さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

【Digispark】Bluetoothのペアリング補助装置を作ってみる

2023年11月23日  2023年11月23日 
当方が愛用しているBluetoothキーボードには若干の不具合があるように見受けられます。それは、なんの前触れもなく接続が切れること。 キーボードの電源OFF/ONや電池交換をしても状況に変化はナシ。もちろん、キーボードのスリープでもありません。 PC的にはペアリング状態であるものの、なぜか接続が切れている。そんな雰囲気の症状がたまに現れます。 そうなると、一旦PCに登録されている該当キーボードのBluetooth情報を削除し、再ペアリングしないと回復しません。 その時に面倒なのがペアリング操作。ウチのキーボードはPIN入力方式のペアリングが必要であり、わずか…

[Windows11] スリープ/ウェイクアップ装置を作ってみる【その2 後編】

2023年10月2日  2023年10月2日 
先日 紹介 した"キーボード実験基板"ですが、ようやく形になりました。ので、簡単にご報告など。 前編の投稿からこんなにも時間がかかってしまったのは、発注した2つの部品にそれぞれ難点があったため。深く考えずに発注した自分のミスではありますが。 スイッチボックスに関しては、内寸の幅と長さが基板サイズとほぼ同等になっており、うまく収めるのが難しい感じでした。それは何とかなるとして、問題はスイッチと組み合わせた場合のスペース問題。 同時期に発注したスイッチの縦サイズが長すぎて、基板と一緒に収めるのは無理でした。で、慌ててロープロファイルのモノを改めて…

[Windows11] スリープ/ウェイクアップ装置を作ってみる【その2 前編】

2023年7月11日  2023年7月11日 
以前、Digisparkという開発ボードを使用し、Windowsのスリープ/ウェイクアップコードを送出できるUSBデバイスを 作成 しました。 ボタンを長押しするとスリープの、短押しするとウェイクアップのキーコードを送出することで、Windows PCのスリープ/ウェイクアップをUSB接続のリモート環境で制御できる、というデバイスです。 その動作に問題はなく、特に不満もありません。もちろん、現在も絶賛稼働中。けれども、ちょっと面白げなデバイスを見つけてしまい、新たに作り直そうか、という機運が高まりました。 ichi's workspace キーボード実験基…

[Windows11] スリープ/ウェイクアップ装置を作ってみる

2022年7月8日  2022年7月8日 
より快適なPC環境を目指してたどり着いた自分なりの解答。それが、ノートPCのフタ(ディスプレイ)を閉じたまま使用する、デスクトップPC的な運用でした。 けれども、ひとつだけ満足できない点が。閉じたフタの下にある電源ボタンへのアクセスが難しく、スリープ/ウェイクアップの操作が少し面倒なところです。 しかも、キーボードとマウスはワイヤレス接続なので、これらを使ってのウェイクアップにも期待できません。 とりあえずの解決策として、スリープは適当なスクリプトをキーボードのショートカットに登録し、ウェイクアップはWoL(Wake on LAN)アプリを使っておりました。 …

nasneの電源をUSB PD化して消費電力を見てみる

2022年6月15日  2022年6月15日 
先日導入したSONY製ネットワークレコーダー" nasne "。セットアップも完了し、安定稼働を始めました。が、落ち着いてくると、常時スタンバイ運用における消費電力(と言うか、ぶっちゃけ電気料金)が気になってきました。 ワットチェッカーなる機器を使用すれば、手軽に消費電力をチェックできたりするのですが、あいにく手元にはありません。 ということで、電源をUSB PD化することに。USB電流・電圧チェッカーならすぐに用意できるので、お手軽に消費電力を知ることができます。 ということで、まずはnasneで使えるPDケーブルの製作からスタートです。 必…

指先サイズのPDトリガーを試してみる

2022年3月19日  2022年4月10日 
PDトリガーというのは、USB PDに対応した電源(USB-ACアダプタやモバイルバッテリ)から任意の電圧を取り出すことができるデバイスのこと。最近ではPDデコイ(DECOY)などと呼ばれたりもするそうな。言い得て妙、な感じではあります。 このデバイスを使うことで、USB PDをさまざまな機器の電源として利用できるようになります。たとえば当ブログでも" DCプラグをUSB PD化してみる(実用編) "と題して、Bluetoothスピーカーの電源をUSB PD化するネタを紹介しました。 で、今回購入したのは、上記写真の2点。いずれも10mm×…

