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日本電子出版協会(JEPA)、2024年の「JEPA電子出版アワード」の結果を発表:大賞は「書店在庫情報プロジェクト」

2024年12月18日、一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)の第18回「JEPA電子出版アワード2024」の結果が発表されました。 大賞は、一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)、株式会社カーリル及び版元ドットコムによる「書店在庫情報プロジェクト」です。 受賞者の一覧は、以下のとおりです。 ・ デジタル・インフラ賞 書店在庫情報プロジェクト(JPIC・版元ドットコム・カーリル)【大賞】・ スーパー・コンテンツ賞  子供の科学100周年(誠文堂新光...

英国の図書館情報専門家協会(CILIP)、著作権を保護することでクリエイティブ分野とAI分野の成長を促進するよう英国政府に求める組織連合“Creative Rights in AI Coalition”に参加

2024年12月13日、英国の図書館情報専門家協会(CILIP)は、著作権を保護することでクリエイティブ分野とAI分野の成長を促すよう英国政府に求める組織連合“Creative Rights in AI Coalition”(CRAIC)に参加すると発表しました。 CRAICは、主に同国の出版者、作家、アーティストらを代表する権利者団体等で構成され、著作権とAIに関する政府の意見募集の開始に先立って発足しました。著作権と生成AIをめぐる政策に関する三つの主要原則を掲げ...

米・ハーバード大学ロースクール図書館で“Institutional Data Initiative”が立ち上げ

2024年12月12日、米・ハーバード大学ロースクール図書館に“Institutional Data Initiative”(IDI)が立ち上げられました。 IDIは、同大学ロースクールのLibrary Innovation Lab(LIL)により立ち上げられた研究プログラムです。図書館や政府機関を含む知識機関(knowledge institutions)と協力し、それら機関のコレクションをデータとして整備・公開していくとしています。AIを始めとするあらゆる用途のた...

米・イェール大学図書館、デジタル化された資料を活用するためのAI、“Digital Collections AI”のプロトタイプを開発

2024年11月25日、米・イェール大学図書館が、デジタル化された資料を活用するためのAI、“Digital Collections AI”のプロトタイプを開発したと発表しました。 このアプリケーションは、AIを活用した大規模言語モデル(LLM)を用いて、OCRで変換されたデジタルテキストを、人間よりもはるかに高速に読み取り、要約や分析を行い、内容に関する質問に答えることができるとあります。現在は、同大学内でテストや改良を行っている段階です。 Yale Libr...

カナダ・カルガリー大学図書館におけるAIレファレンスチャットボットの導入(記事紹介)

2024年12月12日付けのOCLC Researchのブログ“Hanging Together”に、カナダ・カルガリー大学図書館におけるAIレファレンスチャットボットの導入に関する記事“Implementing an AI reference chatbot at the University of Calgary Library”が掲載されています。 カルガリー大学図書館では、大規模言語モデル(LLM)と 検索拡張生成(RAG) 技術を組み合わせた商用のAI製品を...

人間文化研究機構、「人文学・社会科学のDX化に向けた研究開発推進事業(データ基盤の開発に向けたデジタル・ヒューマニティーズ・コンソーシアムの運営)」の連携機関を発表

2024年12月10日、大学共同利用機関法人人間文化研究機構が、「人文学・社会科学のDX化に向けた研究開発推進事業(データ基盤の開発に向けたデジタル・ヒューマニティーズ・コンソーシアムの運営)」の連携機関を発表しました。 同事業は、日本における人文学諸分野の研究DXを推進する基盤となるデータ基盤の開発に向け、国内機関の協働体制を構築するとともに、データ規格のモデルガイドライン策定や人材育成等を推進することを目的としています。 外部有識者を含む委員会による審査を踏...

マレーシア国立図書館のAI、機械学習及びデータサイエンスに関するロードマップ(記事紹介)

2024年11月30日付けで、国際図書館連盟(IFLA)のウェブサイトに、人工知能(AI)、機械学習及びデータサイエンスに関するマレーシア国立図書館(NLM)のロードマップに関する記事“Preparing for Tomorrow: A Roadmap for AI, ML, and Data Science in the National Library of Malaysia”が掲載されています。著者は、NLMのWan Azuan Shah bin Wan Mohame...

日本学術会議、提言「第7期科学技術・イノベーション基本計画に向けての提言」を公表

2024年11月28日付けで、日本学術会議が提言「第7期科学技術・イノベーション基本計画に向けての提言」をウェブサイト上で公表しています。 同会議の科学者委員会学術体制分科会が中心となって審議を行い、同会議として公表するもので、第7期科学技術・イノベーション基本計画に向けた提言と各提言を支える基本的な考え方等が示されています。 What's new(日本学術会議)※2024年11月28日付けで「提言「第7期科学技術・イノベーション基本計画に向けての提言」を公表し...

国立大学図書館協会、「国立大学図書館協会の活動におけるAIへの対応について」を発表

2024年11月15日付けで、国立大学図書館協会が「国立大学図書館協会の活動におけるAIへの対応について」を発表しました。 同協会のAIへの対応方針として、「国立大学図書館協会ビジョンでの対応」「AI活用における課題把握および取り組み実施」の二点が示されています。 声明・見解・プレスリリース(国立大学図書館協会) 国立大学図書館協会の活動におけるAIへの対応について 参考:「「2030デジタル・ライブラリー」推進に向けたロードマップ」が公開

E2751 – 第34回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

カレントアウェアネス-E No.491 2024.11.21 E2751 第34回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告> 利用者サービス部サービス企画課・松﨑宏樹(まつざきひろき)、 電子情報部電子情報企画課資料デジタル化推進室・井上佐知子(いのうえさちこ) 2024年9月11日から14日まで、日本資料専門家欧州協会(EAJRS;E2647 ほか参照)第34回年次大会が、ブルガリアの聖クリメント・オフリツキ・ソフィア大学でのオンサイト及びオンラ...
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