隈研吾
商業施設|2003年
[制度─都市]
...ション・グループの本社とブティックが入る《ONE表参道》に関する文章のなかで「一般の人は建築家が... ...ばしば木製のルーバーを選択しており、この《ONE表参道》では深さ四五センチ、間隔六〇センチという...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.136-139
[現代建築思潮]
...トになっている。 これは表参道の隈研吾さんのONE表参道です。モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン、LVMHと... ...成実弘至4──TOD’S表参道 撮影=成実弘至5──ONE表参道 撮影=成実弘至討議 スターアーキテクトの出...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.27-44
[インタヴュー]
表参道の景観の場合 今村創平──ここ数年のことですが、表参道ヒルズや六本木ヒルズ、あるいは汐サイトなどができたことに代表されるように、東京各所の風景が変わってき...くるうえで、非常に重要だったと思いますね。 ONE表参道 撮影=増田圭吾貧困な景観のヴォキャブラリー...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.82-93
[鼎談]
なぜ「技法」なのか? 今村──今回の「建築の技法」という特集は、建築について語る時、建築家によるコンセプトにそのまま寄り掛かるのではなく、また建築の技術について...を持ちうるのではないか。 作品例 ・隈研吾《ONE表参道》 ・妹島和世+西沢立衛/SANAA《ディオール表参...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.72-87
[都市とモードのフィールドノート 1]
いつか大学の同僚との会話のなかで、建築とファッションには共通するところが多いのだから、両方とも同じコースで教育すればいい、と利いた風な意見を述べたことがある。す...澤立衛(SANAA)の「ディオール」、隈研吾の《ONE表参道》(LVMHグループの店舗が入る)が竣工予定であ...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.30-32
[対談]
隈——建築への関心がそれまでの内部から「お外」へと志向し始めたのは九○年代の最初の頃だったでしょうか。地面でゴロゴロする若者、いわゆる「ジベタリアン」が増えてきた頃ですね。さらに、歩道や電車の中、人前で平気で御飯を食べられるようになるなど、都市のインテリア化が顕在化してきた。僕にとってそれらは、八○年代の建築に対する一...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.64-78
[対談]
集合住宅という思想 大野秀敏──集合住宅というのは、モダニズム建築の二面性を象徴的に表わしている特別なビルディング・タイプだと思います。モダニズムの二面性というのはひとつは個人のアーティストとしての建築家という概念と、それと全く相反する貧者のための社会制度としての住宅供給という概念です。集合住宅はそういう意味では作家性...
『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.54-65
[論考]
郊外住宅の周辺から 芹沢──僕は現在茨城県の牛久に住んでいますが、今度別のところに住もうと思っているんです。三人の子供のうち二人が家を出たものですから、なるべく自分の生まれた所に近づきたいと漠然と考えて家探しをしています。でもこれがうまくいかないんですね。 引っ越しを考えている理由としては子供が家を出たからという他に、...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.40-55
[鼎談]
建築と書物の親和性 永江朗──「建築家はどのように書物と関わるのか」というのがこの鼎談のテーマです。最初に素朴な感想をもうしますと、芸術家のなかで建築家ほど書物と親和性の高い人々はいないのではないか。これはちょっと異様なことだと思います。もちろん文芸は別ですが。ただ、建築家が書いた本があまりにも多いので、われわれはその...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.54-70
[論考]
このところ東京都心部では、「東京ミッドタウン」や「新丸ビル」等、大規模再開発による大型商業施設が続々とオープンしている。経済構造改革と連動した「都市再生」と呼ば...ている。例えば《サントリー・ミュージアム》(隈研吾)[図3]では、アルミパイプに桐の突板が練付...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.76-84
[論考]
Q──最近、六本木アート・トライアングルってよく聞くけど、あれって何のことなの? A──ここ数年、六本木には立て続けに大きな美術館が開館したじゃない? そのなか...トリー美術館は古美術のコレクションが中心で、隈研吾のデザインもそれを尊重した作りになっている...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.132-133
[鼎談]
リバタリアニズムと不可視のマンハッタン・グリッド 柄沢祐輔──まず始めに討議の前提を少し話してから本題にスライドさせていきたいと思いますが、二〇〇一年以降、東京...決めるのは日建設計のような組織設計事務所で、隈研吾さんや青木淳さんのようないわゆるアトリエ派...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.62-75
[論考]
卒業設計に関しては、空前の事態を迎えていると言っていいだろう。 以前から鉱脈はあったのだが、それが二〇〇三年に始まったせんだいメディアテークの卒業設計日本一決定...の傾向と対策というべきか。その射程の短さは、隈研吾であれば、卒計の「カラオケ」化と呼ぶだろう...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.82-83
[1990年代以降の建築・都市 2]
世界貿易センタービルの崩壊──二〇世紀建築の終わり 僕たちは下に降りて、外に出たんだ。それはアポカリプスの風景だった。原爆がどんなものかは知らないけれど、きっ...滅した。物質文明のはかなさを痛感した」という隈研吾の感想は、多くの人も抱いただろう★四。林昌...