[Nintendo Switch] JoyConのドリフト対策ふたたび

2022年3月11日  2022年3月11日 
スティックに触れていないニュートラルな状態なのに、画面やマウスポインタが勝手に動いてしまう...。Nintendo Switchの持病とも言える"ドリフト"の症状です。 以前にもJoyCon(L)で発生し、その時にはアナログスティック・ユニットをまるごと交換する形で対処しました。アナログスティックが新品の状態となったため、問題はすっかり解決。とても快適になりました。 で、時は流れて先日のこと、JoyCon(R)でもついに症状が発生。これでは快適にゲームを遊ぶことができません。早急に何とかしないと。 前回、JoyCon(L)の修理時に取り寄…

"ミニチュアバイス S-1"を試してみる

2022年3月3日  2022年3月3日 
手のひらサイズのかわいいバイス(万力)を買ってみました。モノは 新潟精機 の"ミニチュアバイス S-1"という製品。写真を見てのとおり、とってもコンパクトなサイズとなっております。 シリーズには、今回購入した"S-1"のほか、ネジ止め用の台座が付いた"S-2"、クランプで机などに固定できる"S-4"、シリーズ共通で使える当金である"S-4P"の3モデル+1パーツが用意されております。 サイズ的には、全長65mm×幅26mm×高さ22mmってな感じ。サイズはアバウ…

プラリペア(の代用品)を試してみる

2022年1月16日  2022年2月6日 
プラスチックの接着・補修に威力を発揮するという プラリペア 。以前から興味はあったのですが、(極めて個人的な感想として)費用対効果的にどうなのよ? という思いがあり、手を出さずにいました。 が、100円ショップに代用可能なアイテムがあるという噂を聞き付け「それなら、ちと試してみるか」という気に。 さっそく近所の ワッツ 系列の100円ショップMeets(ミーツ)に行ってみました。コスメティックコーナーをチェックしてみると、小瓶に入った" アクリルパウダーと混ぜると固まる スカルプチュア・3Dアートリキッド アクリルリキッド "なる製品を発見。近くに…

Pokemon Go Plus(偽)に自動化改造を施してみる

2019年10月28日  2020年1月7日 
全自動だけど接続確認も簡単で、便利に使っていた 第2世代の改造Pokemon Go Plus 。先日のこと、絶望的に回収が困難な場所に落としてしまいました。 しばらくは現場でジタバタしてみたものの結局どうにもならず、最終的には諦めることに。で、このままではポケモンGoが非常にやりづらくなるため、急遽新しいモノを手配することにしました。 なのですが、本物のPokemon Go Plusは入手困難。そこで、偽物であることを知りつつAliexpressにて1,500円ほどのヤツをオーダーしてみました。どんなモノか興味もあったりした次第です。 もう少し上乗せすれば、…

改造版micro SIMをnano SIM化してみる

2018年1月27日  2018年1月27日 
近い将来、スマホを変更する方向で動いているのですが、ちょっと困るのがSIMのサイズ。現在はmicro SIMで運用しているのですが、昨今のスマホはほとんどがnano SIM仕様な雰囲気です。 当然、SIMのサイズ変更は必須となりますが、SIMカッターでmicro SIM化した経緯があり、いまさら「nano SIMに変更して」とは言いにくい立場だったり。 そんな訳で、自力でなんとかしてみることにします。今回の作業ではSIMの端子部分を大きくカットする必要があり、SIMカッターの押し切り方式は不向きな感じ。あくまで個人的な思い込みではありますが、失敗イメー…

Pokémon GO Plusを自動化してみる

2017年9月30日  2017年10月8日 
以前購入し、未使用の状態で保管されていた2台目のPokémon GO Plus。改造した初代も問題なく動作しており、スペアとしての待機も不要そうな雰囲気です。 ということで、改造など施してみることに。初代は Auto/Manualの切り替えタイプ でしたが、今回はシンプルに自動化のみ...ではつまらないので、ひと手間を加えてもうちょっと便利にしてみます。 それは、Pokémon GO Plusが元から備えている接続確認機能を使えるようにする、というモノ。スマホと接続している状態でPokémon GO Plusのボタンを短く押すと、ブッと一瞬だけバイブレータ…

DCプラグをUSB PD化してみる(実用編)

2017年6月13日  2022年2月10日 
先日実施した テスト では良好な感触を得ることができました。ので、もう少し現実的なカタチを目指してみることに。そんなこんなで、DCプラグをUSB PD化してみる企画の第2段「実用編」をお送りします。 本企画のキモとなるのが、USB PDなACアダプタから指定した電力を引き出すことができる機器。 今回は、YZXstudioの"ZY12PD"というUSB PDトリガーデバイスを使ってみることにしました。写真ではサイズ感がわかりにくくなっておりますが、15mm×30mm程度の小さな基板に収まっております。 この"ZY12PD"に…

