1956年生まれ。写真家、編集者。
(最終更新:2009年11月30日)
[批評]
...の居心地の良さを、僕らは愛している★一。 都築響一撮影による『TOKYO STYLE』は一九九三年に出版され... ...たかということについて考えてみたい。 1──都築響一『TOKYO STYLE』文庫版表紙フリーズフレームとして...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.230-241
[論考]
...、荒木経惟、倉田精二、森山大道、宮本隆司、都築響一、長島有里枝。彼らの写真のほとんどに共通す... ...しまったことの自覚の表われではなかろうか。都築響一は『Tokyo Addict』の序文において、細密描写が可...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.111-117
[1990年代以降の建築・都市 10]
...えましい街の風景に映るかもしれない。 最近、都築響一も、こうしたオブジェに目をつけ、「ホームレ... ...な情報を多く提供していただいた。 ★一──「都築響一の現代美術場外乱闘」(『ART iT』No.2、二〇〇四...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.199-207
[図版構成]
東京はどうやら、世界一住みにくい都会らしい。1杯10ドルのコーヒー、1回100ドルのディナー、1平米10万ドルの地価……だけどそんな数字は、僕らにとってほとんど...々たる威厳のある建物だったのであろう(つづき きょういち/編集者) 写真:都築響一『TOKYO STYLE』...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.96-99
[論考]
...タイトルにある「ホンコン・スタイル」とは、都築響一の『TOKYO STYLE』を意識しているのは言うまでもな... ...s, Summary Results, The Goverment Printer, 1996. ★一八──都築響一『TOKYO STYLE』(京都書院、一九九三)。 ★一九...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.133-143
[キーワード]
...の例 出典=都築響一『賃貸宇宙』(筑摩書房、2001)2──カスタマイズの例 出典=都築響一『賃貸宇宙...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.100-119
[都市/メディア]
...A』で写真の対象をあえて不明確にすることで、都築響一は「転景TOKYO STYLE 360。」展で全方位を対象とし... ...会場構成をした。48 「転景TOKYO STYLE 360。」展(都築響一、エプサイト、1999) IPIXという技術によって360...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.116-119
[モノとマチの向こうに見えるもの 1]
はじめに 今回から連載というかたちでモノやマチ、社会が置かれている現在の状況を通して、プロダクトや建築・都市の今後、デザイナーのあり方を探ってみたい。 ジェネ...ン渡し」が望まれてくるのではないだろうか。都築響一の写真集『Tokyo Style』(一九九七)を、いま改め...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.30-31
[蒐集(コレクション)の曖昧な対象 1]
1 最近テレビのなかに「片づけられない人」たちというのが登場することがある。住居内のエントロピーの増大に対して、適切に介入することのできない人たち、とでもいうべ...程は必然的に無数のゴミを分泌する。 ところで都築響一『TOKYO STYLE』に収められた写真を眺めていると...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.14-16
[現代住宅研究 12]
収納と部屋、モノとヒト 都市部の住宅では部屋や機能のアウトソーシングが進んでいる。遠方からの来客があってもホテルに泊まってもらうから、客室はいらない。よっぽど親...のことの正確な反映を見ることができる。 だが都築響一の『TOKYO STYLE』や「着倒れ方丈記」などでレポ...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.13-17
[対談]
部屋の写真術 岡崎——都築さんは『TOKYO STYLE』からこっち、部屋の写真を撮ることをつづけていらっしゃるとのことですが、期間としてはけっこう長いですよね? 都築——九〇年くらいから写真を撮っていて、最初に本が出たのが九三年だからもう一〇年以上ですね。 岡崎——それだけ長いこと同じ興味を持って、こうして継続してい...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.54-72
[「悪い場所」にて 10]
