CrowdStrikeは数ヶ月前にDebianとRocky Linuxを破壊していたが誰も気づかなかった 2024 7/20 Windowsデバイスで広範囲にブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)が発生し、航空会社、銀行、医療機関など、さまざまな分野で業務が中断しています。 原因は、クラウドベースの総合セキュリティソリューション「CrowdStrike Falcon」のアップデートによって配信されたドライバーファイルにあり、CrowdStrikeは問題を認め、MacやLinux PCには影響しないと説明しています。 今回の問題は突然発生したかのように思えますが、実は同じような問題が数ヶ月前にも発生し、DebianとRocky Linuxのユーザーが大きな影響を受けていたことがわかりました(Neowin)。 Hacker Newsによると今年の4月、CrowdStrikeのアップデートによ
2024年7月19日に発生した世界的なIT障害であるクラウドストライク事件に関連し、Microsoftが「2009年に欧州委員会からの要求に応じたのが原因でCrowdStrikeのクラッシュがWindowsに波及するのを防げなかった」と示唆したことが報じられました。 Blue Screens Everywhere Are Latest Tech Woe for Microsoft - WSJ https://www.wsj.com/tech/cybersecurity/microsoft-tech-outage-role-crowdstrike-50917b90 Microsoft points finger at the EU for not being able to lock down Windows - Neowin https://www.neowin.net/news/micr
19日午後1時40分ごろ、成田空港を拠点とするLCC=格安航空会社、ジェットスター・ジャパンの国内線の搭乗手続きのシステムが使えなくなるトラブルが起き、午後5時現在、国内線のあわせて20便の欠航が決まったということです。 会社では世界的に発生している大規模な障害の影響とみて原因を調べるとともに復旧作業を進めています。 また日本航空によりますと、19日午後2時すぎからホームページやアプリ上で航空券の予約など一部のサービスが利用できなくなっているということです。 利用できなくなっているのは、ホームページやアプリ上での国際線の予約や購入、それに予約の取り消しなどのサービスのほかマイルを交換して購入する航空券については国内線、国際線ともに予約や購入、予約の取り消しなどのサービスが利用できないということです。 会社によりますと、今回のシステムの不具合が、世界的に発生している大規模な障害と関連している
米Microsoftは7月20日(現地時間)、米CrowdStrikeのサービス更新が原因で世界同時多発的に発生したWindowsのブルースクリーン問題の影響を受けたPCが、世界で850万台と推定した。すべてのWindows端末の1%未満に当たるという。 同社は公式ブログで、この問題はMicrosoft側のインシデントではないが、Microsoftのエコシステムに影響を与えるので、24時間体制で作業し、サポートを提供していると説明した。 CrowdStrikeによる回避策、Windowsエンドポイントで状況を改善するための手順、手動修復ドキュメントとスクリプトなど、復旧に役立つ各種リンクも提示している。また、Azure顧客のためのインシデントの最新ステータスをダッシュボードで通知している。 CrowdStrikeは同日、この問題の原因と経緯を公式ブログで説明した。 Microsoftは、米
2024年7月19日に発生したCrowdStrike製セキュリティソフトのアップデート不具合で、世界中のWindows搭載デバイスがクラッシュしました。この影響で5億ドル(約730億円)もの損害を被ったアメリカのデルタ航空がMicrosoftとCrowdStrikeに損害賠償を求めた件について、Microsoftは「デルタ航空には障害発生直後に無償で支援を申し出たが、何度も断られた」と反論しています。 Microsoft fires back at Delta after outage, says airline declined help https://www.cnbc.com/2024/08/06/microsoft-fires-back-at-delta-after-outage-says-airline-declined-help.html Microsoft says Delt
