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ニュージーランドの学位論文に関する新たなプロジェクト(文献紹介)

オープンアクセス(OA)誌“Journal of Librarianship and Scholarly Communication”(JLSC)の13巻1号に、ニュージーランドの学位論文に関する新たなプロジェクトを概説した論文“The New Zealand Thesis Project: Connecting a Nation’s Dissertations Using Wikidata”が掲載されています。著者は、ニュージーランドのオタゴ大学のTamsin Braish...

E2777 – 研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言とロードマップ

カレントアウェアネス-ENo.498 2025.03.13 E2777研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言とロードマップ京都大学情報環境機構データ運用支援基盤センター・西岡千文(にしおかちふみ)2024年4月、研究を実施・助成・評価する機関や研究情報基盤を提供する機関の関係者らのグループによって、「研究情報のオープン化に関するバルセロナ宣言」(以下「宣言」)が公開された。宣言では研究情報を「研究の実施およびコミュニケーションに関する情報」と定義している。研究情報の具体例...

E2769 – シンポジウム「機関リポジトリ活用の可能性」<報告>

カレントアウェアネス-ENo.496 2025.2.13 E2769 シンポジウム「機関リポジトリ活用の可能性」<報告> 東京外国語大学・高橋洋成(たかはしよな)、中山昌也(なかやままさや)2024年12月23日、東京外国語大学においてシンポジウム「機関リポジトリ活用の可能性:フィールド研究データの蓄積・活用」がハイブリッド形式で開催された。本シンポジウムは、東京外国語大学のオープンアクセス(OA)加速化事業の一環として企画され、機関リポジトリを用いて研究データをオープン化し...

E2770 – フォーラム「オープンサイエンスを社会につなぐために」報告

カレントアウェアネス-ENo.496 2025.02.13 E2770 フォーラム「オープンサイエンスを社会につなぐために」報告 関西館図書館協力課・山口琴衣(やまぐちことえ)2024年11月6日、国立国会図書館(NDL)は、第26回図書館総合展において、フォーラム「オープンサイエンスを社会につなぐために―国立国会図書館の取組を踏まえて」を開催した。本稿ではその概要を紹介する。●基調講演「オープンサイエンス その新規性の持つ意味」/倉田敬子(NDL館長)ユネスコのオープンサイ...

RDA-USとNISO、永続的識別子(PID)についてのANSI/NISO規格作成で協力

2025年2月4日、研究データ連盟(Research Data Alliance)の米国地域グループであるRDA-USと米国情報標準化機構(NISO)が、永続的識別子(PID)についてのANSI/NISO規格の作成において協力することが、NISOのウェブサイト上で発表されました。RDA-USはPIDや関連システムについての専門知識等を提供し、NISOは作業ワーキンググループの運営を管理するとあります。Press Release (NISO)※2025年2月4日付けで、“RDA...

Crossref、Retraction Watchが提供する学術論文の撤回・訂正情報がAPIを通じて利用可能に

Crossrefの2025年1月29日付けのブログ記事で、Retraction Watchが提供する学術論文の撤回・訂正に関する情報が、CrossrefのREST APIを通じて利用可能になったことについて発表されています。Crossrefは2023年9月、米国の非営利団体The Center for Scientific Integrityから撤回論文のデータベースRetraction Watch Databaseを取得し、これまでCSV形式で公開してきましたが、今回、AP...

E2761 – 「電子リソースデータ共有サービス」の概要と検討の経緯

カレントアウェアネス-ENo.494 2025.01.16 E2761 「電子リソースデータ共有サービス」の概要と検討の経緯 国立情報学研究所・三村千明(みむらちあき)電子リソースデータ共有サービスは、電子リソースの管理に必要なデータを共有する、国立情報学研究所(NII)の5つのサービスの総称である。これによって、各機関において重複している電子リソース業務を減らすとともに、さらなる電子リソースの活用を促すことを目的としている。本稿では、各サービスの概要と検討の経緯、今後の展望...

米・オーディオ出版協会と英・出版社協会のAudio Publishers Group、AI音声のオーディオブックを表す名称に関するガイドラインを策定

2024年12月19日、米国のオーディオ出版協会(Audio Publishers Association:APA)と英国の出版社協会(Publishers Association)に属するAudio Publishers Groupは、AI音声のオーディオブックを表す名称に関するガイドラインを策定したと発表しました。発表によると、オーディオブック市場において、現在、AI音声を用いた様々な種類のオーディオブックが異なる名称で流通しており、出版者、小売業者、消費者の間で混乱が生...

CA2074 – 「全国書誌」から「全国書誌データ」へ:全国書誌提供サービスの「これまで」と「いま」 / 田中亮之介

PDFファイルカレントアウェアネスNo.362 2024年12月20日CA2074 「全国書誌」から「全国書誌データ」へ:全国書誌提供サービスの「これまで」と「いま」収集書誌部収集・書誌調整課:田中亮之介(たなかりょうのすけ)1. はじめに 全国書誌とは「ある一国で刊行されたすべての出版物を網羅的、包括的に収録した書誌」(1)であり、日本の全国書誌については国立国会図書館法(1948年2月公布)第7条で「館長は、一年を超えない期間ごとに、前期間中に日本国内で刊行された出版物の...

E2758 – マラケシュ条約の履行を促進するためのARLとCARLによる報告書

カレントアウェアネス-ENo.493 2024.12.19 E2758 マラケシュ条約の履行を促進するためのARLとCARLによる報告書 調査及び立法考査局議会官庁資料課・瀬戸口優里(せとぐちゆり)2024年2月、北米研究図書館協会(ARL)とカナダ研究図書館協会(CARL)は、「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」(以下「マラケシュ条約」;E1455、CA1831参照)の履行を促進するための最終調...
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