このところ、六〇年代末から七〇年代初頭にかけての美術の見直しが進んでいる。先頃も、鎌倉山に所在する鎌倉画廊で、六〇年代に静岡を拠点に活動した前衛芸術グループ「幻...失劇から逆照射しようとした。今日、たとえば都築響一のような存在が、石子をロードサイド的な民衆...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.13-15
[「悪い場所」にて 9]
以前、この連載でも少しふれた家も建ち、すでに一年半が経過した。 実際にはどうであったか。 いくつかの点で細部にツメのあまさが残るものの、基本的には気に入っている...うした「均一化=洗練」の対極として、かつて都築響一が『TOKYO STYLE』のなかで端的に披露してみせた、...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.25-27
[音楽批評の解体文法 2]
例えば、日名子暁『パクリの戦後史』(ワニのNEW新書、一九九九)という書名に惹かれ読んでみるならば、こんにちのわれわれは肩すかしをくらった感を拭いきれないだろう...。 ★二──枚挙にいとまがないが、一例として都築響一「B'zさん、アクセルの真似は短パンだけにして...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.24-26
[Yellow Page2]
渋谷壁面住居、あるいは都市空間のリサイクル 既存の建物を破壊せずに、「デッドな壁」をリサイクル可能な敷地として捉えることで、都心に1000人分の住居を獲得し、東...佐貫大輔+寺本健一+小谷研一 p.112図版出典 都築響一『TOKYO STYLE』(京都書院アーツコレクション、1997...
『10+1』 No.21 (トーキョー・リサイクル計画──作る都市から使う都市へ) | pp.106-111
[図版構成]
都市の四畳半は、電子ネットワークと現実の都市の接点にかろうじて生じるミニマルな空間である。モーバイル・インテレクチャルを気取って四畳半をオフィスにするもよし、も...しあなたが都市と戯れる術を持った人間なら、都築響一が言うようにシャレで借りることさえ可能だ。...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.104-104
[図版構成]
4+1/2展の趣旨 私はこの展覧会を通じて「現代都市に住むこと」の重要性や意味を考えたい。私はいまも東京に住んでいることもあって、もっとも慣れ親しんでいるし、一...は家族を形成しない独身者がほとんどである。都築響一の『TOKYO STYLE』(京都書院、1993)に居住者の生...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.74-77
[図版構成]
1499年、ヴェネツィアで出版された作者不詳(フランチェスコ・コロンナ修道士?、1433─1527)の物語『ポリフィリア(Poliphilo)の夢』は瞬く間にヨ...を試みながら最初からその主題を欠いている。都築響一『Tokyo Style』(京都書院、1993) 現今のインテリ...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.214-225
[論考]
01 この小論は、秋本治に関する論考を軸として構成される。 02 秋本治と聞いて何者かパッと浮かんでこない人のために少し説明をしなくてはならないだろう。秋本治...品、写真ではホンマタカシの『TOKYO SUBURBIA』、都築響一の『TOKYO STYLE』、荒木経惟の『東京は秋』、小説...
『10+1』 No.21 (トーキョー・リサイクル計画──作る都市から使う都市へ) | pp.154-160
[論考]
「Vertigo(眩暈)」の展覧会テーマに合う、現代の日本建築を教えてくれないか? と尋ねる英国人建築家へ返信のメール。 君もよく知っている妹島和世さんの集合住...ビニ」とセットで成立し得る。 この本の編者、都築響一によれば、これらの住人のほとんどはキチンを...
『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.108-115
[批評]
自分には第一の故郷も、第二の故郷も、いやそもそも故郷という意味がわからぬと深く感じたのだ。思い出のないところに故郷はない。確乎たる環境が齎(もたら)す確乎たる印...も知れない。例えば、一九九三年に出版された都築響一の写真集『東京スタイル』(京都書院)は、饒...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.168-177
[非都市の存在論 2]
1 写真都市 ── 起こりえない事件の現場 ユジェーヌ・アジェのパリからウィリアム・クラインのニューヨーク、荒木経惟の東京まで、あるいは無名の観光写真、絵はがき...東京に住む若者の居室のインテリアを蒐集した都築響一の『Tokyo Style』といった、あまりにも豊かな読み...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.16-27