2025-11-04

映画】犬屋敷怪奇を見た

13点。

バカが撮った映画

 

とりあえず「実は倫理観がないYoutuber犯人でした~✌」のオチもうやめろ。承認欲求をこじらせた人間はなんでもやるから気を付けようねは耳タコだけどまぁテーマとしていいとして、だからといって「頭がおかしいとしか思えない事件」は「Youtuberだったらしょうがないよね」ではオチんよ。

 

犬の一人称視点映像で始まるんだけど最初から何もかもが不自然映画撮ってるやつヘタクソか?と思って見てるとすぐに「どうせこれ犬じゃなくて人間なんやろ」と気付く。「まさか」じゃなくて「どうせ」なのがミソ。

家にお巡りさんがやってくるんだけどなぜか異常に上がりたがる。無理やりトイレを貸してくれと家に上がり込み、なぜか地下室の扉に直行するお巡り。開けると中から拘束された女が飛び出してくる。驚くお巡りの後ろでどう見ても紙製にしか見えない工業用のロングハンマーを片手で振り上げる母親!うんち!

そうして家の地下にはいろんな人間「犬」として飼われており、家族キチガイ一家だったことがわかる。で、電気ビリビリしたり、ピーラーで顔の皮剥がして「は~い、グロ皆さんお好きでしょ~」とやすっぽいサービスシーンを提供して、最後に「こいつらYoutuberでした~」で終わり。

なんもオチてないよ。

なんかギスギスした一家だなからキチガイ一家であることがわかるスイングは多少面白いし、キチガイ演技も楽しくはあるけど結局この映画も「で?」なんだよな。あと細かいところの作りが雑すぎる。

 

なんでホラー映画って真面目に撮られないんだろう。

犬の主観視点だと思ったら実は犬でしたも主観視点映像適当からなんのサプライズにもならんし、ホラー展開で段ボール製にしか見えないハンマー使うし、別にトンカチでよかったし、オチももっとちゃんと考えられただろ。

ホラー映画いつまでも映画界で下の方に見られるって怒ってる人いるけど、これじゃしゃーないよ。

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