7月19日午後、世界同時多発的に発生したWindowsのブルースクリーン問題。その原因となった米国のセキュリティベンダー、CrowdStrikeのジョージ・カーツCEOが自身のXアカウントで状況を説明した。この投稿はすでに350万回近く表示されている(日本時間午後9時時点)。 カーツCEOは「これはセキュリティインシデントやサイバー攻撃ではありません。問題は特定され、修正が展開されています。最新アップデートについてはサポートサイトを参照するように案内しています。今後もWebサイトで完全かつ継続的なアップデートを提供していきます」と状況を説明。さらに、CrowdStrikeが顧客企業に積極的に協力していること、顧客のセキュリティと安定性を確保するため、社員を総動員していることなどを報告した。謝罪の言葉はみられなかった。 この投稿に対し、利用者とみられる人たちから質問が相次いでいる。「Falc
世界中のWindows搭載PCにおいてブルースクリーンオブデスを発生させてしまったCrowdStrikeの問題について、エンジニアのパトリック・ワードル氏が原因を分析してXに投稿しました。 I don't do Windows but here are some (initial) details about why the CrowdStrike's CSAgent.sys crashed Faulting inst: mov r9d, [r8] R8: unmapped address ...taken from an array of pointers (held in RAX), index RDX (0x14 * 0x8) holds the invalid memory address@_JohnHammond pic.twitter.com/oqlAVwSlJj— Patri
CrowdStrike社のセキュリティソフトに起因するWindowsのシステム障害(BSOD)について 7月19日に発生しましたWindowsを搭載したパソコンでの全世界的なシステム障害につきまして、CrowdStrike社(以下CS社)のセキュリティソフトFalcon Sensorのアップデートに起因する障害であると、同社から連絡を受けております。マクニカでは、CS社の国内販売代理店として、本障害に関する情報を入手し次第、弊社ホームページ上にてご報告してまいります。 すでに、CS社からは、問題の原因は突き止め、復旧とお客様へのサポートに全力を尽くしていると報告を受けています。弊社でも、現在、ご契約のお客様の業務が復旧するよう全力でサポートに当たっております。お客様、販売パートナー様におかれましては、下記を参考の上、ご不明な点等ございましたら、弊社問い合わせ先までご連絡いただけますよう、ご
世界各地でコンピューターの大規模なシステム障害が発生し、交通網の混乱のほか、金融機関や医療など多くの分野で業務に支障が出たことで、保険会社は多額の保険金請求に直面するとみられる。19日、ニューアーク。リバティー国際空港で撮影(2024年 ロイター/ Bing Guan) Noor Zainab Hussain [19日 ロイター] - 世界各地で19日、コンピューターの大規模なシステム障害が発生し、交通網の混乱のほか、金融機関や医療など多くの分野で業務に支障が出たことで、保険会社は多額の保険金請求に直面するとみられる。 障害を引き起こしたのはサイバーセキュリティ企業クラウドストライクのセキュリティーソフトで、マイクロソフト(MS)の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」で不具合が生じた。 保険ブローカー、マギル・アンド・パートナーズのサイバー担当パートナー、ライアン・グリフィン氏は「保険会社は
世界で同時多発的に発生している、Windowsのブルースクリーン障害。国内外で影響が出ており、各国の空港・航空会社でシステム障害が発生している他、イギリスではロンドン証券取引所が、米国では緊急通報サービスなどに影響。国内でも複数の企業が障害のあおりを受けている。 これらの障害の多くは、米CrowdStrike製セキュリティソフトを導入しているPCで発生することが判明している。すでに同社から回復方法が案内されているものの、アップデートなど自動更新で解決するものではなく、Windowsシステムを直接触る必要があるため、回復までに相応の時間がかかると見込まれる。 ブルースクリーン障害の影響を受けている1社である、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)によると、午後2時ごろからパーク内店舗のPOSレジでブルースクリーンが発生。午後2時半にはレジ復旧のため全店舗の営業を終了。現在復旧作業に当たっ
