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厚生労働省は26日、患部を内側から広げるため金網の筒(ステント)を入れる治療で、食道や腸に穴があ... 厚生労働省は26日、患部を内側から広げるため金網の筒(ステント)を入れる治療で、食道や腸に穴があいたとみられる事例が国内で53件報告されていると公表した。うち16件は腹膜炎や出血を起こし死亡していた。厚労省は患者の状態を慎重に確認して治療するよう呼びかけている。 ステントは食道用が1995年、胃十二指腸用が2009年、大腸用が11年に承認された。穴があいた事例は食道用が5件(うち死亡1件)、胃十二指腸用19件(同8件)、大腸用29件(同7件)。ほとんどはがん患者で、放射線治療や化学療法で組織が弱くなることが背景にあるという。 厚労省は11月、メーカーに添付文書の警告欄への追記を指示。がんが進行していたり、放射線治療または化学療法を受けていたりする患者への使用は慎重に判断するよう求めている。
2012/12/28 リンク