1971年生まれ。意匠論。明治大学国際日本学部准教授、早稲田大学理工学部総合研究センター客員研究員。
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(最終更新:2009年3月31日)
[ダイアローグ]
...趣味の都市──秋葉原 森川嘉一郎──話の枕として、ここ二、三年私が行なってきた若者の個室の実態... ...12──JAL「ドリームエクスプレス」3〜12撮影=森川嘉一郎趣味の越境 香山──森川さん自身のオタク的...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.48-61
[蒐集(コレクション)の曖昧な対象 5]
...X-CUBEを見たときにとっさに思い浮かんだのは、森川嘉一郎が『趣都の誕生』で紹介している「レンタル... ...が描かれている。 2──レンタルケース 出典=森川嘉一郎『趣都の誕生── 萌える都市アキハバラ』3─...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.26-28
[対談]
隈——建築への関心がそれまでの内部から「お外」へと志向し始めたのは九○年代の最初の頃だったでしょうか。地面でゴロゴロする若者、いわゆる「ジベタリアン」が増えてき...だったらどうだろうと思ったりするのです。 森川嘉一郎氏秋葉原という個室空間 隈——秋葉原以前に、...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.64-78
[建築を拓くメディア]
...森川嘉一郎は『趣都の誕生──萌える都市アキハバラ』(幻冬社、二〇〇三)で、未来の都市の景観を... ...のだが、ここではその点は省略する)。 1──森川嘉一郎『趣都の誕生』ちょっと注意すればわかること...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.132-133
[論考]
秋葉原電気街や神田古本街、古くは宿場町新宿や吉原遊郭など、ある種の商品やサービスの集中によって、街が強い固有性を帯びることがある。流通、交通、行政など、諸々の要因がからむそれら街区の成り立ちには、その時々の都市文化が色濃く反映されてきた。そうした商品と街との関係の、今日的な新しい傾向を取り上げてみたい。 ガレージキ...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.176-184
[論考]
韓国における官主導のオタク産業支援 一九九九年三月、ソウル中心部に位置する繁華街の明洞(ミヨンドン)に、ソウル・アニメーション・センター★一[図1]がオープンした。一般公開の展示室、シアター、ビデオライブラリー、並びにアニメ制作会社の制作支援のために設けられた貸しスタジオや編集室などから成る施設で、ソウル市の産業振興財...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.129-137
[批評]
日本のあらゆる街がミニ東京と化したとき、〈東京〉はいかに描出されるのか? 東京のいたるところがマ ン ガ(シミュラークル)と化したとき、マンガは東京をいかに描くのか? 八〇年代にこうしたパラドックスが発生した頃からすでに、東京とマンガの関係は逆転していたと言ってよい。つまり東京は、マンガに魅力的な舞台を提供する側から、...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.91-98
[シンポジウム]
アーキグラムとカウンターカルチャー 五十嵐──「アーキグラムの実験建築一九六一─一九七四」展は、展示の構成を巡回しながら少しずつ変えていくもので、アーキグラムの...年、磯崎さんはヴェネツィア・ビエンナーレで森川嘉一郎君をキュレーターに推薦して「おたく:人格...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.174-184
[建築家的読書術]
想像の余白|加茂紀和子 子どもが毎日、家で音読をする。学校の宿題なのだが、教科書でも新聞記事でもなんでもいいから毎日読むということを続けている。最初は読み方が...はアジア的なデザインの六本木ヒルズである。森川嘉一郎の『趣都の誕生──萌える都市アキハバラ』...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.89-91
[インタヴュー]
「デコンの終わり」と「都市破壊業KK」/時代の分水嶺としての一九六五年、一九九五年 五十嵐太郎──今日、磯崎さんにおうかがいしたいテーマはいくつかありますが、出...加した『エヴァンゲリオン・スタイル』という森川嘉一郎君の編集した本が、図版の問題でガイナック...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.54-67
[現代建築思潮]
オリンピックによる都市改造──インフラ再整備・リノベーション | 今井公太郎 なぜわれわれはオリンピックをテーマにするのか 東京都は二〇一六年のオリンピックを...的な歴史・文学的視線を確立し、他方で例えば森川嘉一郎『趣都の誕生』のようなポストモダン以降の...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.26-32