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E2758 – マラケシュ条約の履行を促進するためのARLとCARLによる報告書

カレントアウェアネス-E No.493 2024.12.19 E2758 マラケシュ条約の履行を促進するためのARLとCARLによる報告書 調査及び立法考査局議会官庁資料課・瀬戸口優里(せとぐちゆり) 2024年2月、北米研究図書館協会(ARL)とカナダ研究図書館協会(CARL)は、「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」(以下「マラケシュ条約」;E1455、CA1831参照)の履...

【イベント】東京国立博物館、「北米・欧州におけるミュージアムの先駆的活動調査並びに国内ミュージアムの事例報告会」(12/6・東京都)

2024年12月6日、東京国立博物館平成館(東京都台東区)において、「北米・欧州におけるミュージアムの先駆的活動調査並びに国内ミュージアムの事例報告会」が開催されます。 東京国立博物館では、公益財団法人上廣倫理財団の教育研究活動助成を受け、北米・欧州におけるミュージアムの先駆的活動調査を実施したとあります。報告会では、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大以降の、海外における先駆的な活動に関する調査から得られた成果について、国内のミュージアム関係者に向けて情...

北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2023年版を刊行

2024年11月20日、北米研究図書館協会(ARL)が加盟図書館員の給与調査レポートの2023年版“ARL Annual Salary Survey 2023”の刊行を発表しました。 120館の大学図書館に勤務する1万1,118人と、6館の大学以外の研究図書館に勤務する2,044人のデータを分析対象としています。大学図書館のデータは、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。 発表の中では、歴史的に社会的に過小評価されているグループ(his...

北米の都市図書館評議会(ULC)、図書館サービスや図書館運営等に関する報告書“2024 Urban Libraries Council Library Insights Report”を公開

2024年11月20日、北米の都市図書館評議会(Urban Libraries Council:ULC)が、調査報告書“2024 Urban Libraries Council Library Insights Report”を公開したと発表しました。 ULCが実施する“Library Insights Survey”は、公共図書館の重要な役割を強化・促進するために、会員館の図書館サービスや図書館運営に関する情報を収集するもので、今回は2度目に当たります。 今回...

北米日本研究資料調整協議会(NCC)と国文学研究資料館(国文研)の共同プログラム“NIJL-NCC/CDDP Digitization Grant Program”、2024-2025年の採択機関を発表

2024年10月3日、北米日本研究資料調整協議会(NCC)と国文学研究資料館(国文研)が共同で取り組んでいるプログラム“NIJL-NCC/CDDP Digitization Grant Program”の2024-2025年の採択機関が発表されました。 “NIJL-NCC/CDDP Digitization Grant Program”は、北米の研究機関が所蔵する近世以前の日本研究資料のデジタル化を支援する3年間の助成プログラムです。プログラムを通じてデジタル化された...

北米の都市図書館評議会(ULC)、ホームレス問題に取り組む図書館の効果的な戦略や事例に関するレポートを公開

2024年10月17日、北米の都市図書館評議会(Urban Libraries Council:ULC)が、レポート“Leadership Brief: Effective Strategies and Models for Urban Libraries Addressing Homelessness”を公開したと発表しました。 ホームレス問題に取り組む図書館の効果的な戦略や事例に関するレポートで、図書館指導者に向けたものです。2024年5月、ULCは北米の図書館長...

BioOne、2026年から試行開始予定の“Subscribe to Open”モデルの対象タイトルを発表:日本の4学会を含む54機関が参加

2024年10月8日、生物学、生態学、環境科学分野の電子ジャーナルデータベースを提供する非営利出版社BioOneが、2026年から試行開始予定の“Subscribe to Open”(S2O)モデルの対象タイトルを発表しました。 S2Oは、既存の図書館等からの定期購読料収入によって、購読誌のオープンアクセス(OA)化を目指すモデルです。 発表によると、試行では日本の生物系4学会を含む54の学会や博物館、研究機関等が刊行するジャーナル計71タイトルが対象となる予定...

E2736 – 「絵本で知る世界の国々」:IFLA展示会セットの紹介

カレントアウェアネス-E No.488 2024.10.03 E2736 「絵本で知る世界の国々」:IFLA展示会セットの紹介 国際子ども図書館資料情報課情報サービス係 2024年3月、国際図書館連盟(IFLA)の児童・ヤングアダルト図書館分科会(E2664ほか参照)が、“The World Through Picture Books”プログラムのカタログ第3版の公開を発表した。本稿では、IFLAの取組及びその一環として構築された展示会セットの概要を述べたうえで...

北米日本研究資料調整協議会(NCC)と国文学研究資料館(国文研)、北米の研究機関が所蔵する日本語の古典籍資料のデジタル化に向けた助成プロジェクトを開始

2024年6月4日、北米日本研究資料調整協議会(NCC)が、国文学研究資料館(国文研)と連携して、北米に所在する日本語の古典籍資料のデジタル化に関する取組“NIJL-NCC/CDDP Digitization Grant Program”を開始すると発表しました。 発表によると、これは北米の研究機関が所蔵する近世以前の日本研究資料のデジタル化プロジェクトを支援する助成プログラムです。同プログラムを通じてデジタル化された画像は国文研の国書データベース上で公開されるとあり...

北米研究図書館協会(ARL)と米・ネットワーク情報連合(CNI)、将来の研究環境にAI(人工知能)がもたらす影響について分析した報告書を公開

2024年5月6日、北米研究図書館協会(ARL)と米・ネットワーク情報連合(CNI)が、将来の研究環境にAI(人工知能)がもたらす影響について分析した報告書“The ARL/CNI 2035 Scenarios: AI-Influenced Futures in the Research Environment”をARLのウェブサイト上で公開しました。 同報告書では、今後10年間でAIの急速な進歩とその研究環境への導入によってどのような変化が起こりうるか、四つのシナリ...
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