 基礎代謝を高める(4)
「 忙しくても湯船につかる 」
疲れた日はシャワーでパッと済まし、ゆっくり湯船につかるのは休日だけという方も多いのではないでしょうか。
過去記事「体温1度アップで免疫力は5倍!“ツライ冷え”の正しい温め方」にもあるように、体温を1度上げると基礎代謝は13%上昇します。
忙しい日にもなるべく湯船に浸かり、体温を上げましょう。
また、38度から40度ほどのぬるま湯にゆっくり浸かり汗をしっかりかくことで、毒素が流れ出し、肌も綺麗になります。
気温が上がり湯船につかりにくい夏も、半身浴など方法を変え、毎日湯船に浸かりましょう。
▼ 基礎代謝を高める(5)
「 水分補給をする 」
一日の水分必要量は約2.5リットルと言われています。
2.5リットルのうち、約1リットルを食品から摂取し、残りの1.5リットルを水分として摂取することが理想です。
なぜ水分補給が代謝につながるのでしょうか。
それは、水分を摂ると一時的に体温が下がります。
再び体温を元に戻そうと体はエネルギーを消費します。
その働きにより、エネルギーを使おうと基礎代謝が上がっていくということです。
「 デトックス効果を高める! 」
また、水分をたくさん摂取することでおこる利尿作用により、内臓や血中にある毒素をしっかり排出します。
体にある毒素がしっかり排出されると体の機能が活発になるため、代謝がよくなり、肌のくすみ改善にもつながります。
他にも運動やストレッチなど、体を動かし代謝を上げる方法もありますが、まずは日常生活で取り入れやすい上記の5つから始めてみてくださいね。
■ お腹の脂肪+背中の脂肪まで落とすスクワットのやり方
今回ご紹介させていただく動画は、関西を中心に展開しているスポーツジムを運営している「MuscleWatching」さんが効率よく背中とお腹周りの脂肪をとる最強スクワットを実演しています。
やり方は非常にシンプルなんですが、その効果は絶大です。
▼ スクワットのやり方「STEP1」
「 お尻をしっかり後ろに突き出す 」
まず最初に腕を前に出します。
この状態から、お尻を後ろに下げながら、腕も同時に後ろに引いていきます。
状態を下げきったら、元の状態にゆっくり戻していきます。
こうすることで、普段あまり使うことのない背中の筋肉を効率よく刺激することが出来ます。
▼ スクワットのやり方「STEP2」
「 腕を広げながら肩甲骨を意識して刺激する 」
上図にありますとおり、お尻を後ろにさげるときに体が弓なりになります。
こうすることで背中の筋肉を鍛えることができるわけですが、腕を後ろに引くことによって、肩甲骨を開くことが出来るので、より背中の筋肉を刺激することが出来ます。
背中、お腹周り、お尻の筋肉を同時に刺激することでお腹と背中の脂肪を落とすことが出来る点が、このエクセサイズの大きなメリットです。
もしお腹の脂肪を落としたいのであれば、クランチよりもこちらのスクワットをオススメします。
【出典】 美レンジャーさん:
【画像】 Pinterest
【動画】 MuscleWatching
お腹の脂肪+背中の脂肪まで落とすスクワット!
■ 基礎代謝を高める5つの習慣のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
基礎代謝を高める過程で血流が改善されて免疫力もアップするので様々な病気の予防につながります。
冷え症で悩まされている方は是非今回ご紹介させていただいた基礎代謝を高める5つの習慣とスクワットを実践してみてください。
スクワットによって筋肉量が増えるにつれて次第に冷え性の症状も緩和されていくと思いますので、是非一度お試しください。