現在地

ホーム

中国

E2826 – 国際学術会議Digital Humanities 2025<報告>

カレントアウェアネス-ENo.509 2025.09.18E2826 国際学術会議Digital Humanities 2025<報告> 国立国会図書館電子情報部システム基盤課・村田祐菜(むらたゆうな)デジタル人文学(DH)分野で最大規模の国際学術会議「Digital Humanities Conference 2025」(以下「DH2025」: E2538参照)が2025年7月14日から18日までポルトガル・リスボンにてハイブリッド形式で開催された。今大会は「アクセシビリテ...

中国のデジタル出版の2024年売上高、過去最高を更新

2025年8月27日付けの新華網の記事で、8月27日に「2024-25年中国デジタル出版産業年次報告」(2024-2025年中国数字出版产业年度报告)が発表されたとしています。記事によると、同報告では、中国のデジタル出版産業の売上高は増加し続けており、2024年の年間総売上高は、前年比8.07%増の1兆7000億元(日本円で約36兆円)に達し、過去最高を更新したとしているとあります。新华鲜报丨“数”读魅力!我国数字出版产业规模超1.7万亿元(新華網, 2025/8/27)中国...

国際図書館連盟(IFLA)、「グリーンライブラリー賞/グリーンライブラリープロジェクト賞2025」の授賞館を発表

2025年8月20日、国際図書館連盟(IFLA)の環境・持続可能性と図書館に関する分科会(Environment, Sustainability and Libraries Section:ENSULIB)が、「グリーンライブラリー賞/グリーンライブラリープロジェクト賞2025」の授賞館を発表しました。同賞は、環境や持続可能性に配慮した取組を行っている図書館であるグリーンライブラリーや、グリーンライブラリーに関する優れたプロジェクトを行っている図書館を表彰するものです。各賞の...

文化庁、「AIを含めたデジタル技術の進展に対応した著作権等に係る諸問題に関する諸外国調査」報告書を公表

文化庁のウェブサイトに、2025年3月付けで「AIを含めたデジタル技術の進展に対応した著作権等に係る諸問題に関する諸外国調査」報告書と調査結果概要が掲載されています。同調査は、AIを含めたデジタル技術の進展に対応した著作権等に係る諸問題について、多角的な観点から調査研究を実施することにより、我が国の著作権政策の立案に資することを目的としたもので、株式会社シード・プランニングへの委託により実施されました。調査・研究(文化庁)「AIを含めたデジタル技術の進展に対応した著作権等に係...

【イベント】文化庁及び文化遺産国際協力コンソーシアム、第36回文化遺産国際協力コンソーシアム研究会 2025-2026 日中韓文化交流年記念事業「日中韓における文化遺産政策のいま―近年の法改正をめぐる背景と展望―」(9/14・東京都)

2025年9月14日、第36回文化遺産国際協力コンソーシアム研究会 2025-2026 日中韓文化交流年記念事業「日中韓における文化遺産政策のいま―近年の法改正をめぐる背景と展望―」が、文化庁と文化遺産国際協力コンソーシアムの共催により、東京文化財研究所(東京都台東区)で開催されます。近年、文化遺産保護と地域社会・経済との調和や、従来保護の対象とされてこなかった多様な文化遺産への関心の高まりといった、既存の保護の枠組みでは対応しきれない課題に対して、制度改革を通じた柔軟かつ実...

国立青少年教育振興機構、「高校生の科学への意識と学習に関する調査-日本・米国・中国・韓国の比較-」の結果を公表

2025年7月3日、独立行政法人国立青少年教育振興機構青少年教育研究センターが、「高校生の科学への意識と学習に関する調査-日本・米国・中国・韓国の比較-」の結果を公表しました。調査は、高校生の科学に対する意識や学習状況を多角的に把握するため、2024年9月から2025年1月にかけて、日本、米国、中国、韓国の高校生を対象として実施されました。高校生の科学への意識と学習に関する調査-日本・米国・中国・韓国の比較-〈令和7年7月発行〉(国立青少年教育振興機構)※二つ目のURLは報道...

E2805 – 2025年CEAL年次大会及びNCC公開会議<報告>

カレントアウェアネス-ENo.504 2025.07.03E28052025年CEAL年次大会及びNCC公開会議<報告>国立国会図書館利用者サービス部複写課・石澤文(いしざわあや)、国立国会図書館関西館文献提供課・平澤大輔(ひらさわだいすけ)2025年3月、米・オハイオ州コロンバスにおいて、東亜図書館協会(CEAL)年次大会と北米日本研究資料調整協議会(NCC)公開会議(E2709参照)が開催され、国立国会図書館(NDL)から筆者2人が参加した。●CEAL年次大会(3月12日...

中国の研究者の研究公正や出版倫理に対する意識(文献紹介)

2025年5月28日付けで、中国科学院文献情報センターが刊行する図書館情報学分野の査読誌“Journal of Data and Information Science”に、中国の研究者の研究公正や出版倫理に対する意識等を調査した論文“Perceptions and recommendations about research integrity and publishing ethics: A survey among Chinese researchers on trai...

中国の文化・観光部、2024年の文化・観光発展統計公報を公表:公共図書館に関する統計も掲載

2025年5月30日、中国の文化・観光部が、2024年の文化・観光発展統計公報を公表しました。公報の中には全国の公共図書館に関する統計情報(2024年末時点)も掲載されており、以下のような内容が示されています。・公共図書館数は3,248館であり、就業人員数は6万1,000人・公共図書館の総蔵書数は15億冊であり、前年比4.8%増加・来館者数は13億4,000万人であり、前年比15.8%増加・館外貸出冊数は8億4,000万冊であり、前年比7.0%増加中华人民共和国文化和旅游部2...

中国・敦煌研究院、「デジタル蔵経洞」データベースを正式公開

2025年5月31日、中国の敦煌研究院が「デジタル蔵経洞」データベース(“数字藏经洞”数据库平台)を正式に公開しました。発表によると、同データベースは、国内外の機関に所蔵されている敦煌莫高窟蔵経洞から出土した文化財のデジタル資源を集約したもので、約9,900巻を超える経巻等が公開されているとしています。藏经洞发现125年 敦煌文物在数字世界“重聚”(敦煌研究院, 2025/5/31)数字藏经洞发布暨丝路大都会:敦煌及丝路沿线的艺术、文献与文化国际学术会议在敦煌研究院举办(敦煌...
'}}})()