【解決策あり】PCが夏休みモードに? 全世界のWindowsにブルースクリーン障害発生2024.07.19 17:00109,938 岡本玄介 とつぜん出たら心臓が止まるあの恐怖。 7月19日、世界各地のWindowsユーザーたちから、PCが操作できなくなって画面に青いスクリーンが表示される「死のブルースクリーン(BSOD, Blue Screen Of Death)」現象が起きたという報告があがっています。 Xではトレンド上位がこの関連で占められています。 Image: X原因は? どうやら原因は企業向けセキュリティー・サービスの「Crowdstrike」にある模様。海外の掲示板「reddit」いわく、CrowdStrikeのエンジニアがその原因を突き止めたようです。 日本の子供たちは今日から夏休みなので、もしかしてWindowsも? なんてことはありませんでした。 解決方法は?執筆時、
米サイバー保険企業のParametrix Solutionsは7月24日(現地時間)、19日に世界同時多発的に発生したWindows PCの障害で、米国のFortune 500企業の4社に1社が影響を受け、総額54億ドルの損失を被った可能性があると発表した。 Parametrixによると、平均して1社あたり推定4360万ドルの損失を被ったという。特に打撃を受けたのは医療部門で、停電により約19億ドルの損失を被った。 CrowdStrikeのセキュリティソフトウェア市場でのシェアは2023年の段階でわずか15%だったが、そのシェアはFortune 500企業に集中しているという。CrowdStrike自身によると、Fortune 500の中の298社が顧客だ。 Parametrixは54億ドルという推定値を、Fortune 500の「大半を含む6000社の主要テクノロジー企業のリアルタイムの
New Recovery Tool to help with CrowdStrike issue impacting Windows endpoints The Microsoft Recovery Tool was updated 7/22/2024 as version 3.1. While fundamentally there are no functional changes to the tool, for the Recover from WinPE option, we have expanded the logging, reattempt logic, and error handling. For the Recover from safe mode for USB delivery, we’ve added in better user awareness cues
7月19日、世界各地のWindows PCが「ブルースクリーン」でダウンしたシステム障害が大きな話題になっています。いったい何が原因だったのか、解析が進んでいます。 ブルースクリーンの原因は?システム障害が起きたのはCrowdStrike(クラウドストライク)による企業向けセキュリティ製品を導入しているWindows PCです。米国の公式ブログや、日本の販売代理店であるマクニカが技術的な背景を説明しています。 実際に起こった現象としては、Windowsが再起動を繰り返すというものですが、これが世界規模で同時に起きたことで多大な混乱を引き起こしています。巻き込まれた人は不運だったというしかありません。 ブルースクリーンはWindowsに昔から組み込まれているエラー画面で、システムを強制的に停止せざるを得ない致命的な状況に陥ったことを示しています。 Windowsのバージョンによって表示内容は
米CrowdStrike(クラウドストライク)のセキュリティー製品のバグに端を発した世界的なシステム障害が収まらない。米国では発生から2日以上経過した2024年7月21日正午時点(米国時間、以下同)でも、航空業界を中心にトラブルが続いており、専門家などは「史上最大のIT(情報技術)障害」と指摘する。影響の大きさと判明している原因をリポートする。 バグが見つかったのはクラウドストライクの「Falcon」Windows版に提供されたアップデートファイル。Falconはマルウエアなどの攻撃を防ぐセキュリティープラットフォームで、PCなどの端末にエージェントソフトウエアをインストールして脅威を検出する。このエージェントソフトウエアのアップデートに含まれていたファイル「C-00000291*.sys」に不具合があった。問題が見つかったのはWindows版のみで、Mac版とLinux版には影響がないこ
弊社でサポートさせて頂いているお客様について、本件に関連する障害は概ね収束していると認識しておりますので、本ページの更新もこれで終了とさせていただきます。 今後はこれまでの更新情報を参照ください。 (2024年7月23日 10:45更新) 弊社エンジニアによる検証記事をアップしておりますので、合わせてご確認ください。 【2024年7月19日に発生したWindowsサーバー障害に関する記事】レスキュー用Windows EC2インスタンスを作成し、復旧対象のWindows EC2インスタンスから不要なファイルを削除する方法 本記事にもございますが、最新情報は、AWS サービスヘルスダッシュボードのアナウンスを参照することをお勧めします。ダッシュボードは現在も更新されており、最新情報を確認するためにリンク先を参照することを強く推奨します。アナウンスの内容が変更されることもあるので、定期的な確認が