『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.181-194
[現代建築思潮]
議論の新しいスタイル? 10+1──「現代建築思潮研究会」はこれから三年目に入りますが、月例で研究会を行なってきたこの二年間を振り返ってどんなことを考えますか。...い軸が生まれてきているように見えるんですね。隈研吾さんも『負ける建築』とおっしゃっているよう...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.24-28
[フィールドワーク]
ドイツの建築家ブルーノ・タウトと言えば、なにしろ桂離宮に魅せられ、その美しさを日本人に解り易く示し自国の文化に自信を持たせてくれた、しかも、それを世界へ向けて紹...イデル [実行委員長]磯崎新 [会場デザイン]隈研吾 [協力]東京大学工学部建築学科/群馬県立歴...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.179-186
[ゼロ年代の建築・都市 3]
建売住宅から学ぶこと 家型という視点から眺めていくと、一九八〇年代の建築は基本的に七〇年代の延長にあり、記号的な表現をさらに展開し、思考を深めている。 石井和紘...(一九九〇)や、非対称性を強調する篠原聡子+隈研吾の《DE町屋》(一九九〇)が挙げられるだろう。...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.33-34
[1990年代以降の建築・都市 5]
重層的な決定のシステム 一九九九年、坂本一成の設計による《HOUSE SA》が竣工した[図1]。ギャラリー・間の坂本一成展「住宅──日常の詩学」が、名古屋の愛知...そして半透明のFRPの緑色と自然の緑が共振する。隈研吾の《PLASTIC HOUSE》(二〇〇二)にも通じる手法で...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.194-204
[技術と歴史 1]
はじめに 今日は二〇世紀の「建築生産の工業化」という文脈の中で語られることの多い四つの住宅についてお話したいと思います。個人的な背景として、私自身の研究の主たる...ないものを用意しました。これは、一九九六年に隈研吾さんと再建中の《アルミネア》と《ウィチタハ...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.180-193
[インタヴュー]
「アーキラボ」について 今村創平──マリ=アンジュさんは「アーキラボ」展に関連して多くのインタヴューを受けられ、すでに質問されることにはうんざりされていることと...家は非常に実験的だからです。長谷川逸子さんや隈研吾さん、伊東豊雄さんなどは自然と建築との一体...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.150-158
[建築の言説、都市の言説 8]
多木浩二氏(以下敬称略)が「今後基本的に建築を論じることはないだろう」として瓢然と建築界に背を向けてから、かれこれ一〇年が経過している。それでも本誌のバックナン...イズ」に落ちついているが、こうしたステージは隈研吾氏の『新・建築入門』程度の論旨と狙い(ここ...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.30-31
[都市/メディア]
ここ数年、いわゆる建築雑誌以外のメディアにおいて建築が取り上げられる機会が多くなってきた。NHKの『ETVカルチャースペシャル』で「建築家バトル」が行なわれたの...鵜沢隆研究室が制作したCGが見られる。『SD』の隈研吾特集のように、今後CD-ROMが付属された建築雑誌が...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.116-119
[批評]
...構築のなかの豊饒さが引き起こしたものなのだ。隈研吾は「建築」から排除され続けてきた洞窟の特質... ...口裕弘訳、二見書房、一九七八年)。 ★八──隈研吾『新・建築入門』(筑摩書房、一九九四年)。 ★...
