自分の見た目は気にしていたい……のだけど

寄稿いたしました。

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ピアスについてです。ピアスおじさんです。ここからだんだん年齢的にきつくなってくるのはわかっとる。いや、現時点でもきついのかもしれないが、なんとかなっていると思う。

なんとかなっている、というのはあくまでおれの視点であって、まあまだ他人から似合っているといわれることもあったりして、なんとか、というところ。

でも、髪を染めるのをやめたように、いつかは外すかもしれない。

……というように、おれは自分の見た目というものを気にしている。じゃあファッション好きなのか? くわしいのか? といわれるとノーだ。ファッションにかける金はない。

ないけど、ないなりに、なんとか、自分で自分がださいと思えるような格好はしたくない、というのはある。極言すれば、「この格好で外に出て交通事故にあって死んだとして後悔はないか?」というところだ。

などと、見た目を気にしたところで、最大の問題は解決されない。身長である。ちびというものは隠しようもなく、治しようもない。学歴も金も身長もない。たとえば、婚活というところから完全に排除された存在である。

女性が身長の高い男性を好む傾向にあるというのは、進化心理学的に説明できるのかどうかしらんが、まあとにかくそういう傾向があるのは確かであって、いかんともしがたい。

これを「身長による差別ですから、背の低い人も恋愛対象に入れましょう」というのは、不公平の是正とは違う。身長のせいで進学できないとか就職できないとか理不尽なものとは話が違う。

話が逸れた。おれの見た目だ。今後、どうしていきたいか。髪を染めていたころは、寿町系の正体不明なやつという感じでやっていた。髪を黒くしてからは、なぜかピアスだけが異質なサラリーマン風になっている。いずれにせよ正体不明だ。正体はなにかといえば、低賃金のサラリーマンだ。低賃金のサラリーマンなんてどんな格好しようが知った話じゃない。みんなもっと好きな格好して生きよう。それによってなんか不利益があってもおれは責任をとらないが。

 

 

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