高2です。偏差値40代です。明治大学文学部か筑波大学心理学行きたいです。今どちらに行こうかとても迷ってます。 理由としては自分は要領が悪いと思っているので科目数の多い国立は無理なのかなーと思ってしまうし、心理学を本当に学びたいので明治大学では筑波に比べたら質が落ちてしまったりするのかなと思ってしまいます。どちらも行けないからやめとけなどの意見は控えて頂いてみなさんの意見が聞きたいです。

国家資格として公認心理師があります。大学と大学院の両方で指定されたカリキュラムを修めなければなりません。そのため、各大学は日本心理学会の標準シラバスに準拠した科目を開講しています。あまり大学ごとの特色を出せない分野です。 どの大学でも2回の関門があります。1つ目は学部時代に実習系科目を履修できるかどうかの選抜です。施設の受け入れ人数の都合があるので、無制限に誰でも履修できるわけではありません。筑波大は附属病院を持っているものの、医学部の精神科医志望のほうが優先されます。 2つ目は大学院への進学選考です。筑波大は内部生の進学にも厳しいことが知られています。院の心理学学位プログラム 心理臨床学サブプログラムに進学しなければ公認心理師にはなれないため、熾烈な競争です。 内部の競争に敗れても明治大の院など外部に進学する人もいます。反対に、明治からも筑波大院への進学者がいます。 重要なのは大学でのGPA(平均学業成績)です。大学の評価は科目履修者のなかでの相対評価で決まるため、真面目な人が多い国立では好成績が取りにくくなっています。 大学の入試は、筑波大だと共テ6教科に加えて2次試験3教科で偏差値60が目安です。明治の臨床心理学専攻も3教科で偏差値62.5が必要です。筑波大の2次試験と明治は同じ教科で受験可能です。 公認心理師ではなく会社員や公務員になるなら、大学院に進学する必要はありません。大手就職率は以下のサイトで確認できます。 https://univ-online.com/article/ranking/28583/