USB Type-C to micro Bな変換ケーブルを試してみる

2017年2月27日  2017年2月27日 
USB Type-C搭載デバイスが導入される見込みとなったので、いろいろと関連アイテムを物色している今日このごろ。 まずは、USB Type-C(オス)とUSB micro B(メス)を備えた変換ケーブルを購入してみました。モノはaxxbizの"CableBiz-C005"という製品。製造は中国ですが、米国のメーカーであるようです。 その用途は、USB Type-C搭載デバイスをウチにある従来のUSB micro Bな環境で充電するため。原則としてUSB Type-C搭載デバイスはネイティブな充電方式での運用を考えておりますが、US…

リチウムイオン充電器について考えてみる

2017年1月17日  2017年1月17日 
Pokémon GO Plusを充電池化するにあたり、結果的にはML2032を採用した訳ですが、もしそれがイマイチだった場合のプランBも用意しておりました。 それは、CR2032とサイズ互換のリチウムイオン充電池"LIR2032"を使用するという案。これに合わせて必要となる素材の一部はオーダー済みだったのですが、紆余曲折あり今回は見送りとなりました。 このままお蔵入りしてしまうのも寂しい気がするので、この場で簡単にご紹介しようかと。"LIR2032"を使用するためには充電器が必要となる訳ですが、自分で組むと結構安…

3Dプリントを試してみる(後編)

2016年12月5日  2016年12月5日 
実はWebからオーダー後、ほんの数日でモノは届いたのですが、いろいろあってこのタイミングとなりました。ということで、3Dプリントサービスを試してみた結果のご報告など。 まずは素材の所見から。もう少し乳白色的な色味を想像していたですが、見てのとおり真っ白です。素材自体の色というよりは、白で染色したような雰囲気。 本体は3mmほどの厚みがあるため、しっかりとした剛性を感じます。簡単に壊れることもなさそう。それでいて力を加えるとグニグニとしなる柔軟性も備えており、はめ込み式で何かに装着するような用途には適しているように思われます。 続いては造形に関して。エッジ…

3Dプリントを試してみる(前編)

2016年11月23日  2016年11月23日 
メインのスマホがNexus5になったことでUSB OTGが普通に使えるようになりました。これで、安心してさまざまなUSBデバイスが試せます。 以前 掲載 したスマホ用のサーマルユニット"Seek Thermal Compact"もそのひとつ。その時は綱渡り的な環境でしたが、今度はちゃんとメーカーの動作確認リストにも入っております。 けれども、少々問題となるのがUSBポートの向き。そのまま装着すると自撮りサーマルカメラになってしまいます。そんな訳で、やっぱり延長ケーブルを使うのですが、今回のポイントはスマホへのマウント方法。 Xperia …

Pokémon GO PlusにAuto/Manual切り替え改造を施してみる

2016年10月22日  2017年10月8日 
自転車で散歩するには良い季節になってきました。ついでにPokémon GOなどプレイすればタマゴの孵化もはかどりそう。特にスマホを見ることなくプレイを続けられるPokémon GO Plusは自転車との相性も良さげです。 そう思う一方で、ボタンを押すだけの操作とはいえ、走行中に注意がそれるのは好ましくないような気がしたり。 このモヤモヤを解決できそうなのが、ポケモンやポケストップに反応して自動でボタンを押す処理を行う自動化改造。幸いにして先達によるハードウェアハックの実績があり、ジャンパー線を1本飛ばすだけで実現できます。 ただ、これをすると常に超反応状…

Pokémon GO Plusをデコってみる

2016年9月28日  2016年9月28日 
機能的には申し分のない"Pokémon GO Plus"ですが、あの派手な赤白カラーは少々困りモノ。デザインのコンセプトは充分に理解できるのですが、いい大人が身に着けるには厳しい感があります。 ということで、なんとかしてみることに。最初に思いついたのは塗装ですが、ずいぶんとご無沙汰しており、やるなら道具からそろえなければなりません。 「となると貼る系でカッティングシートかなぁ」などと考えたのですが、ふと思い出して3Mの ダイノックフィルム を手配してみました。加工は未経験ながら、既製品は何度か使用しており、特性や貼り方がわかっているのも…

アセテート布粘着テープのススメ

2016年5月28日  2022年2月1日 
知っている人には定番だけれども、その存在すら知らない人も多いアイテム。プロフェッショナルの世界には良くある話ですが、今回ご紹介する"アセテート布粘着テープ"もそのひとつです。 形状としてはいわゆるテープそのもの。基材となる薄いアセテート布に粘着剤が塗布されており、何かをくっ付けたり固定したりする使い方も一緒です。 特性的には、基材自体の柔軟性が高いうえ若干の伸びもあるため、対象にある程度の凸凹があっても追従してくれます。ツメをあてがって引っ張れば手で切れるという作業性の高さもポイント。 粘着剤はそれなりに強力ですが、基材としっかり結合して…
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