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回答(7件)
一説によると… 2000年代に入り、EXILEのATSUSHIが今で言うミックスの様な音色を多用して歌唱している事で、現代のボーカリストたちにも同様の変化が起きたのではないか…なんて言われることがあります。 個人的には、弱声も強声も「歌を上手く歌う為の表現・手段」と考えているので、裏声に抜く事が悪いとは思いません。 →ですが、今敢えて「抜く」って書き方をしましたが、裏に「逃げる」「抜く」と世の中言われてしまうのは、反対に「表声」があるからです。 表声は、前に力強く飛ぶ声。即ち胸声や声圧のかかった頭声を指します。 更に説明すると、裏声と言うのは別名「仮声」と言って、声帯をピタッと付けている発声ではないんです。地の声ではない…だから裏の声なんです。 今も昔も同じ高音域ならば、太い地声を出す方向性の方が大変なんです。 長い歴史を持つオペラ歌手たちは、未だに裏に抜いて舞台で歌いません。裏声ではオーケストラ伴奏に消されます。会場全体に声が響かない。生の声だからこそ!力強い声・響きが最奥の客席まで飛んでくると鳥肌が立ちますよ。 今は電子機器を介して音声を聴く事が多くなってますよね。 是非、生の声の魅力に触れてみて下さい。この魅力が分かると、高音を出す事の意義や、裏声に逃げるって意味が分かると思っています。
個人的には、邦楽が成熟してきた結果だと思います。 邦楽が「皆が楽しく歌える曲」から、「歌えるだけで凄い曲」に転換してるのだと思います。 私はクラシックをよく聴きますが、クラシックの総合芸術たるオペラの歌は、それこそ「歌えるだけで凄い」の極地です。 そしてきらびやかな高音は、200年以上前からオペラ歌手の憧れであり、聴衆の感動を呼びます。 クラシックはザックリ、教会のミサの1部として生まれ、そこから宗教曲・世俗曲として大衆化し、宮廷音楽として高度化・複雑化しましたが、 邦楽も、唱歌・軍歌として生まれ、歌謡曲→ロック等として大衆化し、より世界的に売り出すために、高音を連発したり複雑なコードを連発したりラップを多用して言葉を詰め込んだりしながら、今まさに高度化・複雑化してる最中なんだと考えてます。 その中で、ミセスか髭男かは好みですね。 同じ高い音を出すのでも、裏声(ファルセット)は使わないほうが技術的に難しいく、凄い事です。 現代はマイクという拡声チート手法があるので、どちらでも歌として成り立ちますし(オペラでファルセットはそもそも聴こえないので成り立たない)、その辺りは好みだと思います。
個人的には、地声で高音を出すほうが、声に説得力が出るし、響きが強くなるし、聴いていてエネルギーを貰えて心地良く感じます。 地声で高音を出すのは筋力も必要ですし、発声技術も必要ですし、裏声で出すより難しいです。 個人的にはミックスボイスでさえ逃げに感じます。 90年代の歌手はほとんどミックスボイスや裏声を使わず、地声だけで力強く高音まで歌うのが主流でした。 個人的には最近の歌手は裏声を多用しすぎに感じます。 地声でガンガン攻めて欲しいです。 まあ好みに寄るのだと思います。
歌唱力という点において音域は大事な項目なので単純に歌の上手い人が多いですよね。 ただやっぱり似たり寄ったりになりますし、昔みたいに特徴的な歌を歌う人は減りましたよね。 時代というか流れというか流行りというかそういったものかなーと思います。 裏声は逃げだなんてとんでもないですよ。全て表現の方法ですからね。