私はリターンとは言っても結婚当初の20代後半から30過ぎまで所有はしていたけど乗らずにいてその後リターンしました。
雨天でなければ週に5日ぐらいは通勤・ツーリングで乗っています。
それでも複数台ある車両のどれかに偏って乗り続けると他の車両に乗ったときに違和感を感じることがあります。
特に通勤で250クラスばかりに乗って週末に大型に乗ると「こんなに重かったっけ?」と感じたり逆に大型に乗り続けると125に乗って走り始めた時に軽すぎて怖さを感じたり…
まぁその程度と言えばその程度なんですけどね…
ところでいつも思うのが「アメリカンは腰にくる」とか「セパハンは前傾姿勢が辛い・首が痛くなる」とかいう意見を目にすることが良くあります。
それって多分ただ乗りなれていないからだと思うんですよね。
私ももう還暦間近です。しかしアメリカンで往復400~600㎞走っても腰が痛くなることなんてありませんしセパハンのスポーツで山を走っても首も痛くなりません。
要は自分が使っていない筋肉や慣れていない姿勢だからきつくなるんだと思います。
それでもこの歳になるとビグスクは楽でいいなぁ~と実感します。
まぁ75ぐらいまでは今のようなラインナップで乗り続けたいと思っていますけどビグスクに乗ると「もうこれでいいよなw」と思うことはしばしばあります。
今後本当に体力が落ちてきたら最後に残すのは125~250クラスのスクーターになるかな?とは思います。
しかし結局は慣れだと思います。私もそうですがホワイトカラーの方が体を使った作業をすると体格が良くても身体にきます。
逆に高齢の方でもその仕事に長年従事している方は若い人に混ざって力仕事をガンガンこなしている姿もよく見かけます。
本人にとっては「若いときに比べたら…」と思うことはあるでしょうが一般的に見ればあの歳で良くそんな体力仕事ができるな…と思います。
でもやはり長年やっていれば体の使い方や力の入れ方などのコツが身についていて「筋力や体格」だけの問題ではないのだと思います。
私の廻りのバイク乗りの先輩たちもなんだかんだと体力の衰えを嘆いていますが2~3割ぐらいの人はそう言いながらも大型アメリカン・大型スポーツに乗っています。(それ以外はカブやスクーターに変わってきてますけどね)
要は楽しければいいんですよ。自分が乗れる時間や所有する台数など取り巻く環境の中で「自分にとっての楽しさ」を満たしてくれる車両であれば大型であろうと小排気量車であろうと構わないと思いますしそこに拘りは必要ないと思います。
逆を言えば「楽しくなくなったら無理に乗り続ける意味も必要もない」ということです。