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小説の面白さなんて、その人の好み次第なので、合わないならそれはそれでいいんじゃないですか。 わたしも京極夏彦はかなり好きな方だけど、メジャーな人気作家で面白さがよく分からない人もいます。 京極作品の自分にとっての一番の魅力は世界観です。 蘊蓄は確かに魅力なんですが、そのものの魅力以上に、それが支えているから異形の世界が厚みがあって入り込んで楽しめるというほうが大きいです。 京極堂だとわりとそれが前面にきていますが、蘊蓄をあまり意識させずに土台にして構築されているようなタイプもありますし。 あとはキャラクターのファンの方も結構見かけます。かなりゆがんでひねくれた造形ですが単純に読んでいて楽しいので。『嗤う伊右衛門』なんかは、素直じゃないからこそ恋愛ものとしてものすごく響きました。 これもある意味世界観がしっかりしているから、こだわりの強い方でも興をそがれることなく、そこに生きているキャラクターたちに楽しくはまれるんじゃないかなという感じもします。
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知恵袋ユーザーさん
質問者2023/7/27 16:56
ばぶる??
その他の回答(2件)
まあ良くも悪くも癖の強い作家ですからね。私も長さばかりが目について、読む前はイキってる奴が読んでる物かと思って敬遠してましたしね(笑 やはり彼の小説(特に百鬼夜行シリーズ)の面白さはその個性にあると思います。 癖の強いキャラクターにせよ、あまりに超展開なトリック(?)にせよ、クソ長い蘊蓄にせよ他の小説家では全く真似できない代物です。あれを読みたいと思う人は京極夏彦の作品を読むしかないんですよね。 また、多くの作品で決め台詞的なものがあり、物語の結を纏めるのが非常に上手いのもいいところだと思います。 ただ結が上手いというのは読み切れば良い印象で終われるのですが、最後まで読まず挫折してしまうと面白さが半減以下になってしまうという欠点もあると思います。 個人的な感覚では、京極夏彦の小説は小説界の二郎系ラーメンのようなものだと思っています。読むと疲れてもう読まなくていいやと思うのだけど、暫くするとまた読みたいという気持ち湧き上がってくるんですよねー。
知恵袋ユーザーさん
質問者2023/7/27 16:56
ばぶる??
共感することを目的として読む人には全く刺さらなさそうですからねぇ。 京極氏は知識を得たい人にしか刺さらないと思いますよ。 それだけしょっちゅう雑学方向に話が振り切ります。 恋愛小説や純文学の感覚で手を出すと、間違いなく刺さりません。
知恵袋ユーザーさん
質問者2023/7/27 16:56