米マイクロソフトは、日本時間7月19日午後に発生したクラウドストライクの障害で、1%未満のWindows端末が影響を受けたとみられると発表した。 この障害は、サイバーセキュリティ企業のクラウドストライクがソフトウェアアップデートをリリースした直後に発生した。世界中のWindows PCが突如シャットダウンし、ブルースクリーンがループして復帰できないなどの声が相次いだ。 マイクロソフトによると、同障害は約850万台のWindows端末に影響を与えたと推定され、これは全Windows端末の1%未満に相当するという。今回の障害では、航空会社や銀行の窓口が停止するなど、社会経済活動に大きな影響を与えたが、この点については「多くの重要なサービスを運用している企業が、クラウドストライクのソリューションを使用していたことがわかる」とも付け加えている。 日本マイクロソフトでは、障害を受けたユーザーに対して
クラウドストライク事件(クラウドストラクじけん)は、クラウドストライクが作成したセキュリティソフトウェアの欠陥のあるアップデートにより、2024年7月19日にWindows 8以降を搭載したWindows搭載PCがクラッシュする、全世界的なシステム障害である[1][2]。世界中の企業や政府を巻き込んだこの障害は、情報技術史上最大とも言われている。航空会社、空港、銀行、ホテル、病院、株式市場、放送などが影響を受けたほか、緊急電話番号やウェブサイトなどの政府サービスも影響を受けた。 世界的な経済的被害は少なくとも100億ドルと推定されている。数時間以内にエラーが発見され、修正版がリリースされたが、影響を受けたコンピュータは手動で修正する必要があったため、多くのサービスで障害が続いた。 クラウドストライク社のロゴ 7月18日、欠陥のあるアップデートの前に、マイクロソフトは、一部の企業のストレージ
~8.5 million Microsoft Windows operating systems crash worldwide, causing global disruption of critical services On 19 July 2024, American cybersecurity company CrowdStrike distributed a faulty update to its Falcon Sensor security software that caused widespread problems with Microsoft Windows computers running the software. As a result, roughly 8.5 million systems crashed and were unable to prope
コロナで自粛が求められた際、果たしてどれだけの企業が在宅勤務できたでしょうか。設備の整った大企業であればまだしも、多くの企業ではVPNやアンチウイルスソフトなどセキュリティ面が揃っておらず、結局社員はオフィスに出社せざるを得なかったのが現実です。 そんなセキュリティ面でのネックを丸ごと解消してしまうのがクラウドストライクです。クラウドストライクを導入すれば、どんな企業でも安心して社員にPC持ち出しをさせることができる。そうなれば、“1億総テレワーク社会”も実現するでしょう……。 そう語るのは『2025年を制覇する破壊的企業』を上梓したベンチャーキャピタリストの山本 康正氏だ。クラウドストライクとはどんな企業か? 同氏に聞いた。 “1億総テレワーク社会”のトリガーになる VPNやアンチウイルスソフトといった、いわゆるファイヤーウォール。インターネット上に防火壁のような境界を設定してセキュリテ
How do I recover AWS resources that were affected by the CrowdStrike Falcon agent? Short description On July 19th 2024 at 04:09 UTC, an update to the CrowdStrike Falcon agent (csagent.sys) caused Windows based devices to experience unplanned stop errors or blue screen. Affected devices include Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) instances and Amazon WorkSpaces Personal virtual desktops. This
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