■ アルミホイル療法とは!?
ご存知のとおりアルミホイルは非常に優れた万能グッズで、どの家庭にもある生活必需品の一つですが、欧米では調理だけでなく、関節炎のセルフケアに用いたりしています。
また、疲労回復効果が優れているため、風邪の治療にも用いられています。
といっても、いきなり言われても、にわかには信じられませんよね。
しかし、日本でもアルミホイルを用いた健康法や治療法に取り組んでいる方がいます。
テレビにも良く出演されるので、ご存知の方も多いかと思いますが、人気鍼灸師の福辻鋭記先生は、かなり前から手や足の指にアルミホイルを指輪のように巻く『アルミホイル指輪』を施術に訪れる患者さんに行ってます。
▼ アルミホイルに針治療と同じような効果がある!?
福辻先生いわく、鍼が病気や症状の改善に効果があるのは、鍼の素材である金属が持つイオン化傾向(電子を放出してプラスのイオンになろうとする性質)なのだそうです。
これらが人体に流れる「生体電気」の乱れを改善することから、アルミホイルを指先に巻くことによって同様の効果を得ようと試みたのが『アルミホイル指輪』です。
ちなみにアルミホイル指輪で得られる健康効果は以下の通りとなっています。
【アルミホイル指輪の効果】
(1)頭痛:左手の薬指の付け根(三焦経の刺激)
(2)肩こり:左手の人差し指の第二関節上(商陽の刺激)
(3)腰痛:女性は右足、男性は左足の人差し指の付け根(内庭)
(4)便秘:左手人差し指の付け根(商陽、大腸経)
(5)生理痛:右足の小指の爪の付け根(至陰の刺激)
(6)冷え性:左手小指の爪の付け根(少沢、少衛)
出典:週刊ポスト2014年4月4・11日号(ライブドアニュースより)
アルミホイルで足を包むと何が起こる?
■ アルミホイル療法の3つの効果
アルミホイルを体に巻くことで得られる効果を3つ以下のとおりご紹介させていただきます。
▼ 疲労回復、不眠改善に効く!
アルミホイルを足に巻くことによって、疲労回復や不眠症の改善に優れた効果が期待できます。
足は第二の心臓といわれていて、足の血流が改善されれば、自然と筋肉量が増えるので疲れにくい体質へと変化します。
また、ストレスで硬直した体をほぐしてくれるので、不眠の症状が改善されるようです。
やり方は非常に簡単で、アルミホイルを巻きやすくするために、適度な大きさにカットし、冷凍庫に2~4時間入れておいてください。
足に巻くだけでも十分な効果が期待できますが、顔に冷えたアルミホイルをかぶせてやれば顔の血流もよくなるので、顔の疲れが取れてリフレッシュできます。
▼ 関節の痛みを和らげる!
上述したとおりアルミホイルは、気の流れを良くする効果が期待できるため、関節炎、打ち身、捻挫、坐骨神経痛、首コリ、肩コリ、五十肩など痛みやコリを伴う疾患の治療に適しています。
痛みがある部分にアルミホイルで覆い、ガーゼを使ってその状態を保つだけです。
就寝前にこれを行えば、あとはアルミホイルが一晩中治療してくれます。
2週間治療を行なったら、次の2週間は休憩してください。
その間に痛みは消えているはずですが、もし違和感があるようでしたら、完全に痛みを取り除くまでこのプロセスを繰り返してください。
▼ 冷えの症状に効く!
アルミホイル療法は、冷えの症状を改善する効果も優れています。
アルミホイルの優れた伝導性と保温効果を最大限に活用しながら、冷え性を改善します。
個人的には風邪をひいたときに同じようにアルミホイルを使用することで、風邪の症状がより早く改善すると思っています。
アルミホイルは熱の伝導性が鉄の3倍も高いとされています。
また、保温効果が優れているので暖かい状態を保ってくれます。
そして、アルミホイルに体温が反射し、ふたたび体に取り込まれることから、冷えを改善する効果が高いとされています。
やり方は非常に簡単です。靴下のうえに15センチ四方にカットしたアルミホイルを足の裏にはり、セロテープで固定し、その上から靴下をもう一足履くだけです。
真冬の極寒地域にいても足がポッカポッカになります。
これを2週間ほど続けると冷えの症状が改善されます。
【出典】 Useful Beauty Tips
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】 家庭薬
「Look What Happens If You WRAP YOUR FEET
IN ALUMINUM FOIL And You Wait An Hour!!」
■ アルミホイル療法の効果に関するまとめ
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
今回ご紹介させていただいたアルミホイル療法は、整体師の先生をはじめ治療家の先生の間で行われている代替医療の一つで、科学的にその効果が証明されていません。
私は以前ダイエットのためにお腹周りにアルミホイル(その上に腹巻をして固定する)を巻いていたことがあります。
アルミホイルの持つ優れた保温効果によって汗を沢山かくので、お腹周りは確かに細くなりましたが、朝から晩まで巻いて過ごしていたので、汗もが出来すぎてしまいました。
真冬にやればカイロの代わりになるかもしれませんので、今年の冬にチャレンジして、またご報告させていただきます。
このように人によっては、アルミホイルが皮膚に合わない場合もありますので、アルミホイルをまいてみてかゆみなど不快な症状がでたら直ぐに中断してください。