2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

熱発ノスタルジー

火曜日の帰りには、なんか喉が痛いことに気づいていた。ただ、喉だけが痛い。そして今朝、そうとうに喉が痛い。ただ、喉だけが痛い。が、会社行ってみたら、なんかちょっと鼻のぐずつきもあって、ちょっと咳が出るようになった。熱っぽい。風邪だこれは、と…

『けいおん!』劇場化に望むこと

アニメ『けいおん!!』の放送が終わってしまった。最終回と書かないのは、律儀に「最終回」と「番外編」を意識してのことだが。また、漫画『けいおん!』の方も四巻が発売され、それが最終巻だ。もちろん、すぐに買って読んだわけだけれども。 そういえば、…

生・老・病・死のメタルギア〜『メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット』伊藤計劃〜

メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/03/25メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 210回この商品を含むブログ (108件) を見る 『虐殺器官』に続いて…

作品は描ききったところで終わったほうがいいのです〜『海のアリア』萩尾望都〜

海のアリア (1) (小学館文庫)作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 2001/08/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見る海のアリア (2) (小学館文庫)作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 2001/08/01メデ…

安保について考えようにも〜『ANPO』/監督リンダ・ホーグランド〜

ANPO 若葉町のシネマ・ジャック&ベティにて。関内駅の方から歩くことテクテクしばらく、『キャタピラー』に続いて二度目になる。客の入りはスカスカ。入れ替えの『アルゼンチンタンゴ』には行列。『キャタピラー』はかなりの混みようだったが。 今から半世…

博打天国地獄桜木町

川崎競馬組合は27日、横浜市中区桜木町の「桜木町ゴールデンセンター」(ぴおシティ)7階に場外発売所「ジョイホース横浜」を設置し、12月13日にオープンする、と発表した。発売日数は年間270日程度で、南関東4競馬場(川崎、浦和、船橋、大井)の全レ…

黄金町バザール2010へ

黄金町バザール2010 浄化された街、黄金町。アートの街としての再生。近くの映画館で映画を観たあとに立ち寄ってみた。 おれは、開かれているか閉じているか、内輪かそうでないのか、そのあたりに敏感すぎるほど敏感な、ある種の自意識過剰すぎる人間であっ…

彼岸には早すぎた(かわいそうに)

ケイトウの写真を撮りに行ったのだっけ(違うと思う)。 レンタルボックスの中に住んでいたのかしら(違うと思う)。 何かが枯れていたのかしら(そうかもしれない)。 おしゃれな鉄塔に登ってみたいって(違うと思う)。 ここは手賀沼、それとも霞ヶ浦(違…

船橋競馬場の印象、あるいはフリオーソが三角を回ったとき、雨がまた降りだしたこと

「アブクマポーロを見たい」。その一心で、不慣れな東京の電車を乗り継いで船橋を目指した。乗り換えを案内してくれる携帯端末などはなかったころのことだ。たかが、三田から船橋のあたり。だが、ひきこもり性質の俺には、それでも大した遠出といえた。船橋…

名作だった『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2002/11/25メディア: DVD購入: 13人 クリック: 124回この商品を含むブログ (390件) を見る 映画やアニメの話を読んでいると、ちらほら目に入…

今、ここの話、ここからの話〜『虐殺器官』伊藤計劃〜

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/02/10メディア: 文庫購入: 75人 クリック: 954回この商品を含むブログ (517件) を見る 伊藤計劃の『虐殺器官』を読んだ。伊藤計劃を読むのは初めてだ。なんとなく、自分のよ…

上野に動物を見に行くのこと

小さいころ上野動物園にパンダを見に行った記憶がある。せまい室内のガラス越しで、自分は肩車されていたように思う。室内の印象ばかりで、パンダを見たという記憶はない。上野動物園のその他の記憶もない。 この日、売店の中で小さな子供が「パンダみたい!…

上野にシャガールを見に行くのこと

『シャガール―ロシア・アヴァンギャルドとの出会い〜交錯する夢と前衛〜』 http://marc-chagall.jp/ 上野の東京藝術大学大学美術館のシャガール展に行ってきた。シャガールといえばマルク・シャガールなわけで、とくに好きということもあるともないとも言え…

ストライクウィッチーズ2についての邪推 なんで人型ネウロイは出てこないんだろう?

