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〈世の中の風当たりにも耐えるよう防護ガウンを今日も着込んで〉。大阪府内の病院の救急科専門医で、新... 〈世の中の風当たりにも耐えるよう防護ガウンを今日も着込んで〉。大阪府内の病院の救急科専門医で、新型コロナウイルス感染者の治療にも当たる愛知県出身の男性が、歌人「犬養楓」のペンネームで、現場の日々を短歌にしている。2度目の緊急事態宣言が出され、全国で感染拡大が続く現状に「自分の歌を発信することで、人々の行動を変えたい」と語る。2月に第1歌集「前線」を刊行する。(松崎晃子) 犬養さんは、短歌をたしなんでいた祖母の影響で、18歳で自分も始めた。身近な日常を題材に、インターネット上で発表してきたが、勤務先が感染者を受け入れるようになった昨春からは、コロナ禍を詠み始めた。昨年、三十首の連作が、短歌の大きな賞の1つ「短歌研究新人賞」で、新人賞、次席に続く「候補作」に選ばれた。 冒頭の歌は、自身が感じる世間の偏見を表現した一首。医療従事者として、今回の事態に向き合わなくてはならないが、外出する人の減らな
2021/02/02 リンク