5オクターブ以上など、めちゃ広い音域による歌唱の「価値」とは? 知恵袋で先日このような歌手についての質問がありました。 https://www.youtube.com/watch?v=lFsB5HVnmSA&t=71s カザフスタンのディマシュ・クダイベルゲンさんですが、すごいですよね。 超低音から超高音まで6.5オクターブ以上が出るそうです。 ただ私は「すごいな!」とは思うんですが、ではこれを何度も聴きたいかというと、まったくそんなことはありません。 そういえば日本のマリア・セレンさんも1人でテノールとソプラノ(実質はカウンターテナー?)を歌い分ける稀有な存在です。 https://www.youtube.com/watch?v=ImFcntesLGc しかし私は「テノールとソプラノを2人で分担してやった方が、ユニゾンでもハモリでも自在にできるのだから、1人で2役やるステージよりも観賞価値は高いんじゃないかな?」と思ってしまいます。 その能力を開花させるために費やした努力は賞賛に値すると思いますが、パフォーマンスそのものに「超広音域のメリット」を見いだすことが、私には難しいようです。 改めて質問なんですが、シンガーが1人で複数パート分もの広い音域をカバーできるってことは、「すごい」「驚いた」っていう以外にどんな価値があるのでしょうか?