ストライクウィッチーズ2があと第1話で終わってしまうというのに、第1期の大きな謎であり、第2期第1話でも意味深に出てきた人型ネウロイが出てこない。どうもこのままロマーニャのネウロイ殲滅戦で終わってしまいそうな気配だ。おれはストライクウィッチーズ…

そういえばこないだ、大船のでかいブックオフに行った

http://www.bookoff.co.jp/shop/shop2421.html 正式名称はBOOKOFF SUPER BAZAARなのかどうかよくわからないが、三越のあったところだ。大船では、三越とイトーヨーカドーがつながっていたのだ。まあ、わが家が買い物というと藤沢の方が近かったので、あまり…

けいおん!!の終わりとすばらしいはじまりについて

2010年9月15日の朝のことだ。それはいつもの朝と同じような朝だった。ぼくは国鉄の石川町の駅の構内を歩いて通り過ぎた。路地から路地へのショートカット、いつもと同じはずだった。 しかし、その日はまったく違っていたのだ。昨晩と今朝で、なにごとも変わ…

軍艦島、痴漢、漫画、競馬、昭和、わけがわからん映画『純』!

goo映画: Movie × Travel — 旅のような映画 映画のような旅(ネタバレ注意) 俺が生まれた1979年前後の映画である。内容はといえば、漫画家を志す青年がビッグコミックの新人賞に応募したり、バイト先である後楽園遊園地への行き帰りの電車内で痴漢をしたり…

劇場で観ておくべきだった! 『マイマイ新子と千年の魔法』監督:片渕須直

トップページ|「マイマイ新子と千年の魔法」公式サイト(2009年公開映画) 一部で話題になっているのは知っていた。が、そのときはまだミニシアターというものに一回も行ったことがなかったような感じであって、おまけに東京とかいうと、そこまでして感はな…

記憶への不信 『メメント』/監督:クリストファー・ノーラン

今さらといっていいであろう、『メメント』を観た。なぜ今まで観ていなかったかといえば、「10分しか記憶がもたない」という前向性健忘のギミックと、刺青メモのビジュアルで、「なんとなく観た気になっていた」からだ。ただ、『インセプション』を観た以上…

初めてのパンクとポケットロケットマスターブラスター

今朝は目覚ましかけてまで早くサイクリングに出たのだった。目的地はどこか大磯〜小田原の方というくらいのものだった。今日の目的は目的地でなかった。重めのギアを使おうということだった。適当にくるくる回せば、自分としては遠乗りじゃないのかという距…

今週のお題「2010秋の計画」〜おいしいパフェを食べたい〜

ようやく朝晩の空気が秋のかおりになりつつある昨日や今日、これを機会にこの秋の計画を書いてみたいと思います。それは、「おいしいパフェを食べに行く」です。 「おいしいパフェ」? この言葉は圧倒的におかしい。たぶんあなたはそれを指摘されるでしょう…

ストライクウィッチーズの宇宙世紀ガンダム世界の感じ、あるいは世界の広がりについて

第10話。‘黄の14’ハンナ・マルセイユが突然登場したりしてテンション上がったわけなんだけれども、俺がどうも『ストライクウィッチーズ』世界にひかれる理由にそのあたりがある。というのも、アニメ本編というか、メディアミックスものなのでどれが本編とい…

腑に落ちない世界

腑に落ちる、腑に落ちない。俺この言葉好き。なんかの意見だの考え方だのを読んだり聞いたりして、納得がいくときってのは、どちらかっていうと腹の方に染み込むでしょ。あるいは、その意見に反発すれば腹が立つ。やっぱり人間のハートは腹の方にある。ドキ…

私の日記

ここのところ「Twitterをやってはいないけれどもネットにそれなりに詳しい者として、Twitterのアカウントを作ったばかりの人にいろいろアドバイスする」という人間を演じていて思うのだが、これってなんなんだ? だいたい始めたばかりの人がNHKの番組を見て…

この日記からのお知らせ

彼女の人がNHKでtwitterの番組を見て、金髪の人が出ててどうの言ってて、自分もはじめてみた、などとおっしゃるので、「ハマコーもやってるやつですよね? それじゃあハマコーとかフォローしたらどうですか? ハマコーシャバっすか? ハマコーつぶやいたら教…

クロスバイクで初秋の霞ヶ浦を目指す161.81kmの旅

霞ヶ浦を目指す! 霞ヶ浦でサイクリング - かくいうもの http://d.hatena.ne.jp/atokin/20100731/p2 霞ヶ浦をまわってきた。それと筑波自転車道 - みるいし SPDシューズで快晴・霞ヶ浦を走る - Blue-Periodさんの日記 今、空前の霞ヶ浦ブームであって、ま…

田原成貴、あるいはいつ終わるともしれぬ直線について

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100902/crm1009021139011-n1.htm ある種の栄光をつかみ、いろいろの理由で恵まれぬ晩年を送りこの世を去る人間がいる。いろいろの理由には政治体制の変化であるとか、時流に置いてきぼりにされたとか、あるいはその…