『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.88-99
[論考]
...築には、外部と交流する内部空間が存在する。 隈研吾は、建築における「窓は主体が対象を見るための... ...遠藤知巳訳、十月社、一九九七)。 ★一〇──隈研吾『新・建築入門』(ちくま新書、一九九四)。 ★...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.117-132
[論考]
...」(シーザー・ペリ) ◆「愛知万国博覧会」(隈研吾建築都市設計事務所ほか) ◆「福岡空港新第2タ... ...河貢・都市居住研究共同体) *「海/都市」(隈研吾建築都市設計事務所) ◆「東京港フェリーターミ...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.97-105
[論考]
...ではないか。当初、中沢が建築家として竹山聖、隈研吾、團紀彦を推薦し、一九九六年に三人がスケッ... ...くちゃにする、正しく「戦後初」の万博なのだ。隈研吾は一九九七年から会場計画のリーダーになり、...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.155-163
[論考]
...的なオブジェになることが多い。 岡田哲史は、隈研吾や阿部仁史が形態は重要でないと述べたことを契... ...的に建築を思考している。ユニットではないが、隈研吾も同じ立場だ。実際、飯島は隈の『反オブジェ...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.134-145
[現代住宅研究 5-3]
...にも波及するわけで、例えば《森/スラット》(隈研吾、一九九五)[図6]などは、鈍く光を反射する... ... 《松山桑原の住宅》 平面図 縮尺1/4006──隈研吾《森/スラット》 平面図 縮尺1/400このように...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.39-43
[都市/テクスト]
...九八九)に読みとることができる。九〇年代には隈研吾が建築の消去を唱え、磯崎新は「都市は姿を消... ...的な動きを予告していたことを再確認できる。27 隈研吾『建築的欲望の終焉』(新曜社、1994) 80年代...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.112-115
[対談]
1 『ポスト・モダニズムの建築言語』の時代背景 日埜──今回の特集のテーマは「八〇年代建築を読み直す」としています。ポストモダンの建築に対する評価、あるいは距離...。スタルクの《アサヒスーパードライホール》や隈研吾さんの《M2》が登場して、なんだかすごいことに...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.62-77
[鼎談]
建築と身体、ジェンダー 五十嵐── 今回の特集は、もともとは身体、ジェンダーなどの問題からスタートしました。僕は一九九〇年頃から美術史におけるジェンダーの問題に...な側面があります。これまた自己批判ですが。 隈研吾さんの「住宅エンジン論」ではありませんが、郊...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.62-81
[中国]
紅石 潘石屹(Pam Shichi)と張欣(Zhang Xin)が1995年北京で創設した土地開発会社。デザインを重視した果敢な住宅開発を行ない、21世紀の中国...ャーシリーズの第一回は、山本理顕さんだった。隈研吾さんは一日遅れてやってきたから、最初に張欣...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.126-127
[中国]
1956年北京生まれ。南京工学院建築系卒業。84年渡米して、建築を学ぶ。ライス大学で教鞭をとっていたが、中国の変化に魅力を感じ96年帰国。妻とともに93年、「非...表現されている。 二〇〇〇年九月から、ぼくは隈研吾さん、張永和さんとともに、彼が経営する北京大...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.124-125
[万博という問題系 3]
丹下研究室の浅田孝 五十嵐──磯崎さんと万博の関わりを整理しておくと、まず大阪万博の現場でテクノロジーの最前線におられたと同時に、反博のアーティストらとも交流を...本太郎」をテーマにした建築のシンポジウムで、隈研吾さんや浅田彰さんとご一緒に愛知博について発...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.96-111