1964年生まれ。社会学、文化研究。京都造形芸術大学助教授。
(最終更新:2011年3月11日)
[現代建築思潮]
...在の状況──ファッションとしての建築 成実弘至 成実弘至──私の専門は南後さんと同じく社会学、... ...明感のあるガラスのウィンドウが印象的です。 成実弘至氏ブランド建築の意味 こうして見ると、ブラン...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.27-44
[現代建築思潮]
...No.37)、田村順子さん(No.39)、南後由和さん、成実弘至さん(ともにNo.40)、掲載のタイミングに合い... ...論では、社会学を専攻している南後由和さんと成実弘至さんに参加いただいて、建築の外部の人たちが...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.24-28
[都市とモードのフィールドノート 3]
現代日本の建築とファッションは元来西洋から輸入されたものである。 それぞれ経緯は異なるにせよ、長い間かかって人々が生活や歴史の蓄積のなかで醸成した文化を駆逐する形で、近代以降に性急に根づかせてきたという事情はだいたい同じだろう。もちろんそのなかでさまざまな折衷や異種混交が試みられてきたし、そのような雑婚からしか文化とい...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.37-39
[都市とモードのフィールドノート 2]
あなたはいつ、どこで自分の外見を見るだろうか。 個人差、男女差、世代差もあるが、おそらく男性読者の方々は、鏡を携帯して自分の顔を頻繁にチェックすることはあまりないにちがいない。数少ないその機会といえば、洗面所や風呂場でつかの間に映しだされる自分の姿を軽く一瞥するときだろうか。それとも証明写真やスナップショットに残る曖昧...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.36-38
[都市とモードのフィールドノート 4]
建築とファッションの境界が揺れ動いている状況を見てきた。 表参道や六本木には有名建築家の手になるブランドの旗艦店が林立し、そこは高価な商品とともに現代建築をも消費する場所となっている。住宅やインテリアもブームになり、書店に行けば建築やモダン・デザインを特集するライフスタイル雑誌があふれている。 これまで建築とファッショ...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.34-36
[都市とモードのフィールドノート 1]
いつか大学の同僚との会話のなかで、建築とファッションには共通するところが多いのだから、両方とも同じコースで教育すればいい、と利いた風な意見を述べたことがある。すると建築家でもある同僚は居ずまいを正して、いや自分はファッションと思ってものをつくったことはないし、建築とファッションは根本的に違う、ときっぱり応えたのであった...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.30-32