Vim Advent Calendar 2016はすでに埋まっているのでエア参加の気持ちで、今回はTouchBarを使うためのMacVim初期設定あたりを紹介します!
先月、Macbook Pro 2016 の TouchBarを購入してインプレッション体験的な続編となります。
残念感よりもTouchBarが少しでもいいなと思えるに、MacVimでTouchBarを活用できるようにしてみます。
- MacVimのKeymapで使いそうなものをそれっぽく割り当ててみた
- 文字や描画でFnキーよりもあえて視覚効果や欲望を与えれるように
- キーマップ割り当て忘れてしまう問題(Fいくつだっけ?って覚える必要がない)
- 連打系とトグル系とランチャーの3つくらいに分類
- 娯楽エッセンスも注入
- ボタンの広さや左側・右側もレイアウトして指定し使いやすく
- ランチャー系は左
- 連打系は右
- トグルは真ん中
- ESCは常に表示
完成イメージ
MacVimのインストール
最新版をインストールします。 ひとまずvimrcなどの設定ファイル関係のファイルはごそっと旧環境から移行してきました。
パッケージマネージャなどでプラグインをインストールします。
フォントのインストール
フォントをインストールします。
Rickyがメンテナンスの関係で公開されなくなったと記憶していたので、こちらのサイトを参考に合成フォントとしてRicty Diminishedをインストールしてみました。
$brew tap caskroom/fonts $brew install Caskroom/cask/xquartz $brew tap sanemat/font $brew cask install font-ricty-diminished
gvimrcを設定する
でか文字が好きです。
if has('win32') " Windows用 elseif has("gui_macvim") " Ricty Diminishedを利用する set gfn=Ricty\ Diminished\ Regular:h24 set gfw=Ricty\ Diminished\ Regular:h24 elseif has("gui_mac") elseif has('mac') elseif has('xfontset') endif " TweetVimでアイコンを表示する let g:tweetvim_display_icon=1
TweetVim周りの設定
MacVimでIconを表示するためにImageMagickをインストールする必要がありました。 OS X Sierra ではImageMagickはデフォルトインストールではなかったんですね。
$brew install imagemagick
その他にもこちらのサイトにハマりポイントが書いてあったので実施しておきました。
「設定」→「詳細」→「CoreTextレンダラーを使用する」のチェックを一度外し、MacVimを再起動する。 その後、もう一度チェックをOnにして、再起動する。
TouchBarのカスタマイズ
BetterTouchToolを使ってTouchBarをカスタマイズします。
キーコンビネーションやキーを割り当てられるのがいいですね。 Vimと相性良さそうです。このツールではイベントを受けて動的にTouchBarを変更できるようにはなっていないようなので、周辺ツールが整ってくればもうちょっと面白いことができそうです。
MacVimで常にESCを一番左に表示しつつ、全領域を使えるように General Touch Bar Settings
を上記のようにしました。
また、TouchBarを押した時にオーバーレイで表示されてふわっと消える描画も簡単に設定できるので、普通のキーマッピングより視覚的にわかりやすく、リズムにのりやすいかもと思い設定しました。
押すとこんな感じに表示されます
TouchBarキーボード周り
こんな感じになりました
最後に
これはまだまだ使い込んでいないし、トグルでON/OFF二ついらんだろうというのもあるので、寿司を回す以外に便利に使っていきたいものです。 娯楽をぶっこんでTweetVimを使っている時にMacVim上でアイコンをだせるようになって